仏の顔も3℃まで

はてなダイアリー終了に伴いお引越し。思い出は残しておこう…。


狭く浅くしなやかに。惰性の赴くまま更新。用量・用法を守って正しく服用を。
現在、鋼のシスコン番長と全国の貞夫さんと西住殿マジ軍神を応援しつつ、サイト休止中…。
説得力皆無ですが画像の無断転載はご勘弁下さい。  
初めてお越しの方は、プロフィール画面での御案内を確認頂けると幸いです。
…という挨拶すら懐かしいな…みなさん元気に趣味に邁進されてますか?


↑web拍手です。ここで会ったのも何かのご縁。うっかり読んじゃった記念に押して下さいませ。

コトブキヤ マブラヴ オルタネイティヴ 武御雷 Type-00R(基本仕様編)

将軍家の人間は 前線に立って模範となるべし(挨拶




ようやく形になった…と思います。今回は。

コトブキヤより『マブラヴ アンリミテッド』『マブラヴ オルタネイティヴ』にて登場した、「日本帝国斯衛軍 00式戦術歩行戦闘機 武御雷Type-00R」を紹介!






日本帝国斯衛軍 00式戦術歩行戦闘機 武御雷(TSF-Type00R)
帝国軍のうち、将軍家直属である斯衛軍がF-4J改「瑞鶴」の後継機として開発させた、純国産の第三世代戦術歩行戦闘機。
94式戦術機「不知火」の開発によって培われた技術を応用し、富嶽重工と遠田技研が共同開発、それを光菱重工及び河崎重工がバックアップする体制でスタートされた次期主力機開発計画「飛鳥計画」により完成を見る。
本来の兵器運用においては整備性・生産コストが重要な要素となるが、斯衛軍戦術機部隊は、将軍と将軍家縁者、その直衛機のみで構成され、また機体の運用は日本国内に限定されているだけに、整備性と採算性を度外視した超高性能機と言う仕様を実現させる事が可能となった。加えて、熟練衛士の搭乗が前提となる為、それ以外の人間にはまともに運用できなくても構わないとする異色の開発コンセプトが認可される事となる。
そうして開発されたType-00「武御雷」は、ハイヴ攻略を念頭に置いた近接機動格闘戦性能を極限まで突き詰めた機体となっており、搭乗者の地位に応じて紫・青・赤・黄・白・黒に塗り分けられている。
上位の機体ほど高度な改修が施されており、最上位となるType00Rは将軍専用の機体として、ワンオフに近い徹底的なチューニングが施されている。
搭乗者認証は物理起動キーの他に、生体認証システムも搭載されており、政威大将軍・煌武院悠陽及び、国連軍横浜基地所属・御剣冥夜少尉のみが搭乗衛士として登録されている。
R型特有の外見的特徴として、前頭部下縁の形状と「睨み眼」と称される複合センサーのIRスキャナーが挙げられる。
劇中において、2001年現在、オリジナルハイヴ攻略作戦「桜花作戦」を成功に導いた武御雷は、近接格闘戦に於いて世界最強の戦術機と評されている。





マブラヴ・戦術機立体物において、コトブキヤがプラスチックキットとして新たに参戦。
その第一弾アイテムが、作品を象徴する機体ともいうべき武御雷Type-00Rとなります。


色々と撮影して、色味が思うとおりの紫になってくれない…と、やたら時間ばかりをかけた結果、いつもの模型レビューの倍くらいの画像数になってしまいました(滝汗
なので今回は商品の概観・可動部位・付属品などを紹介する仕様編と、武装バリエーションや色々なポージング画像を紹介するアクションポーズ編と、記事を二つに分けて掲載しようかと。
年明けに紹介した簡易レビューの際の画像も、何点か色合いを調整して再掲載しています。
仕様説明文についても重複する箇所があるかと。





しかし、↑上の画像の元ネタになったイメージイラストの出番は…?










