仏の顔も3℃まで

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バンダイ ROBOT魂 [SIDE MS] ZZガンダム

ニュータイプロボ魂の修羅場が見れるぞ!(挨拶




ゼータの鼓動よりも先に、始動!ダブル・ゼータ!

ROBOT魂 [SIDE MS] ZZガンダム

ROBOT魂 [SIDE MS] ZZガンダム

今回は、ROBOT魂より『機動戦士ガンダムZZ』主役モビルスーツZZガンダムを紹介!




MSZ-010 ZZガンダム
宇宙世紀0080年代後半。
グリプス戦役」の終結に前後して、モビルスーツ開発は激動の時期を迎える。
地球連邦とジオン公国、双方の技術の躍進と融合によりMS単機の性能は大きく向上。ムーバブルフレーム構造、可変機構、ニュータイプ対応機能、と技術進化の過程を経て、MS本来の白兵戦用途の範疇を超える付加機能の搭載に主眼を置くようになった。単機に多様な機能を集約した結果、MSは巨大化を余儀なくされ、重量増加を補う為に動力・推力系を強化、それによりさらに機体が巨大に…という進化の袋小路に陥りつつあった、とされる。
そんな最中、アナハイム・エレクトロニクスにて開発された『MSZ-010 ZZ(ダブルゼータガンダム』は、当時のMSの恐竜的進化を体現するかの如く、圧倒的なまでの戦闘能力を秘めて完成した。


「多数のジェネレータ直結式メガ粒子砲を搭載した重火力機」というコンセプトの元に開発は進められたが、性能の要求水準を満たせず計画は難航。プロジェクト自体が一時凍結されている。
そこに持ち込まれたムーバブルフレーム技術により状況は一変。
まずは「Z計画」の傑作機『MSZ-006 Zガンダム』が完成。
その可変機構をさらに推し進め、分離・合体という要素を加味した高火力機体の開発を再開し、複数の開発チームによるトライアルの結果、『MSZ-010 θ(シータ)ガンダム』が反地球連邦組織「エゥーゴ」の新フラグシップ機として採用された。
後に「ZZガンダム」の名称で「第一次ネオ・ジオン抗争」に投入された本機は、MSZ-006では可変機構の成立に用いたムーバブルフレーム技術を機体構造の強化に応用。機体をA・Bパーツ、及びコアファイターの三機に分け、それぞれに大出力ジェネレータと変形機構を搭載する事に成功する。
かつてのRXシリーズで採用されたコア・ブロック・システムの再現だけでなく、支援機であるGアーマーのコンセプトをもMS単体に盛り込み、全領域に対応する効率的な戦力展開能力を獲得。加えて、アクシズ製の重火力MSに対抗しうる、ジェネレータ三機直結による7,000kWオーバーという超高出力を実現。また機体を分離する事によりエゥーゴの艦艇規格、積載スペースにも対応している。
頭部ハイ・メガ・キャノンを筆頭に、ダブル・ビーム・ライフル、メガ粒子砲としても使用可能なハイパー・ビーム・サーベル、21連装ミサイルポッド等、過剰とも言える武装を持ち、多数の技術の結実と共にサイコミュも搭載。
NT対応機としてロールアウトしたMSZ-010は、実戦投入後も長期に渡るアップデート・追加武装プランが継続され、エゥーゴの最高位機種として、抗争終結まで遊撃部隊の中核となって多大な戦果を上げた。
メインパイロットとなった少年「ジュドー・アーシタ」は、極限まで高まった操縦難度に適応するセンスを発揮。
一説には設計時のスペックを超える力を機体にもたらしたとされる。


第一次ネオ・ジオン抗争終結後、MS開発は原点回帰とも言える白兵戦能力の追及へと転化していく。
だが、単機に万能の性能を求めた「Zを超えるZガンダム」は、当時のMS技術の集大成、一つの到達点として、MS開発史にその名を刻んでいる。







ROBOT魂ラインナップにZZガンダムが目出度く参戦!
合体変形ギミックをオミットする事で、アクショントイとして特化した内容に。
多様な関節構造から、今までのZZ立体物のイメージを塗り替える程の可動を見せてくれます!








前後から。伝統のトリコロールが映えます。
エストが細く四肢の太い、最近の[SIDE MS]で多く見られるプロポーションになっています。
太股のボリューム感が顕著。
実に力強いフォルムですが…こうしたメリハリが利いた体型アレンジは、確実に好みが分かれるところですね…。















近場からぐるっと。
各部の装甲やダクト、バーニア内部など、ディテールが細やかです。
ウイングシールドから脚部に至るまで「線」の多い作りで、ロボ魂としては大型の部類に入るアイテムですが大味なイメージはなし。密度感が素晴らしい。
ほぼ全身が硬質素材でかっちりとした造形。色分けは基本的に成形色と部分塗装により再現されていますが、腰部のホワイトは塗装されているので周囲と若干の違和感があります。
また、少し気になるのは頭部。首関節はもう少し奥まった配置でも良かったような気がします。
加えて造形面も…商品サンプルと比較して、フェイス部分がメットや頬ダクトからせり出したような位置にある為、顔太りして見えてしまいます。
サイドから観ると結構カッコいいとは思うのですが…。
バックパックは設定上の合体ギミックをなぞり、背中ではなく腰部とのフレーム接続。
見えにくいところもしっかり作り込まれています。








可動箇所、範囲を紹介。



まずは頭部。首元でボールジョイント二点。
襟元の詰まった造形が影響して、結構窮屈な印象。






肩部・腕部の可動。
肩と胴体の接続部に引き出しギミックあり。肩ボール可動。肩アーマーが独立して上下にスイング。上腕でロール。






肘二重関節。
過去のZZ立体物とは関節の向きが90度異なります。
肘の赤い部分を引き込むようにして、深く腕を曲げる事が可能。
この関節配置には驚きました…!TV劇中のようにウイングシールドを横に向けたまま腕を曲げられますが、欲を言えばプラキット等と同様の向きにも肘が可動するように多重関節を組み込んでもらえたなら更に…。





