Max Factory figma Fate/stay night セイバーオルタ

還らぬ騎士の誇りと誓い（挨拶

今回は、珍しくもfigmaのレビュー。

出版社/メーカー: Max Factory
発売日: 2010/07/06
メディア: おもちゃ＆ホビー
購入: 4人クリック: 38回
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闇に堕ちた騎士王、黒セイバーことセイバー・オルタを紹介。

「Fate/stay night」の第三のルート「Heaven's Feel」にて、変わり果てた姿となって士郎の前に立ちはだかった漆黒のセイバー。
無尽蔵ともいえる魔力供給を受け、近接戦闘では全サーヴァント中最強を誇る。

桜ルートでの早々のセイバー戦線離脱にショックを受け、敵として戻ってきてダブルショック。
何とか元に戻す事は出来ないのか、説得できないか…と選択肢を誤りタイガー道場へまっしぐら…という同志も多いかと。多いといいなぁ（汗
ノーマルのセイバー（甲冑Ver.）のリリースから随分間が空いて、格ゲー版で初登場のリリィに先を越されましたが、この度満を持して登場。

前後から〜。

近場から見回してみます。黒くなるとアホ毛なし！
漆黒の甲冑はメタリック塗装。スカートや肩部分はつや消し仕上げとなっています。
血液、または呪術の紋様を連想させる鎧やバイザー部分の赤いラインも綺麗に塗り分けられています。
腕と脚のトゲトゲがかなり鋭く、弄っていると痛いのなんの。

付属品一覧。
武器は黒化した「約束された勝利の剣（エクスカリバー）」一点。
交換用手首（握り手・指揃い平手・武器保持手・角度付き武器保持手が両手に、指差し手首、指開き平手が左手用のみ）
使用しない手首を纏めておけるfigmaおなじみのホルダーと、画像に収めませんでしたがスタンド、収納袋が付属しています。

バイザーは風になびいた前髪パーツと接着されています。
視線を隠せると、フィギュアの視点に影響されずにアクションポーズを付けられるのが嬉しいですね。
前髪ごと交換する事でバイザー無しの状態に。
交換フェイスとして、叫び顔も付属してます。視線は通常・叫びどちらも正面を向いたもの。
髪の淡いグラデ塗装が綺麗なのですが、若干塗装ハネ、バリ跡のようなものが残っているように見えるのが残念。

可動箇所を紹介。
頭部は球体関節での三点可動。

肩と胴体でボールジョイント接続。
肩部分で左右にスイング+上腕ロール。
肩の服飾はボリュームがありますが切り欠きが設けられており、腕を開く際の妨げになりません。
肘で球体ジョイント接続。手甲部分でもロールしますが非常に固いので、暖めてから動かす事をお勧め。

胴体でボールジョイント。

ノーマルのセイバーと同様に、左右のスカートが独立可動。大きく開くように展開可能。
中央部は軟質素材となっていて、脚の動きに影響し難くなっています。
股関節ボールジョイント+腿でロール。膝・足首で球体ジョイント。

しかし…スカートの中は…。
確かアルターだかどこだかのメーカーのトレーディングフィギュアで生足にブーツという心躍る仕様だったような…ば、ばかな（何が

属性反転のエクスカリバーを装備。
オプション品の数が少ない分、一点の存在感が光ります。

ポージングをいくつか。
普段の騎士王よりスピードが無い分どっしり待ち構えて迎撃、隙を見せれば強烈な一撃で叩き伏せる…そんな戦闘スタイルですかね。
胸部アーマーのボリュームが影響して、ちょっと剣の両手持ちがし難くなってます。

やっぱりやってみたい、同キャラ対決。

セイバー・リリィも乱入。

騎士王、白き騎士姫、黒き暴君。揃い踏み。
こうして見るとカラーリングだけではなくて、鎧の意匠も全く異なりますね。
そして、先ほどの対決画像も含め、ノーマルセイバーとオルタを並べてみるとfigmaの造形技術・品質の向上が窺えます。
今のレベルでセイバー甲冑バージョン2とか欲しいかも…レアルタ・ヌア版とかどうでしょう（それじゃ同じだ

やっぱりやってみたい、そのに。
「Heaven's Feel」屈指の名場面。

「約束された（エクス）」

「騎英の（ベルレ）」

「勝利の剣（カリバー）！！！！！」

「手綱（フォーン）！！！！！」

宝具同士の激突。
結果は…まあ、ご存知の方が多いかと思います…。

というわけで。

以上！figma Fate/stay night セイバーオルタでした！
着実に商品ラインナップを増やしているfigmaシリーズですが、その分の経験値はしっかりと反映されています。
シリーズ初期の商品であるノーマルセイバーと比べて、パーツ単位の造形、全体のプロポーションに隙が無くなった感じ。
欲を言えば、バイザーは前髪と別パーツ扱いにしてもらうか、もっと前髪の交換パーツを充実させてくれても良かったかも。