仏の顔も3℃まで

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…という挨拶すら懐かしいな…みなさん元気に趣味に邁進されてますか?


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機動戦士ガンダム00 第25話感想『刹那』

人と人が分かり合える道を その答えを(挨拶



…と言う訳で、最終話です。
プロローグっぽいと言われようと。
誰がなんと言おうと最終話です。


ハムに始まり ハムで終わる。それがダブルオー。



・アルバトーレ
サルバトーレじゃなかったwコンテナの爆発程度じゃびくともしない凄い奴。
…かと思ったらそうでもなかったりする。
スパロボに参戦するとしたら、間違いなくラスト3話くらい手前で増援で登場。で、気力MAXの自軍にボコられる役回り。



・味方の損害
ナドレが百式を髣髴とさせる大破状態。
キュリオスが交戦中、と。 …ちょっとは刹那とラッセも心配してやれw



・「僕はまだ、世界の答えを聞いていない」
でハレルヤが「ようやくその気になりやがったか」と。
今まで滅びが云々と後ろ向きな言動が多かったアレルヤ。だからハブられるんだよ!!
で、髪を撫で付けるだけでオールバック完璧超兵さん登場。ブリーチの藍染みたいだw



・ファングも金色
これだから金持ちってやつぁ…。
でも次男を髣髴とさせるような機動のワンパターンさ(大失言
結局ファングのコントロール方法って分からずじまいなんですが、こうしてパイロットによって露骨に脅威度が違うところを見るに、あらかじめプログラムされている攻撃パターンをいかに臨機応変に使用できるか、みたいな武器なのかなぁ。
誰でも使えるけど、使いこなすのは至難の業。



・GNアーマー
ラッセが何処に乗っているのかが謎なんですが、エクシアのドライヴが眼前に迫ってくることからホントに機体の中心部?ど真ん中?
だとすると…直撃じゃねーかorz



・「狙い撃つ!!」
よく言った!!妙にテンションが上がるこの台詞w
アレハンドロのファング制御がへっぽこなのもありますが、そげキングが乗り移ったかのような正確な射撃。
エクシアの腕部の可動にあわせてGNアーマーのブレードとビーム砲が可動するのが芸コマ。



・「馬鹿の一つ覚えとは!!」
弾いて撃って浮かんでるだけのお前に言われたくないw
特攻はバリア破りの常套手段だぜ!!
地味にこの時点でフィールド突破の決め手が実体剣の大型GNソードだったりする。フィールドを刀身に纏った粒子で中和しつつ実体剣を叩き込む。油断した隙に本命の大型ビームで一撃!



・「刹那、俺達の存在を…」
うむ、いかに鉄壁でも乗り手がしょぼかったので鉄砲玉はラッセ一人で事足りた(えー
ハムやネーナが飛び込んでくるかと思ったが…。
前述のとおりGNアームズのコクピットが機首部分でなく機体中心部だったりすると生存の可能性は限りなく低く。
…生きててくれんもんかのぅ。


その後のエクシアモビルアーマー三枚おろしは見ていて愉快痛快。見事なフルボッコ
…ん?あれだと中の人のコクピットも切っているような…。



・完璧な超兵「反射と思考の融合」
一夜限りの最強パイロット誕生。
ソーマは感覚に任せて戦っているだけで完璧な超兵とは程遠いらしい。 …で、もっとアグレッシブなハレルヤさんにはただでさえ歯が立たなかったのに思考を担当するアレルヤまでフュージョンしてきたら手に負えねー。
トランザム発動で粒子ダダ漏れに吹いた。大出血!!



・潰された右目
右目ってところにニヤリ。
キュリオスの機体がもう少しマシな状態ならセルゲイが割って入ってもどうにもならなかったかも。
せめてマシンガンがあれば…。



・「できません!中佐がいなくなったら…私は独りになってしまう」
初めて人間らしい感情が表に。ソーマの場合感情が「なかった」のではなくて「表現する術を知らなかった」だけなわけで。
この心境の変化が超兵として今後吉と出るか凶と出るか。


まあそれはいいとしてソーマ可愛いよソーマ。



・「マリー、何故君が…」
よりにもよって最終回で伏線張りやがったー!!!
研究施設で同期?だったとか。兄妹みたいな関係なのかも。
この台詞のお陰でアレルヤ第二期続投決定ww



・「主役はこの、アレハンドロ・コーナーだ!」
いいえ、主役はハムの人です(マテ
つーかまんま中の人がジムだ!!ジムが金色になって羽生やしやがった!!
ドライヴが一基になってもビームの出力が落ちない不思議。



