仏の顔も3℃まで

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…という挨拶すら懐かしいな…みなさん元気に趣味に邁進されてますか?


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機動戦士ガンダム00 第19話感想『絆』

最初から最後まで微妙に会話が噛み合わない男、刹那(挨拶





阿修羅を凌駕してお疲れのハム兄さんは今週お休み。
代わりに頑張る主人公勢。ツッコミどころも満点の主人公勢。
昨日の敵は今日の友。仲良きことは美しきかなww







・「お前達が、その機体が、ガンダムであるものか」
日本語訳すると(苦笑
「戦争根絶を体現する絶対的な力=ガンダムが、理由なく、いたずらに命を奪っていいはずがない、故にお前達が戦争根絶の理念を掲げて戦うことは間違っている」と言いたいんじゃないかと。
刹那の問答無用っぷりに吹いた。
「あたしら味方よ!」→「違う」
「我々は戦争根絶を」→「違う」とりあえず全否定。それがせっちゃんのジャスティス!
「錯乱したか…」ヨハン兄の冷静すぎるコメントが笑える。


普通に通信して会話が出来てるのがちと不思議ですが、GN粒子の撒布濃度が薄いから?でもエクシアのアンテナは立ってたしなぁ(襟のアンテナが立っている=GN粒子を撒布している、って言うのはデュナメスvsハムフラッグ戦で確認済み)
それともガンダム同士ならおーけーなのか。



・力任せの戦闘、いまだ改善なし。
先週の次回予告でも気になってたんだが、GNバスターソードを構えているツヴァイ相手に、連続してソードを叩きつけるだけって言うのはどうなんだ。
自分から撃ってもかすりもしなかったビームが、反対にアインから狙撃されてシールドがあっさり破砕。一対三で不利な状況を差し引いても、技量的な面を何とかしないとガンダムにはなれないぞ刹那。



・その上をいくヘタレなファング攻撃
単純に、刹那がエクシアのレンジ外からの攻撃に注意していたからって理由もあるが、狙い済ましたようにファングが迎撃されまくってました。フラッグにも回避されてたし、サイコミュ誘導じゃないとやはりこういう手合いの武器はイマイチか。攻撃パターンが決まっているのかしら。



ヴァーチェ、介入
不思議だ、ティエリアのポジションがピッコロさんかベジータのようだ…。
いずれにせよ、ヴェーダをキズモノ(大間違い)にされた恨みを晴らす時。ちょうど刹那が発破をかけてくれたし、ここであったが百年目。



・トレミークルー、なんだかんだで意見一致。
トリニティのやり方に納得がいかないのはスメラギをはじめとしたプトレマイオス乗組員の総意。
こっそりフォトったヨハンとのツーショットを削除するクリスティナw


しかし、スメラギさんの尻に僕の視線は釘付けです。アレルヤ、ちょっとその立ち居地代わって(マテ



・「戦術予報士の名が泣くぜ」
刹那とティエリアを止めるかどうかは現場の判断に任せる、と。丸投げだぜスメラギさん!
でも視聴者より早くツッコミ入りました。
まあこの辺は、上手くロックオンに乗せられているとスメラギも分かっての指示でしょうけど。



・「出て行きたい気持ちはくすぶっているけどね」
その謙虚さが出番を奪う…。



・「ロックオン、トメナカッタ、トメナカッタ」
「あら、ばれた?」策士だ、策士がいる。
トリニティに疑念を持っていたのは兄貴も同様。刹那の独断専行に上手く便乗しました。
でも「あいつはガンダムになろうとしている」と、初めて刹那を理解する発言が!!刹那はちと行き過ぎてますが、大なり小なりガンダムを絶対的な存在として捉えているのはトレミーのクルーも皆同じ。
後述のティエリアもそうなんですが、トリニティという対立する相手があって初めて歩み寄りが見えてくるのは皮肉としか言いようがない。
「ぶっちゃけ撃つ気満々だ」兄貴ぶっちゃけすぎ。



