仏の顔も3℃まで

はてなダイアリー終了に伴いお引越し。思い出は残しておこう…。


狭く浅くしなやかに。惰性の赴くまま更新。用量・用法を守って正しく服用を。
現在、鋼のシスコン番長と全国の貞夫さんと西住殿マジ軍神を応援しつつ、サイト休止中…。
説得力皆無ですが画像の無断転載はご勘弁下さい。  
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…という挨拶すら懐かしいな…みなさん元気に趣味に邁進されてますか?


↑web拍手です。ここで会ったのも何かのご縁。うっかり読んじゃった記念に押して下さいませ。

バンダイ HGUC 1/144 νガンダム (ヘビー・ウエポン・システム装備型)

νガンダムは伊達じゃない(挨拶





ご無沙汰しております。ボチボチ模型レビュー、動いていきますよ!
題して『四月末に大量に購入した模型・玩具の山を切り崩していこう強化月間』!!
第一弾は

HGUC 1/144 FA-93HWS νガンダム (ヘビー・ウエポン・システム装備型) (機動戦士ガンダム 逆襲のシャア)

HGUC 1/144 FA-93HWS νガンダム (ヘビー・ウエポン・システム装備型) (機動戦士ガンダム 逆襲のシャア)

νガンダム・HWSです!
1/144なのにポリキャップも含めたランナー数12という物量に圧倒されましたが、やはりプラモは購入直後の昂ぶった期間に組んでしまえー、と一気に作製。
…まあ、タイミングを逃すと結局放置、という赤い奴の二の舞が恐かっただけだったりします(マテ
以下写真〜。







…と、いつもなら文章もダラダラと挟んで紹介させて頂くのですが、ちょっと時間がないのでとりあえず写真だけアップ。
翌日以降にひっそり文章は追加しておきます。

4/28…追記しました〜。


まずはベース機となるνガンダムを前後から。今回のHWS装備型のキットは、以前に発売された

HGUC 1/144 RX-93 νガンダム (機動戦士ガンダム 逆襲のシャア)

HGUC 1/144 RX-93 νガンダム (機動戦士ガンダム 逆襲のシャア)

ノーマルのνガンダムのランナーが丸々入っているので、組立の途中でノーマルとHWSと選択が可能。
完成した後も、換装はそれほどの手間ではないかと。
ちなみに、νガンダム単品版とは成型色に若干の差異があります。


…よくよく考えてみると、以前のνガンダムのレビューをしていなかったので、ベース機からじっくりと紹介してみます。


プロポーションはほぼ文句なし。個人的な好みですが、頭部がちょっと縦長かな…。
色分けも秀逸ですが若干不足している部分もあったのでそこだけ塗装。
脚部やリアアーマーの黄色や、後述する増加装甲の黒とかですね。





付属品一覧。てんこ盛りです。
写真では忘れてしまいましたが、右手に銃器握り手、サーベル握り手、左に平手がそれぞれ付属しており、交換可能。





可動範囲を上半身から。
頭部は首付け根でボールジョイント、併せて首のフレームが引き出し式になっています。飛行ポーズに重宝。
肩と胴体の接続部でポリキャップ接続。大きく上方に腕を上げられるのと、若干の前後可動。
肩アーマーは独立可動。上腕でロール。
肘は曲げられて90度強。手首ボールジョイント接続。





続いてお腹周りから下半身にかけて〜。
腰でボールジョイント接続。
少し腹部を引き上げてやることで、捻りを加えた動きも可能。
股関節はボールジョイントで開脚は写真の程度。膝100度前後可動。
足首がボールジョイント接続。接地性は確かです。プレーンな状態でもHWSでも自立は問題なし。
重たいフィン・ファンネルを背負っても安定します。
足首ブロックが独立可動するので、爪先の角度変更が可能。脚部スラスターカバーも独立可動。


可動範囲は可もなく不可もなく。必要十分といったところです。
…決して可動範囲が狭いわけではないのに、HGダブルオーシリーズとかプライズの変態可動に慣れてしまった自分がちょっと泣けるw





フル装備で飛ばしてみます。





クェスやギュネイを子供扱い(実際に大人と子供でしたが)
α・アジールのファンネルが飛んできた時に、ライフルを「ガチャッ!」と構えるあの細かい動作が好きだったりします。
その後のハンパない連射とファンネル迎撃はライフルの速射性能のお陰か、はたまたアムロの技量のなせる技か。
アムロの超絶テクに10ぺヤング。




「ダミーか…そこだっ!」
シールド裏のミサイルやビームキャノンも忠実に再現されています。





後方の牽制に使われたり、回避してのけぞったまま打ち込んだり、
挙句ワイヤーで遠隔操作して奇襲をかけたりと、トリッキーな使用が目だったハイパーバズーカです。
バックパックに縦にマウント。基部で角度変更が可能。




ライフルと交換。
手首に接続用のダボが設けられているため、各銃器の保持は非常に安定しています。
バズーカのグリップは可動式になっているので肩に担ぐことも出来ますが、若干背中のサーベルグリップが邪魔かも。
先端のプレート状のパーツを黒で塗るの忘れた…orz




フィン・ファンネル。
背面にマウントする時には、各ファンネルのロック機構がしっかりしているので、他のνガンダム立体物でよくある空中分解の心配も無し。
攻撃形態も御覧の通り。





