仏の顔も3℃まで

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バンダイ スーパーロボット超合金 アルトアイゼン

どんな装甲だろうと…打ち貫くのみ!(挨拶




マジンガーをスルーしていたので、実は初のスパロボ超合金。

スーパーロボット超合金 アルトアイゼン

スーパーロボット超合金 アルトアイゼン

今回はスーパーロボット超合金より
スーパーロボット大戦 ORIGINAL GENERATION」に登場した『PTX-003C アルトアイゼン』を紹介!





人型機動兵器「パーソナルトルーパー(PT)」の初期傑作機である『ゲシュペンスト』の系列機。
次期主力PT開発計画「ATX計画」に基づき「絶対的な火力を以て正面突破を可能とする機体」というコンセプトの元に、ゲシュペンスト3号機(タイプT)をベースに改造が施されている。
同じくATX計画によって開発された砲撃戦用PT『ヴァイスリッター』との連携を前提にマリオン・ラドム博士が設計・改修を担当。
博士の意向により、当時研究・分析が進められていた異星人の超技術「エクストラ・オーバー・テクノロジー(Extra Over Technology=EOT)」の類は一切使用されておらず、信頼性は非常に高い。
武装の殆どを近接・中距離戦用の実弾・実体兵装で纏めており、重装甲と機体後方に集約された高出力ブースターによる爆発的な突進力を利用して一瞬で敵機との間合いを詰め、豊富な固定武装を叩き込む…といった戦闘スタイルを得意とするが、機体の操作性・バランスは非常に悪く、ピーキーな挙動をねじ伏せる繊細かつ大胆な操縦技術が乗り手に要求される事となった。急加速によってパイロットにかかるGも強烈で、あらゆる点で乗り手を選ぶ機体と言える。
また近接戦に特化しすぎた強攻型の武装コンセプトも時代に逆行していると酷評を受け、最終的に量産化には至らなかった。
そのため本来は『ゲシュペンストMk-III』と呼ばれるはずが、テスト時のコードネームである『アルトアイゼン(ドイツ語で古い鉄)』がそのまま蔑称として定着してしまうが、メインパイロットであるキョウスケ・ナンブ中尉をはじめ、テストチームであるATXチームのメンバーはこの名称を気に入っている様子。


余談だが、スパロボのゲーム本編では、援護システムが確立した時期と同じくして登場。
運動性低め、装甲厚め(過信は出来ないが)、リアル系なのにスーパー寄り、という微妙な立ち居地の機体で、射程が短いのに移動後攻撃が出来ない等クセの強い武器が多い為使い難い印象を受けるが、援護攻撃役として配置する事で攻撃力とクリティカル率の高さを最大限に利用可能。
またヴァイスリッターとの合体攻撃も強力なので、十分主力を張ることが出来る機体。『ORIGINAL GENERATION』では主役級の扱い。






バンダイの超合金新ブランド「スーパーロボット超合金」の第三弾アイテムとして登場したアルトアイゼン
立体化・可動モデル化には非常にハードルが高いデザインなのですが、プラキットやアクションフィギュアなど、商品数は他のオリジェネ登場機よりも多かったりします。
その中でも、後発のアイテムとして造形・可動共に決定版といえる仕上がりになってます。
これはパスしないで良かった…。









前後から。
新商品イベントでサンプルを手に取った時はあまり感じられませんでしたが、ダイキャストが各部に使用されているので中々の重量感があります。
この辺は超合金の面目躍如。












近場から見回してみます。
肩周りが巨大な、特異なバランスのアルトアイゼンのデザインを見事に立体化していると思います。
太ましくてカッコいい。角などの造形もシャープです。
スパロボ超合金のパッケージは中が見え辛く店頭で塗装状態の確認は難しいのですが、塗り分けも綺麗に仕上げられていて一安心。






可動箇所を紹介。
頭部ボールジョイント。首元で引き出し機構あり。





腕部の可動。
肩と胴体の接続部分でボールジョイント使用。前後にスライド+縦方向にスイング。
肩内部のフレーム部分で横方向スイング。上腕でロール。肘部分で軸一点可動。手首ボールジョイント。
アルトのデザイン上、肩アーマーがどうしても邪魔になって腕周りの可動域が狭くなりがちですが、今回のスパロボ超合金では肩アーマーが独立して大きく可動するので、腕を左右に広げる動きが可能に。
肩付け根のボール可動と合わせて、腕周りの自由度は非常に高いです。アルトでここまで動かせるとは。






