仏の顔も3℃まで

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バンダイ アーマープラス ブラスターテッカマンブレード

忘却を、苦しみから逃れる手段に使ってはならない。
だが、彼だけにはそれが許される…いや、許されるような気がする。
もし神がいるのなら、それは神が与えたもうた、救いなのだ(挨拶





今回は、魂web商店にて受注販売された商品を紹介。
「宇宙の騎士 テッカマンブレード」にて登場した、ブラスターテッカマンブレードです!





人間をテッカマンと呼ばれる戦闘生命体に変化させるテックシステムを使い、Dボウイこと相羽タカヤが変身(テックセット)した姿。その進化形態。
テッカマンブレードとして侵略者ラダムと戦うDボウイだが、不完全なテックセットの繰り返しにより身体が組織崩壊を起こしてしまう。
組織崩壊を止める為、低い成功確率でありながらDボウイが果敢に挑んだのが、テッカマンとしての更なる進化「ブラスター化」である。
成功する事で戦闘能力は通常のテッカマンブレードよりも飛躍的に向上、肉体の組織崩壊も治まったかに見えたが、ブラスター化の反動・副作用は、脳神経の崩壊に集中する形で再発、テックセットの度に記憶を失っていく身体となってしまう。
圧倒的な力と引き換えに失っていく思い出…そんな中、Dボウイは「ラダムに対する憎悪」の感情のみを拠り所とし、戦い続けるが…。




アニメ放映当時、悲壮な設定の主人公、戦うたびに傷つく身体、家族やかつての仲間と刃を交える…といった、どん底に突き落とされるような世界観に妙に惹き付けられ、またテッカマン同士のスピーディな戦闘シーンの虜になっていた記憶があります。
そんな「宇宙の騎士 テッカマンブレード」で、主人公の最強形態として登場したブラスターブレードが、バンダイのアクションフィギュアブランドのひとつ「アーマープラス」シリーズでリリース。
「芯」となる素体テッカマンに装甲を被せていくことでブラスターテッカマンが完成します。








前後から。











近場からぐるっと。
全身、これでもかと鋭い造形。胸部と背中、膝から下の装甲部分にダイキャストを使用。
特に脚部のダイキャストがウェイトの配分を低い位置に持っていってくれるので、細身な足元ながらしっかりと自立が可能。
全身の白い部分は全てパール塗装での仕上げとなっていて高級感あり。
頭部バイザーと、肩・腕・腿のボルテッカ発射口にクリアパーツを使用。
バイザー内部には、しっかりと「目」のモールドが見えます。









可動域や付属品の前に、素体テッカマンを紹介。
商品梱包時点ではこちらの状態となっています。





素体ヘッドもクリアパーツを使用。
また外装を装着する前なので、可動範囲は非常に優秀。
脇のフィンも独立可動。





こちらがブラスターテッカマン用の外装パーツ。
先ほどの素体にこの外装を被せていきます。





テックセッター!
(ブラスター化の時はこんなポーズはとりませんねw)





いったん下腕部を外して、リングを通すように腕部装甲を装着。
手首を素体用のものからブラスター用に変更。脇腹フィンを外しておきます。




腿装甲を挟み込むようにして装着。爪先・かかとパーツも取り付け。




腕部と同じ様に足首を引き抜いて、膝・足首アーマーを通します。
前後で分割されている腰パーツを装着。




ダイキャスト製の胸部・背部パーツを装着。
肩アーマーも肩スリット部に押し込むようにして取り付け。




頭部を交換し、フィンスラスターを接続して…。





ブラスター化、完了!






可動箇所を紹介。
頭部はボールジョイント二点。ジョイント部分がL字型の接続軸となっていて、デザイン上襟元が詰まってますが大きく上を向く動きが可能。





肩で横方向にスイングするのですが、肩アーマーはほぼ固定、また肩アーマーと上腕の装甲が干渉するので、腕は殆ど開きません。
上腕でロール、肘で二重関節、手首ボールジョイント。




腹部ボールジョイント。こちらも装甲が干渉するので可動域はそれなり。





股関節ボールジョイント。腿ロール。開脚は写真の程度。
膝二重関節。足首ボールジョイント、爪先で独立可動。




やはりというか、アーマー装着型のアクションフィギュアにありがちな「装甲を被せる事で可動範囲が狭まる」傾向が顕著です。
特にブラスターはデザイン上干渉箇所が多いので…逆に、必要最低限の可動を確保している事が凄いのかも。






可動面の補足。
腕部のカバーをスライドさせる事でボルテッカ発射状態へ。




内部の発射口の質感がいい感じ。







また、肩周りの自由度がイマイチ…と前述しましたが、肩装甲は内部で引き出し式のフレーム構造となっています。
肩アーマー前部の赤いパーツも同様にフレーム内蔵。





このギミックのお陰で、後述するブラスターボルテッカを初めとする腕を前に突き出したポージングでも、肩アーマーを通常の水平位置に保つ事が可能です。





ボルテッカアアアァァ!!
肩装甲も腕部と同様にスライド、ボルテッカ発射状態へ。
肩カバーには角度調整用のアームが内蔵されているので、広がった装甲を自然なラインに調整可能。








付属品一覧。
テックランサー、クラッシュ・イントルード用の展開状態フィンスラスター
ブレード用システムボックス、エビル用システムボックス
手首(握り手・平手・武器持ち手二種・エビルクリスタル持ち手)






ここからはテックランサーを持たせてアクションポーズを。









先端部分の射出など、特別なギミックは一切無し。
装甲の引っ掛かりをうまく逃がす事が出来れば…やはりテッカマンはカッコいい…。







フィンスラスターを丸ごと交換してスリットバーニア全開放。
クラッシュ!イントルード!







システムボックスがブレード用とエビル用、二種付属。
ブレード用は武器保持手を流用して持たせることができますが、なんとエビル用には専用の持ち手が付属するこだわりっぷり。
最終話でエビルのクリスタルを使ったときはノーマルのブレードの姿だったかな。







逃がさん!






うおおおおぉぉぉぉ!!!
ボォル、テッカアアアアアァァァァッッッ!!!!!







という訳で、全方位ブラスターボルテッカ(超ボルテッカ)のポーズを再現。
肩アーマーの引き出しギミックのお陰で、昔懐かしプラキット版のブラスター(大好きなキットでした…)では再現できなかったボルテッカポーズが!
ホント、感動です。









という訳で。

以上!アーマープラス ブラスターテッカマンブレードでした!


外装の質感が素晴らしく、装甲スライドやスラスター差し替えなど劇中再現にも対応。
付属品もこだわりを感じさせる内容でした。
可動に関してはひとクセありますが、デザイン上致し方なし。
ボルテッカのポージングがバッチリ決まるというだけで、一度は値段に尻込みしましたが手を出してみた甲斐があったかもw


魂web商店の限定品にしておくのが勿体無い内容かと思います。
あと蛇足ではありますが、テッカマンブレードというキャラクターに対しては、こうした外装パーツ装着型のアイテムにこだわらなくても別にいいかな、と感じましたね。



アーマープラス テッカマンブレード

アーマープラス テッカマンブレード

実はノーマルのブレードは購入していないのですが、その理由が「装着変身ものはちょっとなぁ…」という先入観があったからなんですよね…。
ブラスターの出来を見てしまうとそれは杞憂だったようなのですが…いかん、ブレードも欲しくなってきた(汗









最後に。
web拍手画像を、久々に(ほんと〜に久々に!)一点だけ新しくしてあります。
上のボルテッカの画をもう少しだけ弄ってありますので…。


そんなこんなで〜。