仏の顔も3℃まで

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バンダイ HGUC 1/144 MSN-06S シナンジュ

過ちを気に病む必要はない。ただ認めて、次の糧にすればいい。それが大人の特権だ(挨拶





ロボ魂版もじきに発売だというタイミングに…。

HGUC 1/144 MSN-06S シナンジュ (機動戦士ガンダムUC)

HGUC 1/144 MSN-06S シナンジュ (機動戦士ガンダムUC)

今回は、1/144・HGUCシリーズより、『機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)』に登場のモビルスーツシナンジュを紹介。






ネオ・ジオン軍残党『袖付き』の首魁、フル・フロンタルが搭乗するニュータイプ専用試作MS。
「RX-0 ユニコーンガンダム」を完成させる為のデータ検証機として開発され、機体の駆動式内骨格「ムーバブルフレーム」の一部に、パイロットの脳波に反応する特殊構造材「サイコフレーム」を採用している。
本機で検証された追従性の向上、機体強度などのデータを基にRX-0は開発された為、二機は言わば兄弟機にあたる。
ニュータイプ専用機ではあるが、ファンネルに代表されるサイコミュ兵器の類は搭載されておらず、MSとしてオーソドックスな銃火器、またジオン系MSに多く採用される近接戦用の大型ビーム兵器等を装備するに留まるが、ニュータイプの操縦イメージをサイコフレームを介して機体に反映させる為、MS単体の基本性能・追従性・機動力を極限まで突き詰めて本機は設計されている。
結果、常人では扱えないような過剰な運動性能を獲得するに至り、一般パイロットの操縦では計測不能な「MSの最大稼働、機体追従性の限界数値」を取得するべく機械上のデータ試験を主に繰り返す、バランスの破綻した単なる実験機としてその役割を全うするかと思われたが、U.C.0094年に発生したアナハイム・エレクトロニクス社の貨物船団襲撃事件により状況は一変。
『袖付き』によって積荷の一つとして強奪された後、外装の改修及び更なるスラスター強化が施された本機は、全身に金色のエングレーブを纏い『袖付き』を象徴する機体として生まれ変わる事となる。
シャア・アズナブルの再来」と称されるフル・フロンタルの技量が加わる事で理論上の機動性は現実のものとなり、かつての赤い彗星を彷彿とさせる姿はネオ・ジオン残党の士気高揚、また連邦軍への恐怖心を促す。
なお、前述の強奪事件は、AE社から『袖付き』へ本機を譲渡する為の狂言であるとも囁かれている。




機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)』にて、シャアの再来フル・フロンタル(←丸裸、と言う意味らしいです)が操る深紅の機体、シナンジュHGUCプラキットシリーズにて登場。
曲面主体の流麗なデザインが1/144スケールで見事に立体化されています。


マスターグレードについてはうやむやになっちゃいましたが…ついに作ったぞシナンジュ







前後から。













近場から見回してみます。
何処をとっても複雑怪奇な面構成が素敵です。アニメ作画前提では成し得ない突き詰めたデザインですねw
造形・プロポーションは問題なしかと思いますが、好みを言えば、ちょっと頭部が縦長に見えるかも。


やはり目立つのは全身の金モールですが、キットでは全てシールで再現となっています。
せっかくなので今回は自分で塗装してみました。といってもガンダムマーカーのゴールドでチマチマ塗って、はみ出たところはデザインナイフで削ったりスミ入れペンのブラックで塗りつぶして…を繰り返し。
結果は御覧の通り。綺麗に見える…といいなぁ(汗
他にはシールド裏、スラスター内部などにグレーを足してあります。






股下に3mm径ジョイントあり、飛行状態でのディスプレイが可能。





武装を外したプレーンな状態で一枚。





武装一覧〜。
ビームライフルグレネードランチャー、ライフルジョイントパーツ
ビームサーベル、ビームアックス、アックス用ビーム刃(大・小)、シールド
手首は握り手の他に、サーベル・アックス保持手が左右両方に、ライフル持ち手が右手にのみ付属。