腰関節はボールジョイントに加えて、前後スイングを可能とする引き出し関節を内蔵。




フロント・サイドアーマー独立可動。





股関節ボールジョイント。腿との接続部で横方向にロール。




膝関節は引き出し式の二重可動。




足首の黒い装甲部分で独立して前後スイング。
足首にも引き出しギミックが組み込まれていて、ボールジョイントでの可動に加えて内部フレームを伸ばすことで可動範囲が大幅に向上。




接地性も格段に良くなりますし脚の長さに伴って体形のバランスも変化。




爪先部分で独立可動。





背面の四基のバーニアはボール可動。
肩の二層になっているスラスターは独立して上下にスイング。展開状態を再現できます。



総じて。
引き出し関節が多用されているお陰で、重たい見た目からは想像も出来ないくらい良く動きます。
ダイキャストの強みで関節の保持力も上々。







手首は握り手以外に平手も付属。






股下に魂STAGE連結用のジョイントを接続。
突進ポーズでディスプレイ可能ですが、かなりの重量があるのでスタンドにかなりの負荷がかかります。
支柱のネジは固めに締めなおした方がよさそうです。







ここからはアクションポーズで撮影しつつ武装を紹介。









「射撃は苦手なんだがな…四の五の言っていられんか…!」
左手の3連マシンキャノン。ちょっと砲身が曲がって取り付けられてましたorz









「伊達や酔狂でこんな頭をしている訳ではないぞ…!」
頭部ヒートホーン。炎のエフェクトパーツが付属しています。
角にすっぽり被せるように取り付けするのですが、ヒートホーンはかなり薄く、鋭く造形されているので破損が心配。




余談。このヒートホーンですが。

RIOBOTデルフィングに無改造で取り付けられましたw










「これで抜けない装甲はないぞ!!全弾もっていけ!!」
スクエア・クレイモア
上下のハッチが開閉式となっています。
上部ハッチはいったん前に引き出してから展開するので、開閉それぞれの状態の見栄えも問題なし。













「多少古臭い武装だが…威力は関係ない!」
右手のリボルビングステーク。







「分の悪い賭けは嫌いじゃない…ステーク!行けぇっ!」
射出状態をイメージしたエフェクトパーツを装着可能。








シリンダー部分の引き出し・回転が可能。
流石に廃莢ギミックやリロード用パーツは再現されていません。






さて、やはり敵役と組み合わせて動かしてみたいところ。



近くにいたロボ魂デナン・ゾン犠牲になって登場してもらいました。







「踏み込みの速度なら負けん!」




マシンキャノンで牽制し…。



「ブースト!後はぶつけるのみ…!」





「零距離…とったぞ!」





「…逃がさん!」





脚をひっ掴んでクレイモアどーん!




「残ったぞアルト」




「やはりこれが…」




「俺たちの切り札だ!」










「ジョーカー…切らせてもらった」





という訳で。
以上!スーパーロボット超合金 アルトアイゼンでした!


数あるアルトアイゼンの立体物の中でも、特に動かしていて楽しいアイテムだと思いました。
お手頃サイズながら、各部のディテールも細かく作りこまれていて何処をとってもボリューム満点、密度感満点。
引き出し関節は一見脆そうに見えますが、強度面に特に不安は感じられませんでした。
足首の関節を伸ばして大きく脚を開いてポージングをさせたり、腰部を必要以上に捻ってみたりw
ケレン味溢れる姿に化けてくれます。
(今後、相方であるヴァイスリッターも商品化が検討されていますが、あっちも脚部など全体のシルエットは太めなので、同様の引き出し関節が効果を発揮しそうですね)


新ブランドのスタートが「またマジンガーか」と敬遠していた方もいるかも知れませんが(と言うかそれは僕のことなんですが)
とりあえずこのアルトアイゼンスパロボ超合金がどういったものか試してみるのもいいかも。



欠点らしい欠点が見当たらない感じですが…要望として、オリジェネでおなじみの追加武装を持たせるための手首が付いていても良かったかも。
ただマジンガーの武器セットの前例もあるので、いずれ魂web通販とかで手首と武器のセットが出そうですね。
シシオウブレードやブーストハンマー、レクタングルランチャーなど、このアルトに持たせてみたい武器が色々ありますw
それと今後のラインナップは…オリジェネ関係の機体でどのくらい引っ張ってくれるのか、期待です。





…しかし。自分でやっておいて今更ですが。
もうやめて!とっくにゾンさんのライフはゼロよ!(えー


そんなこんなで!