左平手に交換しライフルを両手で保持。
ギュネイを一蹴です。





「艦がある…なんだこれは…? …! そうか!シャアめ!!」






特異なデザインのビームサーベル。ビーム刃はクリアパーツで再現。





左手のサーベルラックにスライド機構が設けられており、予備のビームサーベルを取り出し可能。





まあ最後の武器はガチ鉄拳ですけどね!!
なぐりあい宇宙。





さて、ようやく今回のメイン、ヘビー・ウェポン・システムを装備してみます。

FA-93HWS νガンダム(ヘビー・ウェポン・システム装備型)
1988年頃、模型雑誌「B-CLUB」にて掲載されたCCA-MSV(逆襲のシャアモビルスーツ・バリエーション)に登場するモビルスーツ。かつてのガンダム強化案「フルアーマー化」をRX-93・νガンダムに施すというプランによるものであり、第二次ネオ・ジオン戦争(通称、シャアの反乱)が長期化した場合に備え、νガンダムの機能強化の為立案された。
ベース機であるνガンダムの、フルスペックニュータイプ専用機としての特性を活かした強化が施されている。
装甲強化に伴う自重増加による機動性低下を解消するべく、プロペラントとスラスターを内蔵するユニット装甲。
各種弾頭を射出可能な追加ミサイルランチャー。
ビームライフルとシールドの強化→ハイパー・メガ・ライフルとハイ・メガ・シールド。
以上の強化装備で全身を固めている。
これらの強化案は、宇宙世紀0090年代の「MSの恐竜的進化」のベクトルに沿ったもので、機体そのものをプレーンにし、基本的なMSの白兵戦用装備を追及したνガンダムの機体コンセプトとは相容れないものと思われたが、νガンダムが歴代のガンダムタイプを参考にしている点、それを鑑み増加装甲の一部はZガンダム系の脚部構造をベースとするなど、ベース機と追加装備との相性は良好と言える。
各部の制御はサイコ・フレームとのリンクが前提となっている。
…HWSの導入に併せて、機体内装のフルサイコフレームも検討されていたとかいないとか。
シャアの反乱の早期終結に伴いプランそのものが立ち消えになったと言われているが、サイコフレームについては「よくわからないまま」実用テストが進み、あの「対ニュータイプモビルスーツ」を生み出す結果に…。


御覧の通りゴテゴテしてますw
重量も相当なものですが自立は無問題。
備前後ともバランスがいいですね。欲を言えば首がちょっと埋まり過ぎかも。
ガンダムFIXのHWSも相当いい出来でしたが、可動と両立したプラキット版の方が一枚上手のようです。
増加装甲のロックもしっかりしているのでポロリの心配も無し。
両肩のミサイルランチャーが上下に可動。ただしこいつのお陰で肩と首の可動に若干制限が加わります。





ハイパー・メガ・ライフル。
ビームを圧縮してマシンガンのような連射、最大出力時には艦船の砲塔数基に匹敵する威力、
オマケにビームを絞り込んでの超長距離狙撃も可能な万能ビームライフル!!
…と、「ぼくのかんがえたさいきょう」的な香ばしいカホリの漂う武器に昇華しましたw
ただ、これだけ長いエモノだと近距離モビルスーツ戦には取り回し難いだろうなー、とか天邪鬼な発想が浮かんだり。
バイポッドが差し替えで展開できますが写真に撮るの忘れたorz





ハイ・メガ・シールド。
ベースとなるシールドの内蔵ジェネレータを転用した、大口径メガ粒子砲を二門装備する強化型シールド。
連射こそ出来ないが、大容量コンデンサーにエネルギーを充填して放つ粒子ビームは、ハイ・メガ・キャノン並みの威力を発揮する。
ZZが微妙に涙目の追加装備。
…大型弾頭を放つ砲門だ、いやいやビーム砲だと諸説入り乱れていた大型シールドでしたが、公式にハイメガキャノンだったってことでおーけーでしょうか。




装備の一部を排除して、ダブル・フィン・ファンネルを装備!




…ちょっと待てと。ファンネルがもう一機分ありますね。ええ、ありますね。
成型色は…HWSのカラーですね。ええ、左右同色ですね。





なんかもう、根本的に金の使い方を間違えているような気がします。
そして思った以上にファンネルの組立に時間と精神力を奪われた件について(ぇ
数も二倍、労力も二倍。単調作業は苦にならない性質なのにo.......rz


でも組上げてみるとやはりカッコいいのが悩ましい。






最後はちょろっと画像を編集して。
νガンダム、ヘビー・ウエポン・システム装備型でした!


気がついたらメインのHWSよりもベースのνガンダムの紹介に力を入れすぎた本末転倒なレビューになってしまいました!だめじゃん!
ヨドバシとかアソビットとかの模型コーナーで逆襲のシャアが流れているのを見ていたら、ついおかしな方向にスイッチが…。


強いて不満点を挙げるとすると。左の武器持ち手が付属していない点。
武器装備が右手に限定されてしまうのがとにかく惜しい。


でもνガンダムをこれでもかと堪能できるオプション満載のキットです。機体のサイズも手伝って1/144とは思えないボリューム。
時間はかかるかもしれませんが組んで損なし、やってみる価値ありますぜ!





以上です。
次回は他の完成品トイをすっ飛ばして、赤くなったり粉になったり劇場版が決まったりで大忙しのチートガンダム(失言)を紹介できたらと。
そんなこんなで〜。