機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン 第12話感想『宇宙で待ってる』

宇宙で待ってて。すぐに追いつくから（挨拶

追いつくどころかぶっちぎってました。
放送から随分時間が空いてしまいましたが、いつもの如くダラダラと〜。

・「沙慈、約束よ」
ちゃんと四年間で声と芝居が変わってます。
まさかあの頃にはこんな展開になるとは…いや、ひっくり返されて不幸にはなりそうだったな、今更ながら。
というわけで前回ラストのおさらい。
マッパモードが解除されたのはルイスと機体距離が離れたから？そして沙慈は後ろ向き搭乗がデフォ。酔いますねアレ…。

・「ここは通さん！」「邪魔を、するなぁ！！」
登場シーンが鮮烈であればあるほど、蹴落とされ方に容赦が無いのは強敵と書いてかませ犬の常。
でもビームクローを揃えてサーベルにしたりとか、一連のアクションはやはりかっこいいですガラッゾ。
前回圧倒された近接戦でもパワー勝ちし、名誉挽回のせっさん。

トランザムライザーになると、ビームライフルは通常の射撃だけでなくて散弾というかマシンガンモードにして攻撃も出来る様子。
点攻撃ではなく面での攻撃で、スピードのあるガラッゾには効果抜群です。
ガラッゾ撃墜後に、アロウズ部隊に対してはジェジャン中佐の艦を落とした時のチャージショットと同じ形状のビームを連発してましたし、戦況に応じてかなり攻撃方法に幅があるっぽい。そのうちセラヴィーのお株を奪うバーストモードとかできるんじゃないでしょうか。それって何てツインバスター（ry

ガラッゾや後述のガデッサに脱出ポッド（コアファイター）が搭載されていたのは結構意外。
やはり機体よりもイノベイターの優秀な固体を護る事が優先なんでしょうか。
戦闘能力に自信を持ちつつ保険をかけておくって言うのは…なんだかなぁ。
おや、アレハンドロさんでおなじみのKO☆MO☆NOのかぐわしい香りが漂ってきましたよ？（えー

・「大佐の勝利の為に！」
ライルのケルディムを包囲。やはり地味にいい動きをするコーラサワー。編隊を組んでの戦闘は以前も見せていましたが…スパロボ参戦時に、特殊能力に「統率」とか入ってたら笑える。
包囲の瞬間画面が青反転…ゼータだこれー！というか今回の放送はティエリアの画面半分カットインとか隕石が画面手前をスパンしたと同時に敵機撤退とか、宇宙世紀チックな演出がチラホラ見えたような。

というかですね。
せっさんが救援に来なかった場合、包囲を突破するべくシールドビットが見れたのでしょうか…つーかフェルトの驚きとか、あの瞬間までは「ビット来る！」と期待に胸を膨らませていたのにっ！
そしてグーで殴られるコーラジンクス。

・「ドッキングしたのね、ダブルオーライザー」
ブルー入ってますスメラギさん。
まあ戦術合戦のはずが徹頭徹尾力技で何とかしてますからねぇ…。

・「圧縮粒子、充填完了」「声が…」
　　「フッ…これで終わりだ…」「新型か」「声…？」
こそこそ隠れて準備してたら、独り言で居場所がばれた。字面にすると情けない。
ただしダブルオーの盗聴機能（間違い）は片道通行ではないので、お互いの声が筒抜けだったりします。
…まさか！ハムさんの乙女座通信とかサーシェスのぎっちょん通信って、既にGN粒子と脳量子波を利用して相手の思考を（違う

そして資源衛星十文字切り炸裂！！喰らう側は地味に恐い。
なるほど、この為に立体物では大型のビームエフェクトパーツが必要だったのね。

・「やられた…イノベイターである、私が…？」
どうやらダブルオーはリアルロボットじゃなくてスーパー系の類のようです。ガンダムじゃなくてゲッターのニホイがそこはかとなく…。
分身とかじゃなくて粉になって逃げたー！！アレ堕とせるのか！？