・「世界を 私色に染め上げる!!」
あっぶらかた〜ぶら、き〜みよ、おれい〜ろにそまれ♪
この歌詞が脳裏に浮かんだ視聴者は自分と同年代。
最終回でマジ吹きした台詞そのいち。



・「見つけたぞ、世界の歪みを!!」
先の話になってしまいますが、刹那がマリナに宛てた手紙の内容を聞いてからアレハンドロとの問答を聞くと、少し刹那の思いというか台詞の意味がはっきりするかも。
世界という一つの大きな括りと、その中で葛藤する人間ひとりひとりと。
世界の歪みを生むのは、結局人間、と。
ダブルオーは戦争ってテーマに何か一つ違った回答を出してくれると思って期待していたんですが…アレハンドロに全て押し付けちゃったようにも見えて結局は人間一人の悪意に行き着くのか、とやや残念でもあります。
あれ、書いててよく分からんですねw



エクシアの実体剣の意味「任せたぜ、刹那」
どんどんロックオンがカミサマ扱いされていく…w
切り札としての役割は前述のとおり。フィールドを破って更に斬撃を加える。
…監視者達がキュリオスのシールド内ブレードを秘匿するのに結構気を使っていたのは、今にして思うと敵に鹵獲された太陽炉搭載MSに対するカウンターとして温存しておきたい、って意味もあったのかも。
でもこの実体剣の使い方を見ていると、種のアストレイブルーフレームが見せたビームシールド破りを思い出す。



・「争いを生むものを倒すために、この歪みを破壊する!
俺が、俺達が、ガンダムだ!!」

ついにエクシアと一心同体宣言wwマジ吹き台詞そのに。
セブンソード大盤振る舞い!普通ラスボス戦の後はエンディングが待っているだけだから、出し惜しみはしなくておーけーのはず!!
…ところがぎっちょん、昨今では「隠しボス」なる単語があるわけで。



・「貴方はいい道化でしたよ」
アルバトーレに乗らなかったリボンズ。ついに本性見せやがった。
思い返せば計画の中途半端さも月へアレハンドロを案内したタイミングの良さも、全てリボンズの掌の上。
「そういう物言いだから器量が小さいのさ」あんまりだwでも的を得てる。コーナー一族がどうたらこうたら言ってて、結局は自分が主役になりたかっただけだったしなー。あと金色だし(金色関係ない



・「ハワードとダリルの仇、討たせてもらうぞ、このGNフラッグで!!!」
呼ばれてないのにハムが来たー!!空気読んでくれ、頼むからwww
まさかラストに間に合っちゃうとは思わなんだw脈絡なさ過ぎだろう!!
二人のファーストコンタクトを髣髴とさせる、でも今度こそラストバトル。
つかダリルの戦死を知っているってことは、少なくともハムさんはカティの輸送艦には立ち寄っているのか?
その前にどうやって宇宙にあがったんだ?


で、GNフラッグの話。
外見上の改良点は頭部、肩のブレード、肩装甲、背面フライトユニット取っ払い、代わりにGNドライブ装備(スライド機構ありで左肩にドライヴ直結、ケーブルを通して大出力のビームサーベルを展開可能)
…プラモリリースを意識した改良じゃのう、と突っ込んではいけないらしい。
何気にカメラアイが二つになっているのがガンダムを意識していてニヤリ。
でもフェイスオープンギミックはいらんだろうwナイトメアフレームじゃないんだからw



・「運命の赤い糸で結ばれていたようだな!」
まあ自分も、今まで結構な数の作品を観てきたが
ラスボス戦でコクる人ってのは初めて見たよ。
ハムさんテンション上がりすぎで言語崩壊。



・「この気持ち、まさしくだ!!」「愛!!?!?」
ぶっ飛んだハムトークに振り回されてドン引き刹那が笑える。マジ吹き台詞そのさん。
その後紛争の話とかになっているから言わんとしている事は分かるんだが、がっつきすぎだよグラハムw
「軍人に戦う意味を問うとは、ナンセンスだな!」最終戦まできっちり「蹴り」を入れるハムさん。思わずテレビに拍手。よくぞ蹴った!!



