仏の顔も3℃まで

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バンダイ S.H.フィギュアーツ 仮面ライダースーパー1

俺は拳法家である前にサイボーグS-1として生まれた。
人の夢の為に生まれた。この拳…この命はその為のものだ(挨拶





火を噴けライダー拳!と言うわけで!

S.H.フィギュアーツ 仮面ライダースーパー1

S.H.フィギュアーツ 仮面ライダースーパー1

今回は先輩方を差し置いて単独レビュー!S.H.フィギュアーツにて登場、仮面ライダースーパー1を紹介!





仮面ライダースーパー1(惑星開発用改造人間「S-1」)
アメリカ国際宇宙開発研究所に勤務する科学者・沖一也が自ら志願し改造手術を受け、誕生した惑星開発用改造人間第一号。
体内に重力制御装置や循環型酸素ボンベを組み込むなど、過酷な環境下でも十全の性能を発揮できるよう調整されている。
平和利用の目的で開発され、当初「スーパー1」のコードネームを与えられた。
その後、かつてスカイライダーと共に秘密結社「ネオショッカー」と戦った谷源次郎より「仮面ライダー」の名を贈られる。
本来は、外部コンピューターからの変身コマンドにより変身するが、闇の王国「ドグマ」の襲撃により研究所は壊滅、コンピューターの損壊により変身する術を失ってしまう。
後に秘拳・赤心少林拳の修行を積むことで変身の極意を修得。
拳法の呼吸と発頸をベースにした動作により自身の意思による変身システムの起動に成功する。
育ての親であるヘンリー博士や志半ばで倒れた研究者達の悲願に報いる為、そして人々の未来を護る為に、平和を脅かすドグマ、そして後に現れた新組織・ジンドグマが送り込む怪人達に敢然と立ち向かう。


優れた身体能力、宇宙開発用に設計された各種機能を転用する事で、高い戦闘能力を発揮する。
それぞれ異なる能力を持った五種類の腕に換装する「ファイブハンド」
スーパー1と同様に惑星開発用として改造された二種類のバイク「Vマシン(Vジェット)」「ブルーバージョン」など多数の専用ツールを使用。
加えて、多彩なキック技や「梅花の型」に代表される赤心少林拳の極意といった、拳法家としての修業の成果を戦闘においても遺憾なく発揮する。


ドグマ、ジンドグマとの決戦に勝利した後も、スーパー1は宇宙開発に協力する傍らで、更なる脅威と戦い続けている。
人類が真に未来を手にする、その時まで…。






着々とフィギュアーツで集結しつつある昭和ライダー勢。
ラインナップに『仮面ライダースーパー1』主役ライダーのスーパー1がお目見え。
拳法家ライダーとフィギュアーツアレンジは愛称ばっちり。
ファイブハンドや豊富な交換手首など付属品も拘りを感じさせる内容で、スーパー1の拳法アクションを表情豊かに楽しめるアイテムとなっています。











前後から。











近場からぐるっと。
どうしても昭和ライダー勢と細身なフィギュアーツは相性よくないかな?というイメージが先行してしまいますが、今回のスーパー1は例外。
スマートなスーパー1のデザインがアーツでの立体化とマッチしています。
カラーリングの恩恵もあるかも知れません。シルバーとブラックのシンプルな色合いですが、スーツ部分の黒はつや消し、シルバー部分は半光沢で仕上げられていて、非常に見栄えがします。
ブーツやグローブの質感、スーツの皺の造形も上々。
変身ベルト・サイクロードや腕部のVマーク、腰のファイブハンド交換ボタンは部分塗装で丁寧に塗り分けられています。
サイクロードの開閉ギミックはオミット。展開状態の交換パーツも無し。ちょっと残念。
頭部は若干アレンジ気味でしょうか。クリア素材で再現された複眼の中央部ラインに緩くアールがかかっていたり、劇中スーツよりも鋭い印象。
ただアンテナの処理には違和感が。明らかに太く、また一直線の造形で大味すぎます。複眼のデザインとバランスを取ったのかな?







偉大なる先輩一号ライダーと新世代の一号、そして宇宙ライダー繋がりでサイズ比較。
こうしてみるとスーパー1は結構小柄です…。






ここからは可動箇所の紹介。
頭部はボールジョイント二点+軸可動によるスイング機構あり。






肩と胴体の接続はボールジョイント。肩ブロック側で横スイング。
上腕でロール。肘二重関節。手首ボール+軸スイングとロールによる多重可動。
またファイブハンド換装ギミックの恩恵で、前腕部の側でもロール機構あり。
各ハンドやフリンジの位置調整に役立ちます。





胸部・腰部でそれぞれボール可動。






股関節は接続基部での上下スイング+ボールジョイント。腿でロール。膝二重関節。
足首ボールジョイント。つま先で独立してスイング。





標準的なフィギュアーツ可動…と言いたいところですが、やはり足首の可動域は今一つ。
また、胸の前で手を交差させるなど複雑なポーズを多用するスーパー1ですが、胸部プロテクターと腕部が意外と干渉します。
見栄えと安定性の面は良いのですが、格闘ポーズを考えると…若干の物足りなさがあります。






付属品一覧〜。
ファイブハンド、マフラー×2、稲妻電光剣
スーパーハンド用交換手首(握り手・剣持ち手・平手四種)、パワーハンド用平手
スーパーハンド用フリンジ(表情違い四種)