一応リヴァイヴの名誉の為に書いておくと、あのビームサーベルの一撃はダブルオーを捉えていると思います。
通常であれば撃墜確定。ただその前の刹那の驚きとか一瞬の反応が、ダブルオーライザーに機体の量子化を促したんじゃないかなー、と。
そう考えると、すごく前に話が遡りますが、モラリアでのサーシェスイナクト戦で急にGNブレイドの切れ味が増したのは、刹那の意思に呼応して粒子放出量が増した…のかもしれないです。
太陽炉はパイロットの意思を力に…みたいなことを以前に冗談で書きましたが…うーむ。

やはり気になるのは、量子化して再構成するまでの間、中のパイロットはどうなってるのん？というところ。
そしてどの程度の時間、量子化を維持していられるのか。

・「限界時間か…しかし、さっきのはいったい…」
この場合の「さっき」とはマッパ通信を指すのか、それとも量子化を指しているのか。

・「行かなくちゃ、ルイスのところに、ルイスの…！」
しかしトランザム後だったのでロクに粒子は残っちゃいねえのである…。
オーライザー側からもドッキング解除は可能なんですねー。今後ダブルオーライザーの状態で戦っててルイスのスマルトロンが登場した途端に
沙「ルイスー！！」分離！！
刹「ちょｗｗｗ」
となりそうで恐い。これもお前の戦いだ！

・「機体が量子化した…？僕の知らないガンダムの力だと…」
このお方の声で言われると複雑な気分。

・「黙っていろ。意地汚い小娘が」
おや、アレハンドロさんでおなじみのKO☆MO☆NOのかぐわしい香りがパート２。
こっちが本性ですな。
留美はきっと親父にもぶたれたこと無い人なので、後で仕返しが恐い。背後に気をつけるんだリボンズ！

そして。
ビックリの留美、ほくそ笑むリジェネに対して、表情のなかったサーシェス。
クライアントの豹変振りに何を思うか。

・「こちらアリオス、輸送艇を安全圏まで護送した。
　　　　　　ミレイナ、お母さんは無事だから」
復活したハレルヤが「なんてな♪」とか続けて言わないかなーとか期待してしまった。
出番が無いにも程がある（涙　キットリリースして間もないというのにっ…。

HG 1/144 GN-007 アリオスガンダム (機動戦士ガンダム00)

ホント良く出来た子なんです。見捨てないであげてください…。

・「ダブルオーライザー、これほどの性能があったなんて…」
トランザムライザーだけで10機近く撃墜。三分も経たずにか…バケモノか…。
そしてライザーの影でちゃっかり撃墜数を伸ばしているティエリア先生がいたりします。

・「関係…シテタンダ、アノ頃カラ…」
顔が、顔が恐いよルイスさん！そっちにスイッチ入っちゃったか…。
ソレスタに沙慈がいる→刹那はソレスタのメンバーだった→二人は以前から隣同士だった→その頃からソレスタと関係があった→ウボァー
まあ刹那がソレスタの人間であることを考えればこの誤解もやむなしか。

・「アニュー、イアンの容態は？」
おやっさん死亡フラグ回避に安堵。
復帰に10日前後を要するとの事ですが、格納庫直撃コースにもかかわらず擬似GN粒子の影響は回避できた様子。

・「どうして、こんなことに」
立場や環境の違いこそあれ、誰もが思うであろうこと。
理不尽に憤ったり、与えられた結果を受け入れられなかったり。
打開策は…。

・「戦え。彼女を取り戻す戦いをするんだ」「お前の為の戦いをしろ」
　　　「僕はお前らとは違うんだ、一緒にすんな！！！」
いやまあ沙慈の発言には引くものがありますが、刹那の説得がそれ以上にｗｗ
もう不器用とかそんなレベルじゃないぜ！！言葉が足りな過ぎでどう解釈しても真意に届かないのがせっさんクオリティ。
まず「戦い」って言葉が沙慈にはNGワードなんですが。

・「しっかしあんたは不器用だなぁ」
「ごもっとも」と「おっしゃる通り」の同調率が安定領域を突破しています（えー
まあ刹那にしてみれば、戦闘を自分が引き受けて説得でもなんでもしたらいい、と安易に提案できるほど現状を楽観視していないんでしょうが。
昔の自分と沙慈を重ねているのかもしれませんね。だから何とかしてやりたい。

