仏の顔も3℃まで

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機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン 第16話感想『悲劇への序章』

これが間違った政治と、軍の有様だ(ごらんの有様だよ挨拶



今回は、スーパー中年タイム。
後半からは、スーパーブシドータイム。Bパートにならないと出番の無い男。
まあBパートどころか、30分通じて三つしか台詞の無い男もいますが…くぅぅ!何とかしてあげたい!




・アフリカタワー 低軌道ステーション
 「誤った政治、間違った軍隊を正すこともまた、我々軍人の使命なのである」

クーデター派が狙ったのは軌道エレベーター
エネルギーの面から人類にとって必要不可欠な建造物を占拠する、かつ内部の民間人を掌握することで迂闊に外部から手が出せない状況を作り出すことが狙い。確かに守るに易い場所ではあります。
特にハーキュリーは若い頃からエネルギー問題の解決がまず第一、と軌道エレベーターの存在を重視しているのですが、
その思惑の中でアロウズが動くとは限らないわけで。



・「情報統制…これは偽りだ」
前述の続き。
閉じた存在である軌道ステーションは、建築物そのものの価値を度外視すれば口封じにはうってつけとなる。
で、犠牲を問わずクーデターを内密に処理したい、あくまでも反政府組織の突発的なテロ行為という世論への周知のまま処理したい、というのがアロウズ側の考え。
人類意思の統一がアロウズの最重要目的であり、そのための障害となるならエネルギー資源すらも犠牲にする。
つまりは市民の生活よりも組織の存在意義と目的が第一。ましてや人質の命は…。



・「世界は緩やかに統一されていくんだ」
荒熊さんは若い頃から七三ワケでヅラ疑惑
しかし男前だなー。アンドレイの顔のつくりは父親譲り、髪の色や髪質は母親譲り。
さて、ハーキュリーの言うように三国冷戦状態から世界はあのままで統一へと向っていったのか、今となっては「もしも」の話なんですが。急激な変化を誘発したソレスタルビーイングをハーキュリーがどう感じているのかは気になります。
まあ世論というか表向きにはソレスタの存在が地球連邦、ひいてはアロウズを生み出したわけですからいい印象は持っていないか。



・「クーデターを予測しながら見逃していたというんですか」
イノベイターというかリボンズの目的としては、クーデターを餌にして各陣営を集め、軌道エレベーターごと一網打尽…なんでしょうか、やはり。
で、意思統一の手駒として有益なアロウズだけが存在する最後の軍隊となる、とか。
それにしても、クルジスでの一件のあと、リボンズはちゃんと帰れたのでしょうか(えー


「どうするんですか、スメラギさん」某マイスターさん、台詞いっこめ。



・「アロウズの裏には、イノベイターの存在がある」
もう何が起きても全部イノベイターのせい!

風が吹けばイノベイターが儲かる!ティエリア先生の超理論!



・「クーデターの情報を刹那が知ったら」「…向ってるな」「ああ」「確実ですぅ」
お前ら刹那のこと理解しすぎwww



・「噂のオートマトンか」
映像素材入手しましたバトーさん!(バトー違う
ここの仕込みがあとで…w 



・「あの機体には私の友が乗っている」
ティエレンタオツーだと桃色なんですがwティエレンアオツーか。
GN粒子を放出していないところを見ると、議事太陽炉搭載型ではない様子。装備しているビームライフルコンデンサー装備型か。
しかし今更感は漂いますね…w超兵用のタオツーをデチューンしたって所でしょうか。そのワリにはガシガシ空飛んでますが。



・「アロウズへの転属の際には、将官待遇にしていただけますかな」
キム指令…これはセルゲイを売ったか!売ったんか!
時代の流れで部下差出した…のでしょうか。単に融通が利かないだけの若作りなオッサンだと思っていたのにっ(えー
しかし密使にセルゲイを指名するのは、クーデター首謀者の知人であると調べをつけてなんでしょうが、同時に懐柔できない古株もまとめて始末…という思惑もあるような。



・「何故だ…何故我が隊を動かそうとしない!」「あたしらの出番、ないみたいね」
作戦内容を知っているイノベイター勢は放っておくとして、
果たして来週以降の放送でマネキン隊の面々がどう動くか、どう感じるか、興味があります。
…コーラは軌道エレベーターが折れようが頓着しなさそうだなー。



