仏の顔も3℃まで

はてなダイアリー終了に伴いお引越し。思い出は残しておこう…。


狭く浅くしなやかに。惰性の赴くまま更新。用量・用法を守って正しく服用を。
現在、鋼のシスコン番長と全国の貞夫さんと西住殿マジ軍神を応援しつつ、サイト休止中…。
説得力皆無ですが画像の無断転載はご勘弁下さい。  
初めてお越しの方は、プロフィール画面での御案内を確認頂けると幸いです。
…という挨拶すら懐かしいな…みなさん元気に趣味に邁進されてますか?


↑web拍手です。ここで会ったのも何かのご縁。うっかり読んじゃった記念に押して下さいませ。

コトブキヤ マブラヴ オルタネイティヴ 武御雷 Type-00R 簡易レビュー

人類を無礼るな(挨拶





↑上の挨拶は本レビューの時も使用すると思います。やはり冥夜と言えばこの台詞でしょう、ということで。



新年最初のご挨拶から更新もせずサイト放置状態。仕事の合間に何をしていたかと言うと。




御雷作ってました。
という訳で、新年一回目のレビューから簡易形式と言う微妙さでお届けする今回は、昨年末発売されたこちらのプラキットを。



マブラヴ』アンリミテッド・オルタネイティヴを通してのフラッグシップ機とも言うべき「日本帝国斯衛軍 00式戦術歩行戦闘機 武御雷Type-00R」です!



…閲覧者の方の一部から「もうクソスレは新年最初のレビューはお天気お兄さんだって約束したじゃないですかァー!」という怒声が聞こえてきそうですが、組上げた達成感とテンションにやられて、フラフラとカメラを向けてしまい…ほんの数点ではありますが撮影してみました。大人は平気で嘘をつく(最低だ


戦術機に関しては、今までボークス・A3が専門的に取り扱っていましたが、プラキットという別カテゴリとしてコトブキヤが新規参戦。第一弾アイテムはやはり武御雷
詳細レビューは後日行うとして、今回はミニレビューと言う事で御覧いただけたらと〜。








という訳で、まずは基本的な装備仕様で全身を。
版権元の徹底監修により、造形は非常に細やか。コトブキヤの十八番とも言うべきパーツ単位での色分けも優秀です。
全身のセンサー・発光部の殆どにクリアパーツを使用。


プロポーションについては設定画寄り…でしょうか。
バランスがいいとは思いますが、肩アーマーにもう少しボリュームが…とか、腰回りはもっと細身の方が…と少なからず違和感を感じてしまうのは、やはり自分の中にA3武御雷のプロポーションが浸透しまくっている影響でしょうw




今回もいつものプラキット製作と同様に、部分塗装のみ行っての素組みとなっています。塗装箇所は、
蛍光レッド…頭部両脇のセンサー、後頭部、肩パーツ(上腕と干渉する部分)、フロントアーマー、五指の爪部分、膝関節、足首
ブラック…頭部の丸モールド、肩パーツ、背面パーツ上、踵部分、掌及び指、近接長刀のグリップ部分
メタリックレッド…突撃砲センサー部分
メタリックブルー…長刀のセンサー?部
パープル…首元、跳躍ユニット中央部、足首
イエロー&ブラックでの縞模様…ブレードマウント


カラー設定画を参考に色が不足している箇所を補ってみたつもりですが…漏れがありそうで不安(汗
また各部のクリアパーツについては、ホビージャパンの簡単フィニッシュ法を参考に、内部が透けないようにホワイトで裏側を塗装。
センサー周辺を重点的にスミ入れし、外装のパープルは光沢あり、武装及びフレーム部分は半光沢、設定上ラバー使用となる箇所はツヤ消し、それぞれにトップコートを吹いて組上げてみました。





87式突撃砲を装備。
腕部の可動が秀逸ですね。肩アーマー内部で引き出し式の関節が内蔵されており、外側にも内側にも広い可動域を実現しています。
ブキヤキットの手首パーツはどれも保持力イマイチ、空中分解しまくり…というイメージがあったのですが、今回の武御雷についてはそれほどストレスは感じませんでした。
握り手・平手・近接武器保持手二種・突撃砲保持手と、用途に応じて豊富に付属。





展開状態のガンマウントパーツを使用する事で、四門同時発射も可能。




65式近接短刀、および00式近接戦闘用短刀を装備。
手首と武装の別パーツ化により、近接武器は順手・逆手それぞれの状態を選択して持たせられます。
00式短刀は差し替えで展開状態を再現。






近接長刀を装備!ブレードマウントの可動、及びマウントからの着脱により抜刀を再現可能です。
画像では判別できないと思いますが、刀身には「TYPE-74 CIWS」のコードが掘り込まれています…はて、CIWS





腰部パーツを外すことで3mm径の接続穴が露出。
各社のディスプレイスタンドを使用して、跳躍状態でのポージングが可能に。


腕部以外の可動も優秀で、膝可動は二重関節。膝装甲が膝の動きと連動してスライド可動します。
膝裏の「アレ」は単純な上下スイングながら、膝関節ブロックを覆うような形状になっており、可動の妨げにはなりません。
足首も二重の引き出し関節を使用し、爪先を伸ばした時のラインが自然に見えます。横方向ロール機構もあり、接地性もなかなか。
…ですが、いただけないのは腰部・股関節・跳躍ユニットに使用されているボールジョイント。
保持力がかなり心許ないです。腰部と股関節はポリキャップを使用しているにも関わらず…動かしているとすっぽ抜ける可能性大。
さらに怖いのは跳躍ユニットの可動。ポロリ多発地帯です。


戦術機のパーツポロリにはある種の耐性を持っているとは言え、そこは各社で仲良くしなくても(泣き笑い
ブキヤのボールジョイントとポリパーツはどうしてこう…今回は接着剤でボール部分を太らせる事で対応しました。






キット箱絵っぽいポーズで。





グリップ保持角度が異なる二種の持ち手のお陰で、長刀装備のポージングに融通が利きます。
両手持ちも楽々。





という訳で。
簡単ではありますが、コトブキヤ御雷 Type-00Rの簡易レビューでした!
約350点ものパーツ数には圧倒されますが、組上げてみるとその出来栄えには大満足。
可動域も優秀…ですが保持力と安定性の面には課題多々あり、といったところでしょうか。
とは言え付属品も多く、A3武御雷を中々入手できなかった方はもちろん、A3ユーザーの方も手にとって損は無い内容かと。


今まではボークスA3の独占状態となっていた戦術機立体物の展開ですが、今回のプラキット化はある種の「刺激」であると感じました。
どちらがより良い…といった優劣は存在しないし、決める必要はそもそも無いと思います。
ラインナップの充実ぶりにおいてはA3が他の追随を許す事は無いでしょうし、完成品ならではの魅力にも満ちています。
対して「プラキットとしてじっくり作り上げたい」「可動にもっと拘りたい」と、今回のリリースに喜ぶ方もいるでしょう。
どちらを応援してもよし、欲張りに両方を集めたってOK。
かく言う自分も、今まではA3を箱から取り出して即ブンドドしていたわけですが、こうして一から武御雷を作り上げていく過程は素直に楽しめました。昂揚感の出所が違うと言うか。


選択肢が増える事が(懐事情を考えると怖いですが)マブラヴ及び戦術機という「世界」の活性化に繋がれば、と願うばかりっす。
…どうもマブラヴとか戦術機とかの話になると文章が長くなりますね…。



後日、詳細レビューもやってみたいと思います。
関節強化…何か良い方法はないじゃろか…。





(色々な意味で)それはそれ、これはこれ。
そんなこんなで。