・「私は、この世界が変わりさえすればいいの」
手段は問わず、と。
刹那たちは使い捨てのコマとも捉えられる発言。まだチャイナの真意がはっきりしないので発言をどう捉えるべきか微妙ですが、戦争根絶を願う人間が人の歩み寄りを軽視している矛盾が垣間見える。



・アレハンドロとリボンズ、どう見ても黒幕です、本当に(ry
分かり易過ぎて、逆にもう一人くらいラスボスが控えてるんじゃないか、と勘ぐってしまいそうだww
刹那たち四機の武力介入でガンダムを世界に印象付けるのが第一段階。
三国の意見統一を促し、その上でスローネの介入。足並みを揃えてもガンダムの前には成す術なし、とすり込むのが第二段階。
そしてソレスタ内部での意見相違、内部分裂を契機に、三国へ「技術」を提供する第三段階、と。こんなところか。
しかしリボンズのネコ笑い、意味深過ぎて笑える。「ガンダム同士で争うなんて…」って妙に嬉しそうだし。



・「まさか、君とフォーメーションを使う日がこようとは思ってもみなかった」「俺もだ」
ああ、なんと美しいコンビプレイ…(含み笑い
報告を受けるスメラギの顔が保護者か担任の先生のようだ。「先生、男子が、ガイドさんの言うことを聞きません!!」
フォーメーションの名前はS-32、D-07、F-52と3種類聞こえましたが、実際に内容が確認できたのはS-32。
ヴァーチェがGNフィールドを展開して目標に接近、隠れ蓑にしていたエクシアが安全に距離を詰めて接近戦を挑む、と。当たればよし、トリニティのように回避されてもヴァーチェが至近からバズーカを発射してさらに追撃。
何気に、四機の中でコンビを組ませて一番相性がいいのはエクシアヴァーチェ。スメラギがこれだけ理にかなった戦術を組んでいたのに使用を想定していなかったマイスター達。それもどうなんだww



・やはりGNランチャーの発射シークエンスは長すぎる
ヴァーチェになんとサーベルで邪魔されるくらいだもんなぁ「そんな時間が与えられると思っているのか!」
せっかくクリアのビーム刃をプラモにつけたんだから、やはり一度くらいは使ってもらわんと!
この辺の読み合いがアツい。狙撃を邪魔されるのは想定内だったようで、とっさに分散しての攻撃に切り替えるヨハンとネーナ。
鈍重なヴァーチェなら…と思ったところにキャスト・オフ!!
もっと宇宙の時みたく装甲がぶっ飛んでダメージを与えるかと思ったがw仮面ライダーカブトの観すぎ。



・マイスターへのトライアルシステム
戦闘能力以外で、何らかの役割&機能が付与されていると予感されていたナドレの隠し球
ヴェーダとリンクするシステムを全て制御下に置く。システムダウンも思いのまま。
あのまま刹那が勝手しまくってたら、いずれは使う気満々だったに違いないww


システム干渉の範囲はある程度コントロールできるのか、それとも極端に狭いのか、離れて戦闘していたエクシアとツヴァイには影響なし。
そもそもどうやってスローネのOSに介入しているんだろうか。


最近ヴェーダにアクセス拒否られたりしてどうにもジェラシー感じまくりのティエリアがここにきて妙にイキイキ。
ティエリア・アーデにのみ与えられた」って強調しすぎ!!
私は、ヴェーダの、一番になりたい。 ヴェーダに関しての優越感と、自分にのみ与えられた使命こそがティエリアのプライドなわけで。