・「ジニン大尉は昇進して中佐となられた」
…それだけ、なんですか？よくやったとか（ry
そして上官の平手打ちを避けたりとか（ry

・「華奢な腕だ、パイロットのものとは思えん。
　　　君は、アロウズにいるべきではなry」「失礼します」
荒熊ジュニア玉砕。

かっこつけて腕掴んだら左手がオートメイルだったYO！！
アンドレイにしてみれば、セクハラと説得を兼ねた最上の策だったに違いない。

次は左手に気をつけつつ玉砕してください。

・「まさか、リボンズですらツインドライヴの性能を知らなかったというのか」
で、命令が「ダブルオーとってこい」と。

手に負えないと判断した途端にこれかっ。なんか…リボンズが…すごく…。

・リチエラ王国・軍事基地にメメントモリ第二射
　　　「私達の土地が、民が、国が…消えていく…」
そして出番も…（ぇ

地上にある本部や反抗勢力は軒並み攻撃の対象となるようです。
クラウスの怒りはごもっとも。じゃあオートマトンに切り替えて基地だけ狙うのはいいのか、という疑問はまた別の話。

・「緘口令！？何を言っているのですか指令！」
てっきり巻き添え狙いでセルゲイの部隊を配備したと思っていたのに、実際は無傷。アロウズの狙いがよく分からないところです。それとも荒熊さんは眼中に無いかな？
正規軍の中で最も見せてはならない人間にメメントモリの威力を見せてしまったわけで。そんなセルゲイに「お前が率先して口止めしろ」って！

・「軍規に従う、か…」
上層部からの命令、ましてや大統領の特命。ならば今までのセルゲイなら拒否する理由はなし。
ですが…。
離反、するかもしれませんね。でもこれでソレスタに参加するのはカッコ悪すぎるし。正規軍から有志集って別勢力とか。

・「頼みがあるんだ、ハロ」「ナァニ？ナァニ？」
よりにもよってオーライザーは持ってくなｗ
そしてハロも持ってくな。ハロはソレスタと人類の財産です（えー
もし沙慈が今回オーライザーでまんまと逃げ果せたとして、考えられる最も高い可能性はアロウズに鹵獲、ライザーは解体・分析。
そしてハロは機密情報の宝庫なわけで。真面目な話、ハロって持ち出し厳禁。

・「作戦までに絶対直すです」「頼む」
あのティエリア先生が頼むとか！頼むとか言った！！

・「僕達は取り戻すんだ、あの頃を。あの日々を」
僕達は関係ない。
こんなところにいるのが間違い。
戦争なんてやりたい奴だけで勝手にやってろ。
…ですか。

と、成長のない沙慈にゲンナリしていたら。
・「また僕は、同じ事を…どうすれば、どうすればいいんだ、ルイス…ッ！！」
ティエリア先生に体育館裏に呼び出されたトラウマが戻ってきました（えー
「無自覚な悪意」に今度は気づけた状態。

そして見ているだけのせっさん。信用していたのか、それとも「パクられてもやむなし」と腹を括っていたのか。

・全件削除
ルイスの携帯が日本語表記なのはツッコんではいけないらしい。
きっとあれだ、沙慈が日本人だからせめて思い出の携帯だけは日本語で、みたいな。
でもその思い出の画像を削除したってことは…OPテーマそのまんまに憎しみに変わっちゃいましたよ。
沙慈が女々しい分、ルイスの行為が潔いったらもう。次に会う時は会話すら不要かも。
なんという殺し愛…。

・「これが連邦の、いや、イノベイターのやり方…！」
宇宙にも撃てる射角の広さとは…。
攻略戦のカギとなるのは、やはり照射から次の照射までのタイムラグでしょう。チャージにどれくらい時間を要するのか。

次回「メメントモリ攻略戦」
どんだけガンダムたちがはっちゃけるのか！拠点ありきの攻略戦とか防衛戦は燃えますな！
今度こそアーチャーアリオスの活躍に期待。

そんなこんなで〜。