仏の顔も3℃まで

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バンダイ HGUC 1/144 ZZガンダム

ニュータイプの修羅場が見れるぞ!(挨拶





今回は。

HGUC 1/144 MSZ-010 ダブルゼータガンダム (機動戦士ガンダムZZ)

HGUC 1/144 MSZ-010 ダブルゼータガンダム (機動戦士ガンダムZZ)

待ちに待って十数年、ようやくHGUCダブルゼータが登場です!




合体・変形・大火力・頭部には波動砲(違う
ガンダムなのにスーパーロボットなカホリの漂うZZガンダム
テレビ本編よりも、スパロボでのMAP兵器の方が印象に強い方も多いかと思います。


今回のZZガンダムは1/144スケールでのリリースと言う事で、分離変形ギミックは非常に割り切った差し替え式。
お陰でスタイルを損ねることなく仕上がっていて、非常に格好いいです。







前後から。
歴代ガンダムの中でも一、二を争うボリューム感が素敵。











近場からぐるっと。
前述したとおり変形はほぼ全身に渡って差し替え式となっているので、ギミックを内包する事が無い分、良好なプロポーションとなっています。
デザイン上の特徴と言える細長の黄色いダクトの内部は、黒のシールで再現されています。
自分では、バーニア内部やフロントアーマーのダクト部分、脚部スラスターなどを塗って、つや消しを吹いてみました。
ツインアイ部分もシールが用意されているのですが、形状がイマイチなので、自分で塗るか、シールの「目」の部分だけ切り出すかした方が良さそうです。





可動箇所を紹介。
頭部は首もとのボールジョイント一点。




肩と胴体の接続部で若干前後に可動。肩関節で前後・横方向にスイング。上腕でロール。
肘は曲げられて90度強、といったところ。
肩上面の青い装甲がバックパック(サーベル基部)とぶつかるので、肩の回転域はかなり狭い事に。





腰ボールジョイント。
少し引き出すことである程度自由に動きますが、こちらもバックパックとサイドアーマーがぶつかります。






股関節もボール接続。開脚の範囲は狭いです。
腿でロールするので、サイドアーマーとバックパックをかわしながら動かす事で、ある程度足回りの可動には融通が利きます。
足首は軸可動とボールの二点。素晴らしい接地性を誇りますが、背中が重いのでスタンド無しで立たせると後ろにひっくり返りやすいです。





膝は曲げられて90度前後。このデザインからすると十分な可動かと。




総じて、可動範囲はちょっと狭い印象。クセがあるというか…。
機体の元々のデザインから見れば、これだけ動かせる方が逆に凄いのかもしれません。






ここからは武装を紹介〜。









ダブルビームライフル。ライフルなのに有人機という驚きの仕様。
かなりのサイズ・重量ですが、保持は問題なし。
余談ですが、両腕のウイングシールドも大小それぞれの面で自由に角度が付けられます。








続いて、ハイパー・ビームサーベル
1/100スケールキットが使用するような、長大なビーム刃のクリアパーツが付属しています。
持ち手にはサーベルグリップと接続するためのダボが設けられているので、ポロリの心配なし。
ビームサーベルの長さは申し分ないのですが、もっとビーム刃自体が太い方がそれらしいかな、とも思いました。




今回、気になった点を書いてしまうと…ズバリ、付属手首です。
右手はサーベル持ち手とライフル持ち手の二種。左手は握り手一種のみ。
これは、いくらなんでも少なすぎます。
劇中ではライフルを持ったまま左手でサーベルを振るう事が多かった印象があるので、左手用のサーベル持ち手は欲しかったですね…。






バックパックに装備されたミサイルポッドも開閉可能。








コトブキヤのディテールアップパーツからノーマルハンド(1/144用)を使って、左手用のサーベル持ち手やライフル持ち手を作ってみましたが…左右で全然手首の大きさ違いますね。思いつきでやったりするから…これは失敗。






ここからは分離・変形ギミックを紹介。まずは上半身から。
ちょっと分かり難いですが、写真の様に一旦肩・肩接続軸・胴体など全て切り離してしまいます。
肩上部装甲を回転させて、シールドの角度も変更。手首はバーニアと差し替え。
頭部も外して、コクピット周りの装甲を外してから…。




胴体に変形用のジョイントパーツを被せ、その上に胸部装甲を付けます。




ライフルは、スコープとグリップを畳んで、二門の砲身を回転し機種と同じ向きに変更。




胸部の赤い装甲を被せて胴体に接続。
あとは変形させた腕部をくっつければ。






コア・トップの完成。





続いて下半身(とバックパック


脚部を外して、腿は180度回転。脛の装甲を一度剥がして、内部のスペーサーも外してしまいます。




スペーサー無しの状態で脛装甲を装着、上下を入れ替えて膝パーツと接続し、バーニアも付けます。
サイドアーマーはウイングを形成するために角度変更。




ひっくり返すとこんな感じ。スペーサーと腰部装甲、足首は余剰パーツとなります。




バックパック下部のウイングの角度変更。赤い接続パーツを変形用の長いものに差し替えて…。




ここで登場、ネオ・コア・ファイター。
エンジンブロックの差し替え位置を変えることで、ドッキング状態へ。


下半身、コア・ファイター、バックパックを全て纏めて。





コア・ベースの完成。



さらにコア・ベースからコア・ファイターを分離させて、コア・トップと合体させる事で…。






Gフォートレス形態へ。
ここまで変形させるのに、殆ど立体パズルのような組み換えを行う必要がありますw
ですがその効果はしっかりと各形態で実感できるかと。どの状態でも破綻なし。
HGUCゼータと同様に、1/144スケールなら差し替え変形は大歓迎です。




ちなみに。
各形態の変形途中で余りとなってしまう細かいパーツについては、専用台座にまとめておく事ができます。
…Gフォートレス形態での展示用台座の筈なのに、乗せている画像を撮り忘れましたorz








おまけ。



「一騎打ちだ、ジュドー…」





強化型ZZではありませんが、なんとなくキュべレイとのラストバトルらしき画を。





「憎しみは憎しみを呼ぶだけだって、分かれ!
    憎しみを生むもの、憎しみを育てる血を吐き出せ!」
「吐き出すものなど…ないっ!」 「自分の頭だけで考えるなっ!」





ジュドー、上!)「もらった!!」








相打ちと言いたいが…と続くわけですが。
いずれフルアーマーZZが、それに伴って強化型ダブルゼータが発売される事を期待して、今回の対決はさらっと。




以上!

HGUC 1/144 ZZガンダムでした!!
ダブルゼータを「今」の技術でプラキット化したらこうなるのかー、と素直に感動しました。
差し替え変形には賛否両論あるかと思いますが、プロポーション重視と言う側面の他に、破損をさほど気にせず気軽に弄れるという大きなメリットがありますね。
不満点を挙げるとすればやはり手首パーツの乏しさ…これはとにかく残念です。
ランナーの関係でビーム刃が二本付属していても、左手でサーベルが持てないのであれば宝の持ち腐れ。
厳しい事を言うと、余剰パーツを纏められる台座はいいアイデアだとは思いましたが、それをつけるくらいなら手首パーツを充実させてよ…と。
両手に握り手が揃わない、というのも珍しいと思います。



とは言え、キットの出来には概ね満足。
主人公機を皮切りに、何とかダブルゼータに登場した重装型ここに極まれり!なモビルスーツたちを続けてHGUC化してもらいたいです。
ドーベン!ドーベン!



そんなこんなで〜。