・「苛立っているね、ブリングの仇が討てないから?」「何を!」
  「分かっちゃうって、あたしら同類だもん」

なるほど、ディヴァインはツンデレの類じゃったか(違う
脳量子波での知覚共有は「なんかイラッっとしてる?」くらいの感情の色、喜怒哀楽程度を察知するのでしょうか。



・「上層部に口添えをして頂き有難う御座いました。父の力を借りたくは無かったので…」
親父の威光は使わなくても、知人のコネならいいのか!と総ツッコミが入りそうですが、アンドレイにとっては「善い」のでしょう。
軍人としてスピード出世を望むには使えるものは何でも使う、というしたたかさがアンドレイにはあるように感じました。コネ使いまくり上等。
でも親父は除くというあたり、ヘタにコネを使うことに後ろめたさを感じる人間よりも考えが子供っぽいといえば子供っぽいw「親父へのあてつけか?」
まあ、親の心子知らずってことで。これは言い訳をしないセルゲイの側にも問題はあるかも。



・「大佐、生半可な決意では平和は訪れない。
   今はアロウズの力が必要だということが、何故わからないんですか…」

アロウズの理念を重んじる側面ばかりに目が行く小熊さんですが、メメントモリなど治安維持の手段については彼のコメントってあまり無いですよね。ジニン大尉よりの考えなのか?世界平和が目的、ってのははっきりしているのですが。


で、
上のアンドレイの台詞を深読みというか穿って見ると、ちょっと面白い事実が。


おそらくは次週で軌道エレベーターは倒壊することになるでしょう。
アロウズにはアロウズなりの思想があるのでしょうが、これは行き過ぎ。傲慢ここに極まれリ。
ですが、その行為がカタロンやクーデター派の意思統一を促しているという側面もあります。ホーマー指令の希望とは逆ですが、どう考えてもアロウズの存在が反政府組織の思惑をひとつに纏める役割を担っていると感じられて仕方が無い。
リボンズたちイノベイターが真のイオリア計画を遂行している、というなら、リボンズにとってのソレスタルビーイングアロウズに当たるのかも。
そういう意味では、確かにアロウズの力が「計画には」必要ということに。


当然そんなことアンドレイは気づきもしませんが。今週はそこそこルイスと仲良く話せたぞ!一歩前進だ!(何が



・「アロウズなどという組織を台頭させたのは、市民の愚かさなんだよ」
情報統制によって真実を知る目を最初から潰されているのでは市民は自らの生活の危うさに気づけないのでは?というツッコミも入りそうですが、ハーキュリーの考えはひとつの真実。
市民の生活が豊かになれば、それを為した政治も軍も存在を許容されていくのは世の常。認めてしまうんです。
仮の話としてアロウズの蛮行が表に出たとしても、じゃあ真実を知った市民が即アロウズに反旗を翻すか?と問われると微妙な気が(勿論その前に力で押さえつける可能性もありますが)
この辺は、二期冒頭での「世界」を知らない沙慈の描写と重なる部分もありますね。ミクロ視点からマクロ視点へ。



・「オートマトンが、市民にも攻撃を加えています!」
「制圧の為のやむない犠牲」ではなく
「情報操作の素材入手」の為に民間人を攻撃…ですか。スゲー事考え付くなぁ。


カタロン支部制圧の時は一方的な蹂躙でしたが、侵入路がはっきりしていて応戦可能だった所為もあるのか、結構戦えてますね正規軍。
防衛システムも機能しているし。やはりオートマトンの装甲はザルか。恐いのは射撃精度。市民を狙い撃つぜ→編集。



・「彼らを目覚めさせるなら、私は喜んで捨て石となろう」
良識のある市民がいてこそ、政治も軍も機能する、と。
もちろん「軍」「政府」「市民」という括りのみでいうなら、それが理想です。
でも、そうした軍や政治の歪み、市民の怠惰が誰かの演出だとしたら…?という落とし穴が。