ウイングシールドは上下のプレートが独立してスイング。





腹部ボールジョイント+前後にスイング。
腰部と繋がれたバックパックが本体からつかず離れずの絶妙な距離で配置されていて、ある程度腰を捻る動きが可能に。
コクピットブロックが引き込まれる可動は…思い出しますね、スペシャルクリエイティブモデル。




フロントアーマーがボール可動。サイドは上下にスイング。
サイドアーマーは大腿部の可動と干渉し、若干外れやすい印象です。
(1/30…画像の添付に失敗していたようです。出先なのできちんと修正できていればよいのですが…コメントにて御指摘くださった方、有難うございました!)





股関節の接続軸が上下に大きくスイング+ボール可動。
脚の長さが極端な程に調整可能。全高やシルエットが劇的に変化します。
もともとポーズを付けた際に映える体型バランスをしているロボ魂ZZが、この股関節可動によりさらにケレン味溢れる姿にw





足首の可動もなかなか。脛横の装甲が独立して可動し、接地性の確保に一役買っています。






膝二重関節。
ふくらはぎの装甲を開く事で脚部スラスターを脚の内部に折り込み、深く膝を曲げる事が出来ます。





足首は横方向だけでなく前後にもスイング。爪先独立可動。
脛アーマーも独立して上下にスイングしますが、接続が緩いです。脚を動かそうとして脛に触ると、そのままポロリしたり…。






バックパックのウイングは展開可能。
またハイパー・ビームサーベルのグリップ(ダブルキャノン)は縦にスイング。
ミサイルポッドの開閉が省略されてしまったのがとにかく残念。










付属品一覧〜。
交換手首(握り手・平手・ライフル持ち手、サーベル持ち手)
ダブル・ビームライフル、ハイパー・ビームサーベル
魂STAGE接続用ジョイント。


他に魂STAGE5の台座と可動式支柱、保持用アームも付属しています。






ここからは各オプションを紹介!






まずはダブル・ビームライフル
大型の砲身と細かいディテールが目を惹きます。砲身の金属を思わせる質感が好み。
コア・トップのコクピットキャノピーの塗装はオミット。





砲身は上下に位置調整可能。
またグリップ部分が横スイング+ボール可動となっていて、通常なら持て余しがちな大型火器を、どの位置で持たせても自然な角度で構えさせる事が出来ます。







ハイパー・ビームサーベル。劇中を思わせる極大のビーム刀身が素敵。
クリアパーツにビームの発振をイメージしたグラデ塗装が施されていて雰囲気も上々。
交換用のサーベルグリップにはスリットが設けられていて、持ち手側のダボに差し込む事でしっかり保持出来ます。






股下にジョイントを付けて、魂STAGEによる飛行状態でのディスプレイが可能に。








SCMのZガンダムと並べてみます。
大人と子供程の全高差がありますが、造形の方向性はそのまんまですね。





今度はHGUC版のZZと。
ほぼ同スケールですがプロポーションはまるで別物。





さらにMIAのZZも発掘して比較。
…時の流れとは恐ろしい。









さて、ここからはアクションポーズを!







「ややこしい事をやったって…驚くものかよ!(驚愕」










「斬るぞぉ、マシュマーさん!!」

















「自分の出来ることを最大限にやりゃあ、他人に利用なんかされるもんか!!」








ささやいてくれよ 傍に いるよって














ファンネル掃除に定評のあるジュドーさんでした。







ダブル・メガ・ランチャー!







「どうしてみんなで生きていけないんだッ!!?」













「こいつ、まだ逃げんとは正気か?」「正気で戦争が出来るかッ!!」








「お前は、お前は…お前はああああァァァッッッ!!!」




「今のは…プル…?プルは…プルに、殺された…のに…」






「憎しみは憎しみを呼ぶだけだって、分かれ!憎しみを生むもの、憎しみを育てる血を吐き出せ!」









と言うわけで。

以上!ROBOT魂 ZZガンダムでした!


1/144プラキットでは差し換えによる分離・可変ギミックを楽しめましたが、今回のロボ魂版では可動性能の追及に主眼が置かれ、合体後のキメポーズをはじめとした多彩なアクションポーズを取らせる事が可能になっています。
大型武器の保持にも配慮が行き届いているし、各部の関節もかなり固めに調整されていたので片手で取り回してもしっかりポーズが決まります(長時間の保持が出来るかは不安なところですが…)
造形も含めて、手に取った印象はまさしく「スペクリの進化型」
SCMの人気作・Zガンダムを引っ張りだして並べてみると、改めてその独創性に驚かされます。
その造形アレンジ、既発売の[SIDE MS]ラインナップと並べた際の統一感の薄さ…間違いなく賛否集まる事と思いますが、個人的にはスタイリッシュな見た目と動かす事の楽しさを両立している今回のZZは大歓迎です。劇中の活躍を思い出させてくれる姿です。
今後、強化型ZZやフルアーマー等の展開にも期待してます!
(その際は片手で持てないだろソレ!ってくらいに巨大なサーベルグリップの付属を!TV本編でハッタリ利きすぎの長太いグリップの端っこを持って軽々と振り回し、ファンネルを切り払っていくジュドー&ZZさんが大好きでしたので…って伝わらないですねこの変なこだわりw)





しかしZZ…最近、とんとスパロボにお声がかからなくなってしまったような。
昔は「MAP兵器と言えばハイメガ」「経験値・資金稼ぎの友と言えばZZ」だったのに…そんなこんなで。