まずは前後から。












近場から見回してみます。
版権元であるアージュの徹底監修により、各部の造形に隙はなし。曲線主体の複雑な面構成を再現。
頭部・腕部・脚部など、末端部分もシャープな仕上がりで、足元など動かしていると刺さりますw
約350点という圧倒的なパーツ数のお陰で、成型色の段階での色分けもなかなか優秀。加えてセンサー部分にクリアパーツが使用されています。
頭部センサーマストのマーキングパターンは塗り分け済みなのが嬉しいところ。
ですが、それでも残念ながら色が不足している箇所がチラホラと。今回もいつものガンプラ製作と同様に、部分塗装で補っています。


簡易レビューの際も紹介しましたが、塗装箇所は、
・蛍光レッド(ガンダムマーカーのシャアピンクとMr.カラーの蛍光レッドを少々混ぜて筆塗り)
   →頭部両脇、頭頂部後端のセンサー、後頭部、肩パーツ(上腕と干渉する部分)、フロントアーマー、五指の爪部分、膝関節、足首

・ブラック(ガンダムマーカーのブラックそのまんま)
   →頭部の丸モールド、肩パーツ、背面パーツ上、踵部分、掌及び指、近接長刀のグリップ部分、クリアパーツ周辺

・メタリックレッド(ガンダムマーカー・メタレッド)
   →突撃砲センサー部分

・メタリックブルー(ガンダムマーカー・メタブルー)
   →長刀のセンサー部

・パープル(水性ホビーカラーのパープルを筆塗り)
   →首元、跳躍ユニット中央部、足首

・イエロー&ブラックでの縞模様(ガンダムマーカーのイエローとブラック、スミ入れペンのブラック)
   →ブレードマウント

・ホワイト(ガンダムマーカー・ホワイト)
   →クリアパーツ裏側を塗装し、内部が透けないように




といった感じ。うん、我ながらガンダムマーカー使いまくり。塗装が実にヘタ&横着な管理人ですが、何とか塗り分けできたかと。
塗装がはみ出るたびにデザインナイフで削ったり消しペンで修正したり…を繰り返し。
後は全身にスミ入れ。外装のパープルは光沢あり、武装及びフレーム部分は半光沢、設定上ラバー使用となる箇所はツヤ消し、それぞれにトップコートを吹いて組上げ。
やっぱりというか塗装で時間を食いましたが、ランナー構成が秀逸でパーツ数のワリに組み立てはサクサクと。
トータル五時間ちょいで完成(サクサクって時間じゃないですね…)






頭部側面から一枚。
前述の通り、センサーマストはランナーの段階で塗り分け済み。
こだわりの前頭部下縁のライン、加えて睨み眼の複合センサーを再現するクリアパーツがいい感じ。








付属品一覧〜。
跳躍(ジャンプ)ユニット
74式近接戦闘長刀×2
87式突撃砲×4
65式近接戦闘短刀×2
00式近接戦闘用短刀×2セット
ブレードマウント×2(基部、マウント部オープン状態・クローズ状態)
ガンマウント×2(基部、マウント部オープン状態・クローズ状態)
74式可動兵装担架システム・ガンマウント前方展開フレーム
手首(握り手、平手、銃保持手、近接武器保持手二種)


Type-00Rの装備としては必要十分の物が揃っているかと〜。














さて、ここでボークスA3・武御雷Type-00Rと並べてみます(A3のカラーリングも正しく撮影できないっす…orz)
A3版は劇中イメージ、プラキットは設定画準拠…といったところかと。同じ機体で、立体化の方向性がこれだけ違ってくるものなんですね。
ほぼ同スケール、腰までの高さは同じながら、脚部の太さが全然違っていたり胴体のボリュームの差に驚いたり。
全体的にブキ御雷の方がマッシブな印象。
加えて頭部が一回り大型なのと、可動域確保の関係で首が長くなっているために全長はブキヤ版のほうが高いです。






オプション品もちょっとだけ比較。
跳躍ユニットのサイズの違いが顕著ですね。
ノズル部分の焼付けは…塗装で再現するにはハードルが中々に高い…orz


長刀の長さがほぼ同一というのが面白いところ。実は武器持ち手が…後述。






可動箇所を紹介。
頭部と首でボールジョイント接続。




加えて首元で前後スイング&引き出し機構あり、可動域はかなり広め。
その代わりに首と頭部のボール接続が緩く、ポロリの危険性大。






肩アーマーは肩内部フレームとボールジョイント接続。
加えて肩内部の可動範囲が広く、大きく腕を動かせます。





秘密は肩関節内部フレームにあります。
胴体とのボール接続に加え、フレームでもボール可動一点、スイング可動二点と、ワキワキ動きます。
加えてフレームが折りたたまれているのがデフォルトの状態なので、引き出すことで…。




なんちゃって腕組みが出来るほど。突撃砲や長刀など、武装を保持してのアクションポーズに大活躍。
ただ、フレームを引き出すことで腕が露骨に長くなってしまいます。
内側に動かす分にはさほど問題ありませんが、外側に腕を開く際は見栄えにかなり影響するのが難点。