・「世界などどうでもいい、己の意思で!!」
「貴様だって、世界の一部だろうに!!」
「ならばそれは、世界の声だ!!」

「貴様は歪んでいる!その歪み、俺が断ち切る!」
前にGNフラッグについてハムがどう考えているのか、って書いた気がしますが、この辺のハムさんを見ていると手段云々の前に自分の目的を遂げることで全てになっているような。ただそうした個人の思考を前面に出した歪さというか、刹那の言うところの「歪み」をハムが自分でも分かっていて、その上でエクシアとの決着を望んでいるところが他のユガミスト達との大きな違い。
だからラストは「ハワード、ダリル、仇は…」の台詞に落ち着くのかなぁ、と。
スローネツヴァイを落とすのではなくて、あくまでも「ガンダム」を倒すのが仇討ち。
矛盾しているように見えたり告白したり可愛さあまって憎さ百倍だったりでてんやわんやのハムさんですが、こうしてみると筋は通ってる。
ように見えるw


刹那の「貴様だって〜」のくだりが「ニュータイプだろうに!」に聞こえる自分は末期。



・「これでやっと逝ける、貴方の元へ…ロックオン…」
まーたこっちの愛も育ってんなーwwww
でも外殻を取っ払ったプレーンな太陽炉って初めて見れたかもしれない。
ティエリア、ホントにリタイアなのか?



・キュリオスの右目も…
カエラアイが潰れてました。ハレルヤがこのままアレルヤの中から「いなくなる」とすると…
二期にはカミーユみたく精神崩壊あぼーんアレルヤが見れそうですこぶる不安。



・刹那の手紙
誰もが突っ込んだに違いない。つか送ってたのかよ!!!
自分はこの世に…の文面から察するに、可能性は二つ。
1・フェルトに「寂しいね」といわれて地味にショック。出撃前後、ラッセにお任せで仕事のない強襲用コンテナ内でのんびり筆を取りました。
2・実はフェルトに問われるまでもなくメールは送っていた。そ知らぬ顔で「いないな」と一言。


…どっちのケースでもダメすぎるだろう、せっちゃん。
ただ手紙の内容は泣ける。普段ガンダムガンダムだ、と言っていたのを和訳するとこうなるわけか(えー
そして不法侵入はおろか、仮にも一国の姫の通信システムに簡単に割り込んでメールを放り込まれるアザディスタンのセキュリティにはもっと泣ける。



・2312年  −四年後−
第二期が待ちきれなくなる要素てんこもり。

・沙慈は宇宙で。引きこもらなくて良かった…。
・地球連邦発足。一つ前のシーンで「連邦の…」といったくだりがあったのでもしやと思ったが。一応世界は一つになったが、これがソレスタの求めた姿?といわれると疑問が。ジンクスの改良型と思しき新モビルスーツと、当たり前のようにいるコーラwww生きてたよwwww
イノベイターアムロの人が本気出してきた。結局月に居座ったようで。後のクローンっぽい人影は以前からいたのか、それとも…。
・やはり二期にも「歪みの元凶」はいるようで。ダブルオーのテーマにラスボスはいらないと思うんだが、どうか。
・ネーナとチャイナ。やはり留美が匿ったか。どんな教育つーか調教を施したらあんな丁寧な物腰のネーナが出来上がるんすかチャイナの人。
・メガネがマリナに三行半。侍女が不要ってことはアザディスタンの国自体がどこぞと吸収されて王権剥奪されてても不思議じゃない。何処まで不幸なんだあのメインヒロイン。皆忘れているかもしれませんが彼女はメインヒロインですよー!
・ハム仮面 これ以上は語る必要もあるまい。
・サーシェス生存。平和になってフラストレーションたまりまくりのご様子。あれ、無傷?
・ルイスとティエリアもどき。髪が外はね。キャスト見ると「リジェネ」ってパクロミさんボイスのキャラが。また男か女か判別付きにくい…。
・回収されていたOガンダム。頭部バルカンがなかったりダクトの形状からMk-?そっくり。余談ですがトリニティの船はチャイナの足代わり。
・第四世代ガンダム。一機がロールアウト、他も順次…という話。また四機登場?
ダブルオーガンダム。まんまじゃねーか。ネーミング予想が的中しちゃって哀しすぎる。見た目はエクシア+ファーストガンダム?口のヘの字ダクトがあってアンテナは四本角…っぽい。太陽炉にも相性があるのか。やはりパイロットに影響されるようなシステムがあったりとか?

と言う訳で、第一期終了。ラスト二話は詰め込みまくった感はありますが、一応全25話で一つの決着をみている所が好印象。
ダブルオーは、今までのシリーズ作品とは異なった視点で「ガンダム」という機体の持つ意味を突き詰めた作品でした。
そして我が愛するMS、栄光のフラッグとめぐり合わせてくれた作品でもあります(えー
これだけサブキャラ扱いのMSが明確なキャラクター性と人気を持つのって最近稀じゃないですか?


というわけで、今はただ第二期の一刻も早い開始を待つのみです。


なんだかんだでだらだらと全話の感想やら考察を書き続けてしまいました。
うっかり読んでしまった方の時間つぶしになっていればこれ幸い。







そんなこんなで。