仏の顔も3℃まで

はてなダイアリー終了に伴いお引越し。思い出は残しておこう…。


狭く浅くしなやかに。惰性の赴くまま更新。用量・用法を守って正しく服用を。
現在、鋼のシスコン番長と全国の貞夫さんと西住殿マジ軍神を応援しつつ、サイト休止中…。
説得力皆無ですが画像の無断転載はご勘弁下さい。  
初めてお越しの方は、プロフィール画面での御案内を確認頂けると幸いです。
…という挨拶すら懐かしいな…みなさん元気に趣味に邁進されてますか?


↑web拍手です。ここで会ったのも何かのご縁。うっかり読んじゃった記念に押して下さいませ。

バンダイ D-Arts イザナギ

ペ…ル…ソ…ナ…!!(挨拶





スタイリッシュに上着のボタンを外しつつ、新年一発目のレビューを。



D-Arts イザナギ

D-Arts イザナギ

D-Artsシリーズにて登場、『ペルソナ4』主人公初期ペルソナ、イザナギを紹介!





『我は汝、汝は我―  我、汝の心の海より出でし者』




ペルソナ4』劇中において、主人公(鳴上悠)が覚醒したペルソナ能力、イザナギ
学生服を模した装束にたすき、鉢巻といった装飾を身に付けた、漆黒の男神の姿で発現する。
手にした矛による斬撃に加え電撃系・補助系の魔法を駆使し、「テレビの中の世界」に巣食う異形の存在・シャドウに立ち向かう。
ペルソナは神話や伝説において登場する神や悪魔、英雄といった存在の姿を模って召喚される。
イザナギのモチーフは、その名の通り日本神話における国生みの神、伊邪那岐命(いざなぎのみこと)
武器となる矛も、出産時に妻の伊邪那美命(いざなみのみこと)を殺した火之迦具土神(ひのかぐつち)の首を刎ねたとされる「十握剣(とつかのつるぎ)」を模したものと推測される。


他のペルソナ覚醒者と異なり、鳴上はイザナギ以外にも多数のペルソナを行使することが可能な「ワイルド」の特性を持つ。
稀有な能力に加え、自身の影と向き合わずにペルソナ能力に覚醒した、その理由は…。








ゲームやアニメに登場するキャラクターを広く取り上げ、アクションフィギュアとして立体化する『D-Arts』。
同シリーズに、ついに「ペルソナ」が仲間入りを果たしました!
第一弾商品はアニメも好調な『P4』よりイザナギ
特徴的な細身の体形に可動ギミックを凝縮。ポージングの幅を広げるエフェクトパーツなども付属していて、まさにハイカラだろ?な出来に…出来に…なっている部分とそうでない部分とが混在している、そんな印象です(汗



↑冒頭の画像だけ、ゲームのイメージカラーにちなんで背景を黄色にしてみました。
メニュー画面でペルソナを表示した時のような。しかし、今後この背景紙に出番はあるのか…。









前後から。
応援団の学ランがモチーフ、という話を聞いたことがありますが、今ではすっかり番長のイメージが定着。












近場からぐるっと。
学ランのホックやハチマキ、鉢金部分など装飾の多いイザナギですが、全て細やかに造形されていて見栄えがします。
肩のマーキング、装束の縁取りといった金色部分も、塗装やプリントにて忠実に再現。
(若干の色の飛び散りがありますが、まあ許容範囲…ですかね)
軟質素材が多用されていて、質感・可動ともに配慮が伺えます。


造形面で気になったのは頭部。こんなに丸顔だったかな…。
顎周りのラインが異なるだけで、結構別物に見えてしまうものですね(汗
じっと見ていると、黒目を入れたくなる…。







可動箇所の紹介。頭部から。
出鼻を挫くようですが、この頭部可動ギミックがD-Artsイザナギの問題点その1となっています。
可動自体は、首根元でボール可動・頭部と首の接続部で前後スイング+ロール、首引き出し式関節…と優秀なのですが、問題は引き出しギミック。
ある程度の首の伸縮を可能とし、飛行・突進など頭部を大きく動かすようなポージングに対応する意図がある…のだとは思いますが、首と頭部の引き出し部分にストッパーの類が一切無く空洞状態。
そのため首の保持力が皆無、伸ばした状態で固定もままならず、逆に引き出し機構を使用していない状態でも頭がグラグラと揺れ放題orz
特に今回のイザナギは、後頭部にハチマキという「重石」があるので、撮影中少し動かしたら重量に負けて顔が上向きに…といった現象の繰り返しでした。
接着剤で空洞部分を埋める事で多少改善しましたが…。
(襟元に頭部を引っ掛けるようにすると、顎を引いた状態である程度固定が利くかと)





鉢巻は、頭部との接続がボールジョイント、加えて球体関節による上下スイング可動の二点。
自由度が高くポーズに連動して様々な表情を見せてくれますが、頭のグラグラが足を引っ張って…(涙