可動箇所を紹介。頭部はポリパーツでのボール可動二点。






肩と胴体の接続部で前後スライド可動。肩付け根で縦方向にロール。
肩内部で横スイング、ほぼ真横まで腕を広げられます。
バーニア内蔵のショルダーアーマーは独立してスイング。上腕でロール。
肘は軸可動一点で曲げられて下の写真の程度。
手首ボールジョイント。





腰部ボールジョイント可動。





フロント・サイド・リアアーマーがそれぞれ独立可動。






股関節ボールジョイント。開脚はそこそこ。
膝二重関節。足首ボールジョイント。





背面のフレキシブルスラスターは基部フレームで縦方向スイング+横に開くように角度変更可能。
またシュツルムブースター(プロペラントタンク)はボール接続。劇中同様に、組み立て後も取り外し可能。





脛部分にスラスターが内蔵されており、カバーが開閉します。ユニコーンの脛部分に類似してますね。
この辺はユニコーンガンダム用のデータ収集・テスト機という設定通り。




総じて、可動域は可も無く不可も無くといった感じですが、肩・腕周りにちょっと物足りなさも…。






背面バインダーの上下カバーを展開、また脚部両サイドのスラスターを角度変更することで…。





高機動形態へ。フロンタル本気出してきた!






ここからは武装を紹介しつつアクションポーズを。






専用ビームライフル
ロングバレルの、いかにも精密射撃に特化した形状がシナンジュに似合います。
取り付け式のスコープですが、後部が展開します。





シールドに装備されたグレネードランチャー





ライフル下部に装着可能。





今回のプラキットでは、原作終盤に装備していたバズーカが付属していませんでした。
MG1/100キットには、対応したサイズのバズーカが小説限定版の特典として付属していましたが、1/144スケールでは…どうなることやら。








ライフルはスコープ部分を外し、専用ジョイントを介することで腰部にマウント可能。
プロペラントタンクとぶつかるので可動に若干影響します。







ビームサーベル。腕部へのサーベルグリップ収納ギミックはオミットされています。





ビームアックス。二振りを連結して使用可能。







ビームアックス・最大発振状態。長大なビーム刃が素敵。
ビームナギナタとして運用可能ですが取り回しが難しそうw






シールドに収納した状態のアックスを前方に展開する事で、そのまま大型のビームソードとして利用できます。






フル装備!








ここからは他の機体と組み合わせて撮影〜。



「見せてもらおうか、新しい“ガンダム”の性能とやらを…!」
「言ったろう?我々の仕事は無いと」


アンジェロのギラ・ズールと。二巻ではアンジェロさんの粘着質&ぶっ飛んだ芝居が素敵でしたw
親衛隊用のギラ・ズールはプラキット待ち。





「本物のシャアだとでも言うのか…?」




「ノーム隊長ぉぉッッ!!」


フロンタル相手に近接戦に持ち込んだだけでも…ノーム隊長、出番は少なめでしたが輝いてました。
やられっぷりも含めて(えー





「当たらなければ…どうということはない!」





「また敵となるか、“ガンダム”…!」
「退がれよ!!」









「分からん奴め…!!」



三巻以降もユニコーンとの戦闘シーン、楽しみです。






という訳で。

今回は加工画像無し。HGUC 1/144 シナンジュでした!


組上げる事で得られる達成感は、他のHGUCプラキットとは段違いでした。
全身の情報量・ボリュームがたまらないです。
また、多様な組み換えが出来る武装のおかげでかなり遊べますが、前述したバズーカは…雑誌付録とかでどうにかなりませんかね。


次のHGUCユニコーンシリーズは誰がリリースされるのやら。
そろそろジェスタとかバンシィの情報が欲しいところ。キット化が楽しみです。


そんなこんなで!