仏の顔も3℃まで

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…という挨拶すら懐かしいな…みなさん元気に趣味に邁進されてますか?


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バンダイ ROBOT魂 エヴァンゲリオン2号機

これぞ変態可動。(挨拶





本日レビューするのは、先週末にフィギュアーツのダブルさんと一緒に購入しておいた

ROBOT魂[SIDE EVA] エヴァンゲリオン2号機

ROBOT魂[SIDE EVA] エヴァンゲリオン2号機

エヴァンゲリオン2号機です。
てっきりエヴァリボルテックの独壇場になるかと思っていましたが、ロボ魂も負けていませんね。
魂フィーチャーズでサンプルを弄った事が購入のきっかけになりました。というか、サンプルを触っていなかったら華麗にスルーしていたに違いない(汗


動かす事で印象がガラリと変わるアイテムです。以下写真〜。



前後から〜。



…と、このままのんべんだらりとコメントを綴って行きたかったのですが、ちょっと時間が無いので本日(3/5)は写真だけ。
明日の夜にでも文章追加して仕上げたいと思います。
照明の配置やら背景紙やら色々弄っていたら、撮影だけで時間が無くなってしまいました…orz


(3/6…文章追記しました)










各部をぐるーり。
今回のエヴァについては、今までのロボ魂のサイズよりも頭ひとつ大きめに造形されています。
ひょろ長い独自の体形を見事に再現。可動ギミックが目立たないように配慮されています。
しかし、こうして見るとエヴァも結構デザインとか体形のバランスとか変わったなぁ…。
例によって硬質素材メインで造形されていて、メインの赤や白の配色は成型色、その他部分塗装で仕上げられています。
塗装の精度は上々。





付属品一覧。


プログレッシブナイフ×2
ニードルガン(サンダースピア)
超電磁洋弓銃
アンビリカルケーブル
S型装備
手首(握り手、指揃え手刀、平手二種、武器保持手・ナイフ及びニードルガンに対応、右手のみ洋弓銃保持手)


手首の充実ぶりがハンパないです。
劇中で登場した装備が網羅されているのが嬉しいところですが…ロボ魂ユニコーンに続いて、ロボ魂の付属品にはちょっともの申したい。後述。





ここからは可動箇所を紹介〜。
まずは頭部。首根元と首と頭部との接続部で、それぞれリボ球のような球体関節が仕込まれています。
自由度が非常に高いです。特に上方向への可動が強いのがウリかと。前傾姿勢で走り回る姿が決まります。
…というか、劇中ポーズの再現において、この首可動をさらに活かせるのは次の初号機と見た。





肩から腕部にかけて。
肩と胴体でボールジョイント接続+肩ブロックで横方向にスイング。
上腕でロール。
肘で球体関節使用。手首も球体関節ですが、手首との交換部はボールジョイント。






胴体・腰の可動。
胸部でボール+腹部で球体関節での前後可動+腰部ボール。
蛇腹上の胴体の切り欠きに合わせて、前後左右に大きく動きます。







脚部の可動。
股関節で前後にロール。腿で左右ロール。
さらに脚部付け根の黒い部分の中心が左右に大きく開きます。
このギミックにより、デザイン上動かなさそうな横方向への開脚が自由自在。


ですが。
この関節配置方法は明らかに「動かすため」の措置でして、はっきり書いてしまうと見栄えは非常に悪いです。
足を大きく開くと股関節から脚部にかけてのシルエットが大きく崩れます。
可動範囲確保の割り切った仕様ではありますが、人型が拘束具を纏った…というエヴァの設定・デザインコンセプトを鑑みると、尚更この可動ギミックには違和感を感じます。
自分などはアクションフィギュアについて、動けばいいや!と常々考えてしまうのですが、流石にこの関節処理は気になりました。
賛否両論、意見が分かれるんじゃないかなぁ…。



膝は二重関節。足首は左右にロール+横方向にスイング+前後にスイング。爪先独立可動。
足首装甲も左右スイングとボールジョイントで独立して動きます。




股関節の不自然な関節配置については若干引っかかりますが、総じて恐ろしいほどに動きます。
特筆すべきは、可動ギミックの素直さと安定性。
可動にクセが全く無く、「こういうポーズが取りたい」と意図した動きに忠実に従ってくれる感じです。
また関節が緩すぎず硬すぎずの絶妙なバランスで、スタンド無しで自立させた際の安定性が素晴らしいです。
撮影する立場の人間としては、関節のヘタリに怯えることなく「ストレス無く弄れる、しかも目茶苦茶動く」というのは最高に有難いことでしてw














アクション〜。ただ走らせるだけでもすげー楽しい。






続いては付属品を紹介。
アンビリカルケーブル。ケーブル部分はリード線で再現されています。







プログレッシブナイフ。






ナイフ二刀流〜。






ニードルガン。
なぜか先端のスピア部分の展開ギミックはオミット。
可動しそうなヒンジや刃先を収納するスリットが銃身に設けられているのに、実際は固定式。そりゃないよ…。





肩及び腕部を換装。




空中挺進専用・S型装備を装着〜。







スカイダイビング!!
腰から膝から、これだけ綺麗に体を丸める事が出来るとは思いませんでした!








超電磁洋弓銃を装備〜。










今回はおまけや編集画像はなし…。

以上!ROBOT魂 エヴァンゲリオン2号機でした!



ただ動くだけでなく、可動させることによる楽しさをとことんまで追求した、そんなアイテムです。
リボルテック版の場合はケレン味溢れるオーバーアクションでのポージングがウリ。
ロボ魂版については、それとは全く別のアプローチ方法で可動を素直に楽しむ事に主眼を置いているのが分かります。


ただ動くだけでなく関節の配置方法も、可動させた際の見栄えを崩さない配慮が伺えるのですが…だからこそ逆に、前述した股関節の処理が浮いて見えてしまうのが残念なところです。


また、ロボ魂の付属品について、最近ちょっと気になっています。
劇中の全ての武装、オプション品を網羅してくれるのは大歓迎なんですが、肝心のギミックや塗装などの仕上げが疎かになっている印象です。
(今回のニードルガンの銃身部とか、ロボ魂ユニコーンのバズーカ伸縮・バックパックへのマウントとか。あと、洋弓銃の塗り分けは明らかにリボ版の方が細かいです)
言い方は悪いですが「ただ付けただけ」に見えてしまう付属品が散見されるのが厳しいところ。





とは言え、今回のエヴァ2号機はアクションフィギュアは動かしてこそ!を地で行く素晴らしい出来です。
エヴァンゲリオンという作品の持つ影響力に引きずられる事無く、ロボ魂らしさを貫いた結果、といったところでしょうか。
ワンランク上のアクションフィギュアだからこそ、付属品なり見た目なりの細かな改善点が浮き彫りになるのかもしれません。




もうエヴァはリボ版で集めているからなぁ、という方にも、一度手にとって動かしてもらいたい一品です。
見た目でスルーしてしまうと勿体無いかも。




そんなこんなで〜。