仏の顔も3℃まで

はてなダイアリー終了に伴いお引越し。思い出は残しておこう…。


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現在、鋼のシスコン番長と全国の貞夫さんと西住殿マジ軍神を応援しつつ、サイト休止中…。
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…という挨拶すら懐かしいな…みなさん元気に趣味に邁進されてますか?


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コトブキヤ マブラヴ アンリミテッド ザ・デイアフター F-18E/F スーパーホーネット 海兵隊仕様

与えられしは塩の荒野 語り継ぐべき友の名前 
   その名前を胸に刻んで 我々はこの大地で生きていく(挨拶




雑ながら、どうにかこうにか組みあがりました…。

今回は、『マブラヴ オルタネイティヴ クロニクルズ』シリーズ『マブラヴ アンリミテッド ザ・デイアフター』にて登場する戦術機、F-18E/F スーパーホーネット海兵隊仕様)を紹介!





「私は今回も必ず戦い抜いて、語り継ぐ―合衆国海兵隊(ユーエス・マリーン)と、貴方達戦友の名に懸けて!」



米国海軍戦術歩行戦闘機F-18E/F スーパーホーネット
F-18E/F スーパーホーネットは、米マクダエル・ドグラム社がF-18 ホーネットに大規模改修を加えて開発した第2.5世代戦術機である。
海外展開戦力の主力としてF-18を採用、母艦戦術機部隊の拡充に成功した米国海軍であったが、性能面で凡庸だったF-18に対する現場の衛士及び母艦部隊の評価は決して高いものではなく、F-14C/Dや完全な新型機の採用を求める声が根強く残っていた。
これに対し、F-18の製造を担当するマクダエル社は独自の対応を実施。同時期に進んでいたF-15改修計画『統合任務戦術機(DRTSF)計画』と同等の改修をF-18に施し、F-14を凌駕する機体を目標とする強化計画に着手する。
マクダエル社の積極的なプレゼンテーションから計画の有望性を認めた米海軍は議会に対する働きかけを強め、F-18発展機の採用、運用試験用に改修機一個中隊分の生産を承認。競合機種のいない開発・生産は順調に進み、量産一号機が程なく海軍に納入された。
完成した機体は、頭部モジュールの前後ストレッチ機構によるセンサー収容容積の拡大、通信能力や各種電子戦装備等も強化されている。
F-18に対する不満点であった機体性能面についても、肩部装甲ブロックへのスラスター増設、腰部装甲ブロック及び下腿部の大型化による防御力強化・稼働時間延長、高出力主機への換装、兵装搭載能力の強化など、全面的な向上が図られている。
加えて、整備スペースの限られる米海軍での制式採用が前提となっていた為、肩部装甲の折りたたみを初めとする収容・運搬機構にも改良が施されている。
ベース機よりもさらに汎用性を増し兵器としての有用性を獲得した本機は『F-18E/F スーパーホーネット』と名付けられ、F-15Eに並ぶ優秀機としてマクダエル社の主力商品として生産が進んでおり、また性能と比較して安価である点も評価を高め、旧型第2世代戦術機の後継機として世界各国で導入されている。






ザ・デイアフターでの活躍も記憶に新しいスーパーホーネットが、コトブキヤプラキットで初立体化!
米軍機からのリリースも、ブキヤキットとしてはお初になります。
帝国戦術機の長刀のような「華」こそありませんが、全身あますところなくシャープに造形されておりとても見栄えのするキットです。
ナイフシース展開などギミック面の再現といった見どころもあったり。











前後から〜。











近場からぐるっと。
今回もパチ組み+部分塗装でのお手軽仕上げ。 …お手軽? …お手軽…orz
成型色の段階で非常に細かく色分けがされているのですが、頭部をはじめとした全身のセンサー部や後述する突撃砲など、ピンポイントで色を足さなければいけない部分もあり…。
そのあたりは、ホビージャパン2011年9月号の戦術機簡単製作法の記事を参考に手を加えてみました。
デカールのナンバリングは「ナイヴス01」をチョイス。






可動箇所を紹介。
頭部はボールジョイント+首もとに引き出し式二重関節を内蔵。







腕部・肩部の可動。
肩と胴体でボールジョイント接続。さらに肩と腕部の接続部分で横方向スイング+上腕ロール。
肘二重関節。肘装甲が若干ですが外側にスイングし、肘を逆方向に曲げる事が可能。後方射撃のポージングに対応できます。
手首ボールジョイント。ここはポリキャップを使用していないので、若干ですが破損が心配な部位です。
また、肩装甲を繋ぐフレーム部分で三点のスイング+ボールジョイントでの可動を採用。
肩装甲を大きく跳ね上げたり、腕部の可動を妨げないよう位置調整が利きます。