・「偽りの情報で市民を煽る、連邦お得意の世論操作よ」
得意にも程がありますw CG加工技術がハンパねえっすwww
アロウズ動画はもっと評価されるべき(えー



・「六万の市民の口をふさぐことは出来んよ」「アロウズは何か手を持っている…!」
ハーキュリーの作戦や思惑って、最初から最後まで「一般的な軍人」の思考・常識の範疇から抜け出ることが無いように見えました。
市民の口から必ず真実が明らかになる。まさか彼らに手は出すまい…と考えているようですが、相手は極太レーザー地球に撃ち込む集団です。
六万人全ての口封じも…やるんじゃないかなぁ。その後はMAD職人が映像編集。



・放置されていた二人
まさかBパートも半ばから先週ラストのかぶせをしてくるとは思わなかったんだぜ。時間の流れどうなってたんだww



・「斬捨て、御免!!!!!!!」
それにしてもこのブシドー、ノリノリであるまた吐血か。
耐G制御がどうなっているのか本気で心配になる一幕。トランザムを実装したはいいけど、純正太陽炉のトランザムと違って機体にかかる負荷にまでは対応仕切れなかったのか。
赤と青で飛び回る姿がV-MAX対レッドパワー。
トランザム同士の戦闘って言わずもがな初めてのことなんですが、マッパになったり声が聴こえたりみたいな演出はありませんでしたねー。てっきり二機とも量子化してグルグル混ざりながら精神戦を繰り広げたりとか…考えすぎか。
マッパは沙慈が乗っていないとだめなのか?



「私は純粋に戦いを望む!」        「戦うだけの人生!」   
ガンダムとの戦いを!」         「俺もそうだ…!」  
「そしてガンダムを超える!それが私の…!」「だが、今は!」
「生きる証だ!」             「そうでない自分がいる!」

勿論様々な積み重ねがあるのですが、前回のサーシェスとの戦闘とマリナの歌が引き金となって、刹那の心境の変化が顕著に。
復讐に囚われない、ただ破壊者だけでいるわけではない。
破壊の先に生み出せるものがある、といった刹那の言葉が、今後現実味を帯びる可能性が出てきました。
自分が何かを生む側に変わるのか。戦い以外に何を成すのか。
対して、一期から通じて全く変化の無い男がブシドー。彼は最後までこのままなのか、それとも意識変革する何かが今後訪れるのか。
ガンダムを超える!と豪語するブシドーがガンダムに届かず、戦い以外の生きる意味を考え出した刹那が「ガンダムを超える存在」であるダブルオーライザーに搭乗しているってのは、痛烈な皮肉。



・「えぇい、水入りか!粒子残量も少ない」
トランザム三機でフクロとか大人気ないw
全弾回避するブシドーさんが恐ろしい。


「刹那!」某マイスターさん台詞にこめ。



・「敢えて言うぞ少年、覚えておくがいい!」
敢えて言うのがブシドー。ブシドーだから敢えて言う!「敢えて言わせて貰おう、グラh(ry」
これで普通ならかっこ悪いはずの捨て台詞も魅力アップだぜ!(えー



・「分かっている、ロックオン…ここで俺は変わる…おれ自身を、変革させる…」
来週からのせっさんは妙にキャラが明るくなります

来週からはせっさんはガンダムに乗らなくなります


まあ変革の内容を楽しみにするとして。
復讐以外にもサーシェスをどうにかする必要はあると思うんですけどね…。



それと
「刹那!」某マイスターさん、台詞みっつめ。以上。



以上。



以上…。








・「落下状況を考慮しての部隊配置…」「まさか!?」 
   「やはり…もう一基あるというの…」

こんなこともあろうかともう一基作っておきました。開発費はコーナーさんの財布から(ぇ
これはもう、来週は

コキャっとね!


でも次回予告を観るに速攻で壊されそうなんですが。ショッカーの再生怪人みたいだな…。
ん、まてよ、二基目が爆散ってことは、グッドマンは…。





以上です。二週続けてコキャっと〆ました。
次回は「散りゆく光の中で」
沙慈とマリーのパイロットスーツ姿が!ついに、ついにアチャ子登場か。
せっさんの腕の具合云々で、沙慈がアシストの為再搭乗することになるんでしょうかね〜。



そんなこんなで。