バンダイ ROBOT魂 ランスロット・クラブ
モザイクカケラ 一つ一つ繋ぎ合わせて描いてゆく(挨拶
さて今回のレビューは。
- 出版社/メーカー: BANDAI SPIRITS(バンダイ スピリッツ)
- 発売日: 2010/05/22
- メディア: おもちゃ&ホビー
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こうしたTV本編で登場しなかった機体は通販限定商品に回るのかな、そもそも出るのかな、と思っていたら、何と一般ラインナップでのリリース。
オフシュート版でも相当良い出来だったランスロットを、現在のロボ魂の技術でバージョンアップしたような印象です。
このランスロット・クラブは、ゲーム「コードギアス 反逆のルルーシュ LOST COLORS」にて登場した機体です。
ゲーム版の主人公(デフォルトの名前は「ライ」君)が、ゲーム中の選択によってブリタニア軍と行動を共にする際に搭乗する第七世代相当のKMF、という設定。
プリン伯爵ことロイドがサザーランドをベースにランスロットの予備パーツや試作品を詰め込んで完成させた、とかなんとか。
近場から見回してみます。
この頭部のデザインが好きなんですよねぇ…!実に男前です。特徴的な一本角は勿論の事、非常にシャープに造形されています。
白の成型色に、赤やメタリックブルーのアクセントが施されて、本家ランスロットとは全く異なるイメージに。
塗装の精度が素晴らしいのですが、メタリックブルーの塗装部分はあまりガシガシ弄っていると色移りや色剥げするかも知れないです。
付属品一覧〜。
交換用手首(握り手、銃持ち手、ソード持ち手、指そろえ平手、指開き平手)
ヴァリス(ノーマルモード、バーストモード)
メーザーバイブレーションソード×2(連結グリップも付属)
スラッシュハーケン(先端部のみ展開、ワイヤー射出)
ブレイズ・ルミナス(シールド)
オプション豊富でいい感じ。スラッシュハーケンは二つ欲しかったところですが…。
オフシュート版ランスロットと比較。
頭部とカラーリング以外にもあちこち異なります。よく見ると(見なくても?)全くの別物。
オフシュート版と比べて、可動範囲も改良されています。
首ロール、首と頭部でボールジョイント接続。
胴体と肩でボール接続。肩アーマー独立可動。肩内部で横方向にスイング。
上腕でロール。肘は一軸可動ですがよく曲がります。手首で軸可動による角度調整+ボール接続。
股関節ボールジョイント。腿で左右ロール。膝関節は一軸可動。
足首は軸可動二点による横方向ロールと前後スイング、さらにボールジョイント可動。
足首内側の装甲と干渉するので外れやすいですが、非常に良く動きます。接地性は文句なし。
ランドスピナー基部はボールジョイント接続。タイヤは独立して回転します。
コクピットブロックの開閉ギミックも再現されています。
コクピット下部のメーザーバイブレーションソードはボールジョイントでの接続。
適当にアクション〜。
コクピット下部にスタンド接続用の3mm径の穴が空いているので、ディスプレイしやすいのが嬉しいところ。
オプション品を紹介。
スラッシュハーケンの先端部を展開した形態。
腕部シールドごと差し替えます。
同じくパーツ差し替えで、スラッシュハーケン射出状態。
ワイヤーはリード線を使用。
シールド。スモーク&グラデ塗装が綺麗です。
以前出たF91のビームシールドもこんな感じで再現されていたら、もっとカッコよかったかも…。
バーストモード。
オフシュートのランスロットに付属していたヴァリスは砲身が差し替えとなっていましたが、今回は両モードを完全に別造形。
MVS。背面の待機状態のソードを外して、超振動状態の赤い刀身を装備。
さらに柄を差し替えて連結!
このランス型のMVSはヴィンセントにも採用されていますねー。
おまけ。
魂webの通販でランスロット・クラブ用のフロートユニットが販売となっていましたが、どうやらオフシュート版のランスロット・コンクエスターに付属していたフロートと同じものっぽい?
無改造でオフシュート版フロートユニットが装備できました。
おまけそのに。
ハドロンブラスターも装備して、ランスロット・クラブ・コンクエスター。
…カラーリングとか、本家コンクエスターよりも似合っているようにも見えます(汗
というわけで。
以上!ROBOT魂 ランスロット・クラブでした!
単なるオフシュート版のリメイクと思ったら大間違いでした。
新規造形部分が殆どで、硬質素材を多用したかっちりとした仕上がりになってます。
可動ギミックとクリアランスが見直しされているようで、非常に優秀な可動範囲を持ち、付属品も豊富。
ゲームをプレイした方もそうでない方も、ギアス(というかKMF)が好きな人なら手を出して損はないかと。
久々にKMFを動かしましたが、やはり手足の長さと体形のバランスが独特で、ポーズを付けていると楽しいですね。
そんなこんなで!