仏の顔も3℃まで

はてなダイアリー終了に伴いお引越し。思い出は残しておこう…。


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現在、鋼のシスコン番長と全国の貞夫さんと西住殿マジ軍神を応援しつつ、サイト休止中…。
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…という挨拶すら懐かしいな…みなさん元気に趣味に邁進されてますか?


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バンダイ HGUC 1/144 MS-07B3 グフカスタム (機動戦士ガンダム 第08MS小隊)

人の生は、何を成したかで決まる。ギニアス様は夢を成し遂げられた。立派です。
アイナ様の望みがケルゲレンの脱出なら、それを助けるのが、軍人としての私の役目。
見事、脱出ルートを確保して御覧に入れる…!(挨拶




過去最長かもしれない挨拶文で始まりました。今回は。

HGUC 1/144 MS-07B3 グフカスタム (機動戦士ガンダム 第08MS小隊)

HGUC 1/144 MS-07B3 グフカスタム (機動戦士ガンダム 第08MS小隊)

皆大好き、軍人の中の軍人!『機動戦士ガンダム 第08MS小隊』にてノリス・パッカード大佐が搭乗したMS、グフ・カスタムを紹介!




「怯えろ!竦め!モビルスーツの性能を活かせぬまま、死んでいけ!!」






「MS-07B」系列の機体において、一年戦争中最も後期に生産されたバージョンの一つが本機『グフカスタム』である。
重力下における機動性と、やがて連邦軍もMSを生産するであろう事から、いずれ来る対MS戦を想定し格闘性能の向上を目的として開発されたのが『グフ』系の機体であるが、キャリフォルニアベースにおいて量産されていた初期「07」系(固定武装の内装化が特徴)の機体と比較して、本機「B3」型はジオン本国における再設計を施された上で生産された機体パーツが多様されていると言われており、その性能は前述のキャリフォルニア純正機とは一線を画している。
パーツ単位での洗練に加え、固定武装の改良及び着脱可能とするオプション兵装化といった仕様変更も伴い、MSとしての汎用性を損なうことなく破格の陸戦能力を持つに至った本機は『グフカスタム』と呼ばれ、ジオンの名だたるエース達の愛機として赫々たる戦果を挙げている。
また「07」系の機体は、地上におけるMSの移動能力の向上を模索するテストヘッドという意味合いも持ち、本機を土台に飛行試験タイプのバリエーションも開発されている。






OVA作品『機動戦士ガンダム 第08MS小隊』にて、僅かな登場期間ながら主人公・シロー達の08小隊を翻弄し、パイロットであるノリス大佐のキャラクターと合間って鮮烈な印象を残したグフカスタムHGUCシリーズで登場!
以前発売されたHG1/144版も評価の高いキットではありますが、今回のHGUC版は、現行のバンダイプラキットで培ってきた技術が盛り込まれさらに一歩進んだ印象。








前後から。












近場からぐるっと。
劇中ではもっと脚が太ましく、全体的にボリュームのある印象ですが、プラキットでは設定画に近いややスマートな体形。
モノアイのスリット部分はもっと細く、目つきが鋭い感じの方が好みかも。
腹部コクピットにはオレンジのクリアパーツが使用されています。


今回も部分塗装を施してあります。
主な塗装箇所は、下腕と手首の接続部分、脚部ダクト、シールドの円形の部分、サーベルの握り、背面バーニア内部となっています。






武装を外した状態。左腕の接続ダボが目立ちますが、ガトリングシールドの重量を考えれば致し方なしかと。






可動箇所を紹介。頭部ボールジョイント二点。




首元のレバーでモノアイ位置の変更が可能です。




肩と胴体でボールジョイント接続。ボール受けとなるポリキャップが前後にスイング。
肩付け根で前後・横方向にスイング。肩アーマー独立可動しますが胴体に干渉するため、腕は横に開き難いです。
上腕でロール。肘で軸可動一点。手首ボールジョイント。