ファイブハンド。ディテール・色分け共に秀逸。
手首部分の可動は前述したスーパーハンドと同等。
肘から下を差し替えるのですが、ジョイント軸と穴のかみ合わせが渋く、換装はかなりの手間。
保持力は確かなのですが、無理に取り外そうとすると破損が心配。
自己責任とはなりますが温めてからの着脱、またはいったんハンドパーツを外せたら、ジョイント軸を軽く削るのも手かと。







今回のスーパー1のウリはなんといってもこのスーパーハンド。
握り手や武器持ち手以外に、劇中で見せる拳法の型をイメージした豊富な平手パーツが付属しています。
また立体化の際にネックとなるフリンジですが、今回は軟質素材による固定パーツで再現。
垂れ下がった状態と靡いた状態のフリンジがそれぞれ二種類づつ付属し、ポーズに合わせて差し替える事で躍動感を演出してくれます。
差込む方向も特に決まっておらず、前後逆に取り付けることも可能。
若干の外れやすさは気になりますがポージングへの恩恵がそれを補って余りあり。





パワーハンドには握り手の他に平手も付属。




レーダーハンドからはレーダーアイが着脱可能です。







稲妻電光剣。
ジンドグマ首領・悪魔元帥(サタンスネーク)の剣。
元帥から魔女参謀(マジョリンガ)に貸し与えられ、凄まじい威力でスーパー1を苦しめるも、逆にスーパー1が剣を奪い形勢逆転。
二者に止めを刺した剣です。
かなりのサイズですがその分柄も長く、ぎりぎり両手持ちも出来ます。






マフラーは表情違いの二種類が付属。
首元でボールジョイント接続となっていて、自由に角度・方向の調整が可能。








「いくぞォ!」




「変・身!!」









ギャキィ!!





「トォ!!」






仮面ライダー…」





「スーパー1!」








というわけで、ここからはひたすら動かしてみます!
ファイブハンドでのアクションでは、色々エフェクトパーツも使用!














「赤心少林拳…梅花」











「チェーーーンジ!!パワーハンド!」








500tのパワーでダイナミック壁殴り代行。









「チェーーーンジ!!冷熱ハンド!」













「チェーーーンジ!!レーダーハンド!」







レーダーアイはミサイルとしても使用可能!








「チェーーーンジ!!エレキハンド!」







ライダーマンのカセットアームやストロンガーのチャージアップ、そして今回のファイブハンドが現在まで続くフォームチェンジの祖、といったところでしょうか。



















「サタンスネーク! お前の守り刀、稲妻電光剣でとどめを刺してやるッ!!!」












「今だッ!!」



「トオー!!」












スーパーライダーーーー!!」






「月面!キィィィィックッッ!!!」






もういっちょキック技!



スーパーライダー!稲妻閃光ーーーー!キィィィィックッッ!!!」











ちょっと平成怪人たちに。





お灸を据えてみたいと思います。
























「こそこそと隠れていないで…」



「正々堂々戦ったらどうだ!!」

















スーパーライダー!旋風!キィィィィィック!!!」



…三人等しく止めを刺すつもりが校長だけ明らかにオーバーキル状態。なんでさ。












最後はお馴染みのポーズで。
以上! S.H.フィギュアーツ 仮面ライダースーパー1でした!



洗練されたスーパー1のスーツの雰囲気が、フィギュアーツ体型に自然に落とし込まれています。
アクションの派手さも相まって、今までの昭和ライダー勢のアーツの中でも特に違和感なく遊べる印象。
頭部造形やアンテナは動かしていると気にならず「これはこれで」と思えてきますが、劇中で結構プラプラ動いていた印象があるので、いっそ軟質素材のアンテナと交換式でも良かったのでは?と感じましたw
恒例となってきたエフェクトパーツの類は今回付属しておりませんが、そんな些細な不満点を吹き飛ばす程のファイブハンドの充実ぶりが素晴らしいです。
こうして全種類付属してくれるだけでも嬉しいのに、五種類すべてが妥協なく作りこまれ、交換ギミックも完備。
スーパーハンドに至ってはフリンジの交換やこれでもか!と付属した交換手首のおかげで、撮影ブース内で赤心少林拳が唸りまくりです。
(これだけ充実しているとさらに欲張って「いくぞぉ!」と敵怪人を指さす戦闘前の恒例ポーズを再現したい…指さし用交換手首も…とか思ったり。妙に印象に残っているんですよね)
エフェクトは他商品から拝借するといい感じ。魂ネイション記念商品のフォーゼエフェクトセットが、狙っていたかのように相性抜群です。
正直、本来の持ち主のフォーゼより似合っているというか使いこなしているというか…(汗




物心つくかつかないかの頃に視聴していたようで不思議と記憶に残っているライダーです。いてもたってもいられず撮影してみました。
(それとも再放送とかあったのかな…)
二種類のバイクもそれぞれ特徴があって大好きでしたので、アーツに合わせて立体化してくれたら非常に嬉しいです。






…拳法家ライダーつながりで、メテオとのダブルライダー演武とかも考えましたが、もうズッコケ三人組のライフはゼロの様なので今回はパス(酷い
そんなこんなで!