聖なる泉枯れ果てし時 凄まじき戦士雷の如く出で 太陽は闇に葬られん(挨拶
「…こんな寄り道はさせたくなかった」
「え?」
「君には、冒険だけしていて欲しかった。ここまで君を付き合わせてしまって…」
「…ありがとうございました。俺、良かったと思ってます…だって、一条さんと会えたから」
「…! 五代…」
という訳で!
今回は、待ちに待ったこいつを紹介!
S.H.フィギュアーツ 仮面ライダークウガ アルティメットフォーム
- 出版社/メーカー: BANDAI SPIRITS(バンダイ スピリッツ)
- 発売日: 2010/06/12
- メディア: おもちゃ&ホビー
- 購入: 8人 クリック: 116回
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放送時期と重なっていたディケイドのコンプリート以外で、ようやく以前の作品の主役ライダー最強形態が登場。
今回はどうしても、冷たい白の背景紙で撮影したかった…!
近場からぐるーり。
全体的につや消し塗装となってます。実に渋いです。
全身の金色のラインや血管の様に浮き出たモールド部分のグレー配色など、塗り分けと造形が非常に細やか。
近づくと若干アラは見えますが、気にならないレベルかと。
腕部と脚部の棘上の装飾は軟質素材となっています。
頭部のコンパウンドアイ(複眼)はクリアパーツとなっていて、今までのフィギュアーツ・クウガよりも劇中のデザインに近いと思うのですが…。
モールドの角度やクリアパーツの造形の影響なのか、淵部分に頭部の黒の配色が影となって映り込んでしまい、目が縦長に見える=頭部そのものが縦長に見える、という現象がチラホラ。
照明の位置や、見る角度・方向によって影の映り込みの幅は異なるようです(正面から見ると顕著かも)
アークルの形状は既発売のライジングアルティメットと同様。
頭部は前半分のみ差し替えで、レッドアイズ、ダークアイズそれぞれを再現。
ライジングアルティメットも頭部だけ交換式にすればよかったものを…。
交換手首一覧〜。今までのクウガの付属手首とほぼ同様。
一点だけ、超自然発火ポーズ再現用に、新規造形の平手が追加されています。
既存の平手よりも大きく手を広げていて、指自体も細め、かつシャープに造形されてます。
五代といえばサムズアップ!手甲の「戦い」を意味するリント文字も綺麗にプリントされてます。
可動箇所は現行のフィギュアーツと同様。股関節部分が左右で独立可動。
肩アーマーの接続がデザインの関係から内蔵型に。可動に若干クセがあります。
先に肩アーマーを上げてその後肩関節を動かすと、スムーズに腕を横に広げる事が出来るかと。
ライジングマイティ、ライジングアルティメットとそれぞれ比較。
アルティメットでけぇー。
基本的に燃やすか殴りあうかしかしてなかったので、派手に蹴りを放つ姿には若干違和感が…。
ダークアイズにすると一気にイメージが変わります。目の色変更しただけなのに…まさに究極の闇。
アマダムにヒビが入っても、拳の応酬は止まらない!
待ち遠しいぜダグバ様!
アルティメットキック!
両足キックのポーズがどうやってもしっくり極まらないorz
対ディケイド。
こちらの本格的な撮影は無事に激情態を入手してからですねー。
しかし身長差が…。
というわけで。
以上!S.H.フィギュアーツ 仮面ライダークウガ アルティメットフォームでした!
クウガ本編では極端に少ない登場回数&時間、ディケイド劇中での扱いは…と、ちょっと可哀想なことになっている印象の究極さんですが、立体化に際してはそんなことはお構いなし!最強フォームに相応しい素晴らしい仕上がりです。
つや消しされた黒いボディが何ともいえぬ重厚感を主張してますし、そのボディ上を巡る金とグレーのラインもこだわりの造形・塗装…ちょっと立たせてみるだけでも、目茶苦茶画になります。
強いて難点を挙げるとすれば、その大きさでしょうか…他のフィギュアーツと比べても、ちょっと突出したサイズになっているので、単独で見る分には問題ありませんが、例えばディケイドなど劇中で絡んだライダーと横に並べると、どうしても違和感がありますね。
とはいえ、出来は秀逸です。
このアルティメットを皮切りに、他のライダーの最強フォームもどんどんフィギュアーツ化してもらいたいところです。
それとクウガに限って言えば…ライジングの残り三フォーム、どうするんでしょう…魂webで三体セットとかありそうで怖い。
ライバルとなるン・ダグバ・ゼバの到着を待ち焦がれつつ。
そんなこんなで。