肩・腕部の可動。
肩と胴体の接続部で縦方向ロール、横に軸可動スイング。
肩の装飾部分が軟質素材となっていて、可動を妨げません。
上腕でロール、肘は球体関節によるスイング一点。
手首は横ロール+球体スイング+ボールジョイントでの接続。






胸部・腰部共にボールジョイント接続。







股関節・脚部の可動。
股関節はロール可動二点。腿でロール。膝二重関節。
足首(高下駄)はボールジョイント。


想像以上に下半身の自由度が高いです。スカート部分がもっと邪魔になるかと思っていましたが…。
軟質素材の裾を大きく開いてクセを付けたり、中央のスリットから曲げた膝を逃がしてやる事でオーバーアクションにも対応可能かと。









付属品一覧〜。
交換手首(武器持ち手・平手二種)
イザナギ
矛用エフェクトパーツ
召喚イメージエフェクト








ペルソナカードのデザインがプリントされた専用台座が付属。
何気にサイズが大きめで安定感高し。





専用の矛。
硬質素材でかっちりとした造形。この無骨さが素敵。





斬撃エフェクトパーツ。矛のスリット部分にダボを引っ掛けることで固定します。
グラデ処理が非常に美しいです。



ここで問題点その2…というのは、手首を含めた保持力、関節強度不足です。
見た目からは想像も付かないほどの可動を見せてくれるイザナギですが、スマートな体形が災いし腕周りの関節強度がイマイチ。
片手でエフェクト無しの矛を保持するのがやっと…エフェクトを付けたら片手保持はほぼ不可能、簡単に腕が垂れ下がります。
(下手をすると両手持ちもシビアな事に)
加えて武器持ち手に保持力が全くありません。エフェクトある無しに関わらず矛のポロリ連発。若しくは手首ごと取れてしまうかどちらか…。
何度矛と持ち手を接着してやろうと思ったことか…ただ接着すると保持位置が固定されてしまうし。
矛のブレードとグリップ部分を別パーツにして、リング状の成型で保持力を高めた武器持ち手を間に通して持たせる…とか、やりようは…。そもそも素材の面からして…。
って愚痴ってばかりですねorz
でもエフェクトパーツを付属させておきながら、その保持に配慮が感じられない仕様ってどうなんでしょう。






召喚シーン再現用エフェクトパーツ。
スタンドの縁や足元に配置することで、召喚ポーズや斬撃の軌道を演出してくれます。













ペルソナ顕現!ここからはアクションポーズを!
























ナナコン上等(えー







「カッ」トイン!
ただのジオがジオダイン並みの派手さにw













流石にアニメOPでのハイカイザナギさんは再現困難…。







新OPカットより。テレビ画面に矛を突き立てろ!










ブレイブザッパー!
(フルスイングで振りぬいた状態での保持は当然無理!つっかえ棒大活躍…orz)







公式サイトで紹介されているように、エフェクトパーツは脚部にも装着可能です。








インパクトエフェクトを電撃に見立てたり、ゲームでの召喚ポーズっぽく飾ったり。
(背面からの画の方が見慣れている気もしますw)






「間違えた」
北斗神拳リボルテックからエフェクトパーツを拝借。
細かな点ですが、一つ前の召喚ポーズも含めて握りこぶしは付属していても良かったような…。






本編ネタバレな構図・ポージングで。
…マガったり総長だったりするイザナギバリエは果たして発売されるのやら…。

















おまけ。
所有者の装備武器にちなんで適当な刀と、ペルソナのモチーフから十握剣を。
(十握剣は結構以前に発売された刀剣ミニチュアだったと思いますが、出所がはっきり思い出せず…武-もののふ-シリーズでしたっけ?)
手首の保持力不足には泣かされますが、持たせてみると意外としっくり。






という訳で。

以上!D-Arts イザナギでした!
(ラストの画像は、クリックした先のはてなフォトライフにて、1280×1024の壁紙サイズも掲載しております)




見た目と可動を両立した本体に加えて、付属品も充実。
そもそも商品化自体が嬉しい、そんなアイテムなのですが、実際に手にとってみると…前述した頭部と腕部の可動が色々台無しに。
ここは首を傾げざるを得ない…動かしていてストレスの溜まるアクションフィギュアになってしまっていたのは痛恨でした。


とか散々文句をたれつつ、アホみたいな画像数を撮影しているのは…やっぱり好きだからなんですよねぇw
なんだかレビューしていて根気と寛容さのステータスが高まった気もします。オカン級の道のりは険しいぜ!(えー




D-Arts タナトス

D-Arts タナトス

次は『P3』からタナトスが控えてます。またフィギュアーツZEROで番長こと鳴上君もweb受注開始。
アニメの人気に後押しされるような形でのリリースとなりましたが、今後も勢いが途切れる事無く、ペルソナ(メガテンも含めて下さい…)関連のシリーズ充実を願うばかりです。






そんなこんなで!