バンダイ ROBOT魂 ダン・オブ・サーズデイ
おはよう!私が夜明けのヴァンです!(挨拶
バカがヨロイでやってくる。
というわけで、今回は人類バカ代表(のヨロイ)、登場です。
ROBOT魂 [SIDE YOROI] ダン・オブ・サーズディ
- 出版社/メーカー: BANDAI SPIRITS(バンダイ スピリッツ)
- 発売日: 2011/09/17
- メディア: おもちゃ&ホビー
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惑星E.I.に存在する高度な駆動機械『ヨロイ』
中でも最初期に造られた7体は『オリジナル7用ヨロイ』と呼ばれ、数々のオーバーテクノロジーが使用・搭載されている。
他を圧倒する性能を誇るが、代償として搭乗者には身体に神経電気の増幅を主な目的とした改造手術を施す必要がある(劇中でのオリジナル7は、原初のヨロイ「オリジナル」と、改造が施された「ネオ・オリジナル」とが混在し、ネオ・オリジナルは前述の手術無しに機体への適性のみで搭乗可能である)
機体数に合わせて、各オリジナルの名前には七曜日が割り当てられている。
オリジナル7のうちの一機『ダン・オブ・サーズデイ』は、通常はモチーフとなる蛮刀の姿で衛星軌道上に配置されているサテライトベースに格納、メンテナンスを受けているが、召喚に応じ惑星E.I.のどこにでも射出され人型に変形、乗り手の電気信号から思考を読み取ることで操縦される。メイン武器となる刀は戦況に応じて大刀と小刀に分離し、非常に高い近接戦闘能力を誇る。
刀は手首や肘に接続する事も可能。また待機状態となるはずの蛮刀形態のまま高速で突進し敵を切り裂く、といった荒技を見せた事も。
物語中盤で電磁シールドを習得し、防御面でもレプリカヨロイとは比較にならない。
バランスの取れたオリジナル7の標準機となるが、反面突出した能力を持たない為に搭乗者の技量が問われる機体である。
搭乗者は数々の通り名を持つ男『ヴァン』
最愛の女性『エレナ』との結婚式当日、教会に現れて目の前で彼女を殺害した『カギ爪の男』への復讐を誓い旅を続けている。
(ヴァンが正式な乗り手となった事で、ダン・オブ・サーズデイはカギ爪の男に敵対する「欠番」となった)
元々ダンを操縦可能な体質だったが更に肉体改造が施されている。トレードマークはリングの付いたテンガロンハットとタキシード。
普段は無愛想かつデリカシーがなく、また数々の奇行・言動を繰り広げるとらえどころのない人物だが、彼の周囲にはいつしか、各々の理由でカギ爪の男を追う「仲間」が集っていく…。
痛快娯楽復讐劇「ガン×ソード」から、僕らの童帝・ヴァンの駆るダン・オブ・サーズデイがリリース。
イベントでの商品化発表・サンプル展示から結構間が空いたようにも思えますが、ついに手に取ることが叶いました。
蛮刀への可変機構をオミットした分見栄えがよく、またロボ魂の中でもトップクラスの可動域を持ち合わせています。
近場からぐるーり。
独特な体形、複雑な面構成が忠実に再現されています。
背中の刀や手足のケーブルがやはり目を惹きますね。
機体各部の「G-ER流体」部分にはダークブルーのクリアパーツを使用。質感も上々。
可動箇所を紹介。
頭部はボールジョイント+球体ジョイントによる前後可動、首根元でボール可動。
肩アーマーは一見腕部の可動に干渉しそうですが、前後スイング可動+ボール可動。さらに肩と胴体の間でリング状に装甲が繋がれていて、接続部に隙間・遊びがあるのとアーマー付け根が上下にスイング。非常に自由度が高く、腕可動の妨げになりません。
反面、保持力は今ひとつ。少し動かすだけでもプラプラと安定しない印象。
肩そのものはボール可動+横スイング。上腕でロール。肘二重関節。手首は軸可動+ボール可動の二点。
手首とケーブルで繋がれた肘装甲は、肘を曲げる際に連動して上下スイング。若干ケーブルが外れやすいので注意が必要かと。
胸部装甲版が独立してボール可動。
股関節は前後・横方向の二点スイング可動。腿でボール接続+横方向へのスイング。
膝二重関節。かなり深く曲げられますが、デフォルトのケーブルの長さでは膝の可動範囲に対応できないので付属している長いケーブルに差し替えて対応します。
足首でボールジョイント+円形関節でのスイング二点。足首アーマーが独立可動。
爪先も独立して上下に可動。
交換用手首は平手・握り手・武器保持手あわせて、片手でなんと五種類も付属。
専用の刀。
分離可能となっていますが、小刀のグリップ延長ギミックは省略されています。
前述の通り交換手首の数が多く、それぞれの刀専用の持ち手が用意されているので安定して保持が出来ます。
ジョイントパーツと組み合わせることで、手首・肘装甲に刀を(背中の刀も)直接取り付け出来ます。