・「万死に値する」
ついにキメ台詞として落ち着きました。
まさかこれが三日天下フラグになろうとは…。



・トライアル、強制解除!
だからアレハンドロの笑みが露骨過ぎるっちゅーねんwww黒幕は慎みを持ちたまえ!!
ティエリアのプライド、あっさり崩壊。これは可哀想だった…。
トライアルシステムのアクセス権限に関しては、ヴェーダのデータリンク内でレベル7以上の重要機密。
ハッキングと書き換えの痕跡まではたどり着いていたけど、アクセス拒否で詳細を確認できなかったツケがここで廻ってくるとは。
岸辺露伴のスタンド、ヘヴンズ・ドアー炸裂!!「トライアルシステムは、ガンダムスローネを裁けない」って改竄されたに違いない(えー



・デュナメス介入
いや、変化球だらけのクセモノバトルで、フェアプレイもへったくれもないんだがw
三対三になった時点で、ヨハン兄のテンションダダ下がり。



・「戦うべき相手は、もっと身近なところにいる」
ヨハンがロックオンと刹那の過去を暴露して、さらにロックオンの本名、両親と妹を自爆テロで失った事件に刹那も間接的に関わっていたことを告白。
正直なところ、自分はこの発言でヨハンに対して強く疑念を抱きました。


台詞の端々から、何故自分達に刹那達が突っかかってくるのか理解できない様子が伺える。ガンダム同士で争う必要はない、と。
だったら何故ロックオンをけしかける様な捨て台詞を残していくのか。退却の為の時間稼ぎ?でも三兄弟以外のマイスター同士なら仲違いしてもいいのだろうか。
…発言の真意が見えてこない。考えすぎかもしれませんが、どうもヨハンは一癖ありそうだなぁ。



・三国にコンタクトを図る謎の人物(笑)
だから慎みをだなw



・『LOVE TODAY』
…挿入歌にのせて、沙慈とルイス、一時の別離です。
自分が重荷になることを考え、沙慈は日本に帰るべき、と告げるルイス。
正直なところ、もっと沙慈がルイスにべったりになって、見ているほうが辛くなるような展開が待っているのではないかと恐かったのですが、このルイスの決断には目頭が熱くなった。
「私は引け目を感じて、沙慈は後悔して…」反論できずうつむく沙慈が、これまた…。


ルイスの夢は、沙慈が夢を叶えること。
今後の二人は。さてはて。



・ラグナ・ハーベイ
リニアトレイン事業の総裁にして、国際経済団のトップ。オマケに絹江達の大株主と。
また曰くありげな人名が出てきたぞ…。もう誰にスポットがあたるのか予測のつかないダブルオーで更に新キャラか?
いずれにせよ、死亡フラグ真っ只中の姉です。絹江は泳がされてるだけ?カウントダウンは始まってるっぽいぞー。



・ロックオンの告白、刹那の過去
太陽光発電紛争の起こりを振り返って歴史の勉強。そしてロックオンの家族の死の経緯、テロ組織KPSAに刹那が参加していた事実を再確認。
全てがそうとは限らないのですが、ロックオンの語る貧富の差、利潤追求の連鎖、世界の歪みってのが、絶えず起こる紛争の原因であることは否定しようがない。神や宗教が悪いわけじゃない、太陽光発電もまたしかり。それでも納得できないのが人の性。
ロックオンは矛盾を抱えながらも
「人を殺め続けた罰は、世界を変えてから受ける」と断固とした覚悟でマイスターを続けている。
…どっかの誰かさんに聞かせたい。いや、これは蛇足。


ただ、けじめは必要ってんで、刹那に銃口を向けるロックオン。もちろん刹那が直接家族の命を奪ったわけではない。刹那は権力と利益にすがる者の言葉に踊らされていただけかもしれない。
だがそれでも、割り切れない。