フレームを少し開く事で上腕ロールが可能に。
手首ボール接続。





腰部ボールジョイント。





フロントアーマー中心部が上下にスイング。
左右アーマーは独立してボール可動。






脚部の可動を紹介。
股関節ボールジョイント。
曲面になっている紫の腰部装甲は内部が空洞なので、腰の黒いパーツを覆うように大きく開脚させる事が可能となっています。
また腰部とのボール接続部以外に、腿内部にスイング可動機構あり。腰部・胴体側との干渉を避けつつ、脚を前方に振り出す動きが可能。
膝は二重関節。膝の動きに連動して膝アーマーがスライド可動します。
膝裏の「アレ」は上下スイング可動。膝関節ブロックを覆うような形状になっており、可動の妨げにはなりません。
足首部分の可動域が広く、前後スイング・横方向ロールで接地性はかなりのもの。







腰部の三角形のパーツを外す事でスタンド接続用の3mm径の穴が露出します。
跳躍状態でのディスプレイが可能に。






爪先が左右独立して縦方向にスイング。
足首には引き出しギミックも内蔵されているため、脚を曲げて踏ん張ったり、跳躍時に爪先を伸ばしたラインを自然に見せたり。






総じて、武御雷のデザインからは想像もつかないほど動いてくれます。
…が!ボール接続されている箇所は殆どが保持力に不安あり。
特に腰部や股関節のポリキャップ使用部分は負担がかかる場所なだけにポロリ連発。
何のためのポリパーツなのか…orz








跳躍ユニットを装備。
重心が後ろに大きく傾きますが自立には問題ないかと。





接続基部ボール、接続フレームにてスイング可動、さらにフレームと跳躍ユニット接続部もボール。三点可動。
フレキシブルに動いてくれますが、本体同様こちらもボールジョイント部分でポロリ多発の可能性大。




ここからはオプション品を紹介〜。




メカ本にてお披露目となった、腕部内蔵兵装・00式近接戦闘用短刀。
手甲のフタを外して前部大型ブレードに差し替え、後部に小型ブレード二本を差し込みます。
小型ブレードの接続が緩いので、気づかぬうちに外れて行方不明になりそう…。





65式近接戦闘短刀を装備。
後述する長刀にも言える事ですが、近接武器保持用の手首が二種類付属している為、刀を持たせたときの角度に大きく変化を付けられます。
手首の保持力はなかなか優秀。



手首と武器が別パーツ化しているので、任意で順手・逆手に持ち替えて保持が可能。









87式突撃砲を装備。
こちらも銃器専用の保持手首が付属。
腕部の可動域が広いために、左手を突撃砲に添えるポージングが自然にきまります。




両手装備も勿論可能。





ガンマウントは可動ギミックなし。後方射撃は不可。






フレーム部分と突撃砲マウント部分とで分割・差し替えになっています。
開いた状態のマウント部には接続ダボが設けられており、そこに突撃砲を引っ掛けることで固定します。





フレーム部を丸ごと差し替えて、前方展開状態へ。






フレーム部分で二点可動、また胴体との接続部で横ロールするため、ある程度の位置・角度調整が可能です。









続いては74式近接戦闘長刀。ブレードマウントに装備した状態からいってみます。
設定通りマウント部分で二点可動。ブレードを前方に跳ね上げて、腕部で保持。




一連の長刀装備シークエンスが再現できます。




ブレードマウントもリップ部分を開いた状態、閉じた状態がそれぞれ差し替えで再現可能。
ただ、長刀に関しては突撃砲と違いリップの隙間で挟んでいるだけ。
固定はされておらず、本体を動かしていると長刀の位置がずれていたり…。







二刀流も可能!
逆手持ちした時の手首と刃の角度がいい感じかとw








という訳で。
コトブキヤ・武御雷Type-00Rの商品内容について紹介しました!
保持力や安定感には欠けるものの、優秀な可動範囲が今回のプラキットの魅力ですね。
パーツ数に圧倒されますが、組上げた時の充実感・達成感といったらもうw
以前も書きましたが、A3ユーザーの方もそうでない方も、手にとってみて損は無し!









さあ 風になれ 





命の炎を燃やし尽くせ〜♪




BETAの大群は心の目で見て。



というわけで、アクションポーズ編に続きます!
そんなこんなで。