仏の顔も3℃まで

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…という挨拶すら懐かしいな…みなさん元気に趣味に邁進されてますか?


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バンダイ 1/35 メカニックコレクション ヴィンセント

殺しに来ました…ゼロを(挨拶



なんか今週のギアスを観てたら「兄さん、(レビューの)約束は!」とロロの悲痛な声が聞こえたような気がそこはかとなくするので、宣言どおりヴィンセントを紹介〜。

1/35 ヴィンセント (コードギアス)

1/35 ヴィンセント (コードギアス)

いや、出来自体は相当なものなんですよ?




前後から。
ナイトメアフレームの独特の体型をしっかり捉えつつ、劇中で活躍するイメージとも離れない、いいバランスだと思います。
しかし…金色の機体をメッキなしで再現しようとすると大変なことに。ストフリの関節カバーの悲劇再び。











例によって適当に動かしつつ可動範囲。
頭部はボールジョイント。肩の内部で前後上下に若干可動。肩自体も横方向に可動と上腕ロールのオーソドックスな可動。
肘は二重関節になっておりよく曲がります。これは後述のニードルブレイザーの恩恵かな。手首がボールジョイント。
腰でロール。股関節はボールジョイント、かつ腿部分でロール。かなり開脚に関しては融通が利きますが腿が腰部アーマーに干渉しがちなので装甲裏側の接続軸の周辺を少し削っておくといいかも。
膝は今回不満あり。曲げられて90度弱という物足りなさ。初登場でルル様のいるフロアに飛び込んできた時とか、屋内での地面すれすれの機動とか、深い屈伸が必要なポーズが要求されるのがヴィンセントなのに。
反面足首周りは秀逸。つま先が別に可動するし足首のボールジョイントの自由度が相当高いので接地性高し。でもその分関節の強度はイマイチかも。
ランドスピナーはランスロットと同様、スピナー基部と足への接続部で二箇所可動。あとは背面のMVSマウント基部がボールジョイント。





ニードルブレイザー。最初見たときには輻射波動か!?と思ってしまいましたが実際はランスロットのシールド、ブレイズ・ルミナスの応用だそうな。
肘からのインパクトフェイスのポップアップを再現。
インスト見ると初期量産試作型(つまり金色)にしか採用されていない…とありますが、OPでギルフォードの量産機も藤堂の暁に使用しているような…。







MVS=メーザーバイブレーションソード・ランスタイプ。
ランスロットと同じ高周波ソード。刀身が大型化。
キットには二振りしか入っていないので、赤く塗ってしまうと収納中も常に振動状態でちょっと困るw






連結状態。
初登場シーンでこのランスを振り回すヴィンセントは綺麗でした。
すいません、設定画見たときボートのオールとかテッカマンブレードのテックランサーとか思ってしまってホントすいません。
今回手首とソードのグリップ部分は別パーツ。連結状態と分割状態、及び収納時にそれぞれ差し替え可能。




コクピット部の屋根は例によって着脱可能。ハッチも開閉可能。
中のロロは…塗る気力も技量も無い自分が恨めしい。





ランスロット・エアキャバルリーからフロートユニットを拝借。こっちの配色の方が似合うような。





ついでなのでヴァリスも装備〜。
考えてみるとヴィンセントって飛び道具の類を一切持たないんですよね。中距離射程の武装としてスラッシュハーケンがあるくらいだし。



そういう側面からヴィンセントを見てみると。
近接武装(MVS)を実験機よりも大型化したり、ランスの間合いよりも近いクロスレンジ対策としてシールドの代わりにニードルブレイザーを採用していたり、正式量産型では採用が見送られましたが試作機では肩部にも小型のランドスピナーを装備している。
武装から分かるのは、ヴィンセントってもともとはナイトメアフレームによるテロ鎮圧用、特に屋内での戦闘、単機による制圧を想定して設計されたのではないでしょうか。占拠された建築物への被害を抑えるため火器の装備は見送ってるって寸法。
実際に量産ラインに乗せる時点ではそうしたとんがった機能はオミットされているようですから、機密情報局で実動テストをするからってんで、単独行動、潜入作戦に向いた装備を実験的に搭載したって可能性もあります。オールラウンダーより機能特化型。
しかもパイロットが生粋の暗殺者であるロロですから、相性抜群、鬼に金棒。
とすると尚更派手な金色にする理由が皆目検討もつきませんが



とまあ軽く分析してみたところで、オマケの対決シーン。




「嘘…!」気づいたら後にいる、まさに神速。
まあタネがばれると結構面白い絵なんですがw




実験機VS量産試作機。
はたしてこの二人の直接対決は今後あるのか無いのか。




というわけで。

その剣が護るべきは、兄弟の情か。共犯者の枷か。偽りに満ちた約束か。


カニックコレクション、ヴィンセントでした。
これでナイトメアのプラモも三作目かな。何故かもっと数が出ている気もしますがまあよし。
しかし、せっかくコンクエスターが登場したり可翔式が活躍したり、ラウンズの機体も…と今が立体物の売り時と思うのですが、いまいちラインナップがぱっとしなくて残念なナイトメアフレーム
夏ごろにはラッシュがありそうですがタイミングを逃している感は否めないと言うか。


発売の度にクオリティが上がっているのは間違いないので、様々なナイトメアフレームを立体化して欲しいところです。
まずはルル無頼。





最後に。
感想はまた後日にしますが、今週のギアスR2は凄かった。予想の斜め上を突き抜けていきましたw
いやー、暦の上では夏ですし、もう梅雨に差し掛かりますからねー。
暖かくなると大量発生して困りますよね、ゼロが
あとセシルさんがブリタニア側の胸キャラとして地位を確立したようです。うむ、私は一向に構わん!!いいぞーもっとやれー。
え?日本側?それはもちろんカレンさん。


…昔観た古い古い映画に黒い絨毯ってのがあってね(以下略



そんなこんなで。