ここからはアクションポーズを。
「自分を曲げたお前には、もうラッキーは、やらない!」
縁の下の力任せ。
ステルスガオーを振りかぶっているのは…ね?(えー
ポージングに合いそうなシーンと好きな台詞抽出♪
「…ッ!! …いた…! …あっはっはァ!!見つけた!!うひゃはははひゃははひゃひゃ!!!!」
「ヴァン、今のヨロイが答えを出した。やはり人は明日に生きるべき者。過去に生きるお前は、次の一撃で断罪し、終わりにするッ!!」
「いいや違うね」「…なに?」
「これが始まりだ・・・やっと見つけた。後は捕まえてぶっ倒すだけだ!フッフハ、フハハヒャヒャヒャハヒャ!!」
「…ほう、この土壇場で化けたか。だが!付け焼刃など私には通用しない!」
「ガドヴェド…俺はさ、あんたが好きだったよ」
「今でもそうだ…だから。あんたが邪魔なら、力ずくで押し通る!!」
「通しはせんわぁッッ!!!」
「…ガドヴェド」「なんだ」
中盤に差し掛かる際の名シーン。オリジナル笑顔wから、夢が散っていく…。
「斬りたきゃ斬れ。殺したきゃ殺せ。だがな、お前には無理だ。誰にも出来ない。俺とエレナを離す事だけは」
「褒めてやろう!よくぞ電磁シールドを会得した!」
「へぇ、そういう名前なのか。お前いい奴だな!」「茶化すな! …しかし常に有効ではない!」
「いや…ただの偶然だったんだが…まあいいや。なぁエレナ…もう少し、生きてみるかああぁぁぁッッ!!!」
「こ、こいつ…僅か三日の間に何があった!?」「…愛、かな」
「お前もか、よかろう!ならば我が愛の前に散れ!愛よ!使命よ!!」
「…悪いな。捕まえるのがメンドくさかったんだよ!!!」
「まだ!この程度で我が愛は斬れぬ!その為に棄てたのだ!母を!あの方の為に!!」
「じゃあ無理だ。棄てるやつには俺を止められない」
メッツァがーーーーー!!!で〆る電光石火。
「お前が手を出さなくても同志は消える!何故納得できない!あと数時間で…!」
「俺がこの手で殺さないと駄目だろうが!お前バカだな、バカ、バカ、バァカ!!」
「いつまでもガキ扱いして甘やかすのもいい加減にしろ!妹離れが出来ないお兄ちゃんッ!!」
「てめぇバカ兄貴!なんで勝手に生きてやがる!」
「貴様に兄と呼ばれる覚えはない!」
「じゃあバカだけでいいな、バーカ!!」
「そんなっ!!…欠番の…くせにィィ!!」「ウゥルアアァァァッッ!!!!」
(ああ…聞こえてるよ…分かってる…あれ、なんだこれ…俺やばいって。ヤバイだろこれ…ああ・・・そういうことか、くそ…)
(ぁ…こいつ覚えてるのかちゃんと…お嫁さんっていうのは、幸せで、幸せで、幸せの絶頂のときに…。 …ッ!!!)
「エレナアアアアアアアアアァァァァァッッッッッ!!!!!!」
マザーの技術と、新たな可能性の融合、オーバーフロウ。
神は裁き…。
「やめなさい、ヴァン君。このままでは計画が水泡に…どうして貴方はこんな事を、どうして…?」
「決まってるだろ」
未見の方を完全に置いてきぼりな気もしますが(汗
ガン×ソードは本当にキャラと台詞が素晴らしく、活き活きとしていました。
シリアス回とコミカル回の落差も激しかったのですがw笑えるエピソードも実は伏線だったりとか。
…途中からレビューなのか作品回想タイムなのか分からなくなってきた(えー
という訳で。
(〆の画が思い浮かばず、乗り手の姿をイメージして…)
以上!ROBOT魂 ダン・オブ・サーズデイでした!
前述したとおり各部の可動が素晴らしく、特徴的な剣の構えまで再現出来るのには驚きました。
手首の種類も豊富なのであれやこれやと動かしていると武器の少なさを感じさせないほど。時間泥棒ヴァンさん…新しい通り名を増やしてしまいそうですw
体形のバランスや腕周り・脚周りのデザインから、ロボ魂というよりはフィギュアーツを動かしているような錯覚をおぼえました。
若干各部の保持力に甘さがあり、肩装甲の位置がしっくり決まらなかったり足元がプラプラしたり…といったストレスは感じます。
また脚部の可動に合わせてケーブルを差し替える必要があるのも手間と言えば手間(その分見栄えは問題なしなんですけどね)
不満点はありますが、動かしていて非常に楽しいダンが手に入ったことは嬉しいです。
ほかにも再現してみたいシーン・台詞は沢山あるわけですが…今後のSIDE・YOROIの展開はどうなるんでしょうね。
- 出版社/メーカー: BANDAI SPIRITS(バンダイ スピリッツ)
- 発売日: 2011/11/26
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…エルドラはロボ魂枠とスパロボ超合金枠とどちらで出るんでしょう…とか益体も無い思索にふけりつつ。
タキシードは明日に舞う。
そんなこんなで。