メンテナンス時の整備パレットに係留した状態っぽく。
(ゲーム中の背景に写っている整備中のスパホの肩アーマーの位置は、↑これよりも更に動いているみたいですけどね…)







胴体・腰部の可動域はこんな感じ。
腰部のボールジョイント可動に加えて、胸部と胴部の間で前後スイングが可能。





フロントアーマーが上下にスイング。サイドアーマーは左右独立してボール可動。







股関節は軸可動+横方向にスイング。腿でロール。
踵は殆ど動かないので接地性がイマイチと思いきや、爪先のパーツが足首とボールジョイント接続、独立可動します。
この爪先部分の自由度が非常に高く、うまく重心のバランスが取れれば少々無茶な体勢・開脚して両脚のスタンスを広くとっても自立可能。






膝二重関節。膝を曲げると連動して、大きく突き出されたナイフ格納ブロックがスライド可動。
また足首の黒いパーツがボールジョイント可動。




総じて、今までの戦術機プラキットと同等以上に動きます。
また関節の保持力もかなり固めで、動かした際の安定感が実に頼もしいです。









付属品一覧〜。


AMWS-21突撃砲×4
CIWS-1A近接戦闘短刀×2
ナイフシース×2
跳躍ユニット
ガンマウント×2
可動兵装担架・前面展開用パーツ×2
交換用手首(平手・握り手・銃持ち手・短刀持ち手)










特典として今回もクリア素材のアクションベースが付属。
目の覚めるような鮮やかなブルーのスタンドが、機体にマッチしています。
スパホの機体名もしっかりプリント。








跳躍ユニットを装備。








本体と同様に成型色の段階でかなり色分けがしっかりしていて、自分ではセンサー周りの配色を足したくらい。
跳躍ユニットの可動域は、他の戦術機プラキットと同程度かと。
ブラック・ナイヴスの部隊章は付属のデカールで再現。






続いてはAMWS-21突撃砲を装備!




(黒背景で見辛くなっちゃってますが…)
36mm砲のマガジンと120mm滑腔砲ユニットが別パーツ化!
こういう銃火器へのこだわりは大歓迎なのですがw 動かしているとちょっとマガジンが外れやすいかな…。







ガンマウントは二基付属(既発売の帝国製戦術機と異なり、担架アームが閉じた状態のパーツは付属していませんでした)
収納状態のガンマウント基部が上下にスイングするので、後方射撃ポーズ用に角度調整が可能。
また前面展開状態も差し替えで再現できます。








膝ブロックは両サイドのカバーを外してナイフシースを挟みこむことで展開状態を再現。
内部をグレーで塗装したりその上からトップコートを吹いてしまったりで、膝カバーの噛み合わせが目茶苦茶しぶくなってしまいました。
組上げてから気付いても後の祭り。カバーが非常に外し難い事に…。
事前のすり合わせが超重要かとorz






ここからは、ひたすらポージングで!
オール・ナイヴス!全力で食い破れッ!!


















やはりスパホは両手両肩に突撃砲が無いと!嗚呼…妙に落ち着く御姿(えー














私は学び続ける。生きて、誰かに伝える為に―








というわけで。

以上!F-18E/F スーパーホーネット海兵隊仕様)プラキットでした!




いや〜カッコいいですスパホ!(製作者の所為で当記事での出来映えはしょっぱいですが…orz)
肩の独立可動フレームや突撃砲など、シリーズ内では新規となるギミック・付属品を手に取る楽しみは勿論のこと、関節強度・安定性・組みやすさ…プラキットとしての質も格段に向上していると感じました。
動かしていてパーツがポロリしたり、空中分解したり…といった事態にもそうそう陥らないかと。
戦術機プラモに挑戦してみたいと考えている方には、機体の好みはありますが真っ先にオススメしたい好キットです。
ただ頭部センサーなど、塗り分けが必要な箇所が結構目立つ位置にあったので(自分のような手抜き大好き人間にとっては)クリアパーツの使用箇所をもっと増やして欲しかったな…という要望もあります。



次回以降のラインナップは流通限定の赤御雷、待望の国連不知火と続きますが…米軍機の展開にも期待したいところです。
プラキットのカッチリとした造形でイーグルやラプターとか…!勿論ギミックも盛りだくさんで!
イーグルのナイフシースは今回のスパホの物をほぼそのまんまでいけると思うので、ボーナスパーツとして予備弾倉搭載を再現可能にするとか!
そしてそして、ラプターの折りたたみナイフと、それを収納する膝のナイフシース…立体化実現、しませんかねぇ…。






…今回もポージングの持ち弾をばら撒きすぎた気が…リボ版のスパホ、どうしよう(汗
そ、そんなこんなで!