手首は交換式となっていて、左右ともに握り手、武器保持手、右手のみ平手が付属しています。






重量のある武装を射撃ポーズのまま保持するため、ポリキャップを覆うカバーパーツにロック機構が設けられています。





バックパックと腹部が動力パイプで繋がっている為、腹部の可動域は相当キビシイ事に…。
一応動力パイプは軟質素材ではあるのですが元の長さに余裕が無いので胴体周りは本当に「気持ち」だけ動く程度。







股関節ボール。足首はボールジョイント+ポリパーツでの前後スイング。
足首の可動域が若干狭いため、脚を大きく開いての自立は苦手かと。
膝二重関節。



正直なところ、可動範囲はかなり物足りないです。
胴体が殆ど動かないのと、腰のスカート部分も可動域が狭いので、ポージングに捻りを加え難いのが辛いところ。










ここからは武装を紹介。
左腕のガトリングシールド。
このボリュームがたまらないw シールド裏面にヒートサーベルを収納可能。
給弾ベルトは軟質樹脂パーツ。









ヒートサーベル。




ガトリング砲はシールドから分離可能。これは以前のHGプラキットでは再現されていなかった(ハズ…)
細かいギミックながら嬉しいところです。








身軽になったところでさらにアクションポーズを。






シールドも外して、三連装35mmガトリング砲だけの状態に。
この三連砲の無骨なデザインが凄く好きだったりします。腕部への収まりもいいし。
マガジン部分は着脱不可。腰にマウントしておく予備のマガジンも付属してないです。







右腕のヒートロッド。
収納状態の先端アンカーパーツを外してリード線を差し込みますが、ちょっと保持力が甘めかと。






ここからは劇中をイメージしてアクションポーズを…。





「フラットランダー(平地人)が。連邦にもコロニー生まれは居ろうに、重力に縛られおって…!」






「指揮者1、人型3、タンクもどき3、 …ひとつは真下か!!」





「ひとぉつ!」





「あっという間に一機…こいつは…エースだ!」






「脱出ルートまで作ってもらって…フッ、悪いな」






「コックピットをやる気か!?」



「あと…ひとつ!」




シールドを斜めに突き出して弾道を逸らす様に防御!「ファハ!楽しませてくれる!」





「見た目は派手だが…タンクはがら空きだぞ!」






「フッ、ファハハッハハハハ!!!
 アイナ様、合流出来そうにありません。自分は…死に場所を見つけました…!」







「ハッ!反射神経だけはいいようだな!」





「だが、これは避けられるか!?」





「目のよさが命取りだ!!」












「オレは生きる!生きてアイナと添い遂げるッ!!!」
「お前が…!」



「不覚ゥ!」







「アイナ様の想い人と出会う…フッ、面白い人生であった…」







「だが、負けん!!」








「…勝ったぞ!!!」










(自分が!アイナ様の、親…!?
     光栄です…決心がつきました)


「…止める事なんか、出来ない。もし…もしもノリスに何かあったら…私が殺したんだ…ッ!!)





…以上!HGUC 1/144 MS-07B3 グフカスタムでした。
自分でやってて涙腺が緩んでしまいそうに(ぇ


初期のグフと言えば、左手の指そのものがマシンガンだったり、ミミズ…もとい、迫力満点のぶっといヒートロッドなどインパクト抜群な機体なワケですがw
それを「兵器」としてのリアリティを追求する形でデザインされたのがグフカスタム。文句なしのカッコよさです。
キットでも、そのデザインの素晴らしさとゴツい武装との兼ね合いを堪能できるわけですが…不満点が無いわけではなく。
可動域については先に触れた通りですが、最大の不満(と言うか要望)は、何故同時期にHGUC版のEz-8がいないのか!と言うところですよ!
…今回のプラキットには何の罪もない不満点ですね、はい。



おそらく発売されるであろうフライトタイプとあわせて、好敵手となるEz-8のHGUCキット化もお願いしたいところです。
そんなこんなで!