・刹那の回答
「答えになってねえぞ!」兄貴、それ今に始まったことじゃないww
まあ銃向けられておいて、神様がいる・いないの電波トークに摩り替われば、なあ…。


刹那の主張としては、「自分は聖戦、神と言う言葉に踊らされていた、この世に神はいない」ここでサーシェスの名前を出して、もし自分を戦争に引き込んだサーシェスの中に、神=命を奪い、奪われるに足る理由がなければ、その虚言を信じた自分もまた空虚な存在である、と。自分のような歪んだ世界の犠牲者を出すべきではない。故に戦う、って言うのが刹那のマイスターたる動機。
神がいないなら、神になればいい。幼い頃に見たガンダムの姿こそ自分の理想の姿。だから自分はガンダムを降りない。俺が、ガンダムだ。


今週の主張を聞いて、ようやく以前の浜辺お仕置きタイムの電波発言が繋がりましたw
つーか何故浜辺で殴られた時にサーシェスの話しをしなかったのか?っていうツッコミが入りそうですが、刹那は今回ロックオンの過去を知ってしまったので以前とは状況が違う、ここで理由を明確に告げないのはフェアじゃないという考えで、ある意味筋を通したかったのでしょう。不器用つーか微笑ましいつーかw



・「全くお前は、とんでもねえガンダムバカだ」「有難う、最高の褒め言葉だ」
マイスター同士の結束と友情が深まった素晴らしいシーンのはずなのに、ロックオンより俺が爆笑www



・「これが、人間か」
その発言は色々きわどいですぞティエリア先生。
それはさておき、今まではヴェーダにべったりで他に一切世界を持たないティエリアでしたので、トライアルシステムの解除→ちゃっかり修羅場を傍聴→刹那たちの友情に心動かされる、と見事なステップアップ。
だって表情が柔らかいもの。観ていてこっちがほっと出来ます。
それにしてもこのティエリアノリノリである



・「トチ狂いやがって」「ちゅーまでしてあげたのに」
潜伏中のトリニティ。
上の発言には突っ込まずにおくとして、気になるのはやはりラグナという固有名詞。
台詞のニュアンス的に…どうにも絹江が調べている経済界のトップである「ラグナ・ハーベイ」と、トリニティが呼んでいる「ラグナ」が同一のものに思えないんだが。



南極大陸
三国の首脳陣がお呼ばれされてみたら。




( ゜д゜)



(つд⊂) ゴシゴシ


 
(;゜д゜)



(つд⊂) ゴシゴシ



 
(;゜ Д゜) …!?


なんか、エイリアンのタマゴが山ほどあるんですが
太陽炉、実に30個。わざわざ数えてみた。
各国10個ずつ山分けするとして、ついにガンダムの優位性が崩れるってか。
まあスローネ登場の経緯から見ても、擬似太陽炉、GNドライヴT-タウ-であることはほぼガチ。実際次回予告で赤いビームの弾幕にスローネが晒されていたし。新型機が赤いGN粒子撒き散らして飛んでたし。
でもタダより高いものは無いのが世の常。スローネがトライアルシステムに引っかかったところを鑑みるに、30個の擬似太陽炉も当然ヴェーダとリンクしているに違いないので、各国が調子に乗って太陽炉搭載の機体でブーンドドゥしてるところにトライアルシステム炸裂→参った、機体が動かない!(あるいは操られた!)→アレハンドロの隠し球ガンダムが各国を蹂躙!!→そこへ「フラッグにガンダムの動力源など不要!」と最後まで搭載を拒んだハムさんたちオーバーフラッグスが颯爽と攻撃開始!!逆にGN粒子を使っていないことがアドバンテージになる予想外の展開!!ばばーん!!とかどうよ。



…はい、夢は布団の中で見ることにします。何処が複線になるか分からない展開なので、調子こきました。



というわけで、19話でした。
徐々に歩み寄りを見せるマイスターたちなんですが、
共通の敵を動機にして足並みを揃える…ってそれ、ガンダムを前にした三国の対応と同じじゃない?
立場や組織の規模は違っても、人の意識の変革とその動機は同じってのが、シナリオの妙というか悪意を感じるなぁ…(褒め言葉




次回は…何故か絹江がサーシェスに独占インタビューしてるっぽいんですが…。
そんなこんなで。