仏の顔も3℃まで

はてなダイアリー終了に伴いお引越し。思い出は残しておこう…。


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現在、鋼のシスコン番長と全国の貞夫さんと西住殿マジ軍神を応援しつつ、サイト休止中…。
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…という挨拶すら懐かしいな…みなさん元気に趣味に邁進されてますか?


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コトブキヤ フレームアームズ エクステンドアームズ02〈YSX-24 バーゼラルド拡張パーツセット〉(1/100スケール プラスチックキット)

開発部A「…どうする?とりあえず完成したけど」
開発部B「そのまま発表したらまた現場から文句言われるんじゃね?『新型機にだけ金かけんな』とか」
開発部C「だな」
開発部A「やっぱあれかな。でかいシールド出来ましたー、って誤魔化しとくか」
開発部B「その方がいいだろ。実際シールドとして使ってもかなりイケてんぞこれ。平気平気ばれないって」
開発部C「だな」(挨拶




…と言うやり取りは…なかったと思います。キットインストの解説文を読むと開発者の胃に穴が開かないかマジ心配…。

今回は画像少な目のあっさり更新で。
コトブキヤのプラスチックキットシリーズ「フレームアームズ」のカスタマイズ専用パーツ、エクステンドアームズ02を紹介!






YSX-24RD ゼルフィカール
EXU-02 ブラストシールド
新型汎用フレームアームズ(FA)開発計画「SXプロジェクト」で試作された『YSX-24 バーゼラルド』は、機動力・運動性において高い性能を示した。
だが、外観を重視した結果装甲材の強度が不足したことから防御力が極めて低く、ロールアウト当初の運用については対『NSG-X1 フレスヴェルク』専用機として、地上においては『四八式 輝鎚』三機、宇宙においては『EXF-10/53 アーマーグライフェン』四機との連携が前提とされ、主力機としての運用に改善の余地を残していた。
複数のYSX-24改良プランの中に、装甲の追加によって防御力を強化するユニット装着案が存在。
それに基づいて開発されたのが、マス・アームドユニット『EXU-02』である。
実質的にYSX-24の強化装備である本ユニットだが、SXプロジェクト自体が現場サイドから反感を持たれていた状況を鑑み、かねてより行われていた従来機拡張計画「EXプロジェクト」の一環である「FAの宇宙用追加装備」という名目で開発は進められ、実際の装備仕様上でも増加推進器を搭載した大型シールドとして運用出来るよう設計がなされている。
YSX-24のユニット着装形態『YSX-24RD ゼルフィカール』として完成した機体は、セグメントライフルのキャリアーとなる特殊シールド「スラストアーマー」の機能を発展させた増加装甲によって全身を覆っている。
装甲に内蔵された推進器と、増設されたフォトンブースターによって機動力を維持したまま防御力の向上に成功。
YSX-24単機ではエネルギー効率の面から実用に至らなかった防御フィールド発振器「ABSA」の改良型も搭載しており、低出力化とバッテリー増設による実稼動にこぎつけている。
YSX-24RDは、防衛機構軍フラグシップ機としての要求性能こそ満たしたものの、ユニット数増加による生産性の更なる低下がネックとなり、制式化には至らなかった。後にエースパイロット用のワンオフ機として前線部隊に編入されている。
一方、EXU-02は皮肉にもFAの強化ユニットとして高い評価を獲得し、『EXU-02 ブラストシールド』として正式採用されている。
シールド中央部の装甲形状の異なる、Type1・Type2の二種が存在する。






フレームアームズシリーズのニュー・スタンダードモデル、バーゼラルドに対応した拡張パーツセットがリリース。
本体同様にメカデザイナー柳瀬敬之氏がコンセプトデザインを担当し、外装パーツと武装ユニット、それぞれに組み換えが可能となっています。
設定通りパーツを装着して楽しむだけでなく、他FAやプラキットの改造パーツとしても幅広く利用可能な、アレンジ性の高いアイテムです。









まずはセット内容を紹介。
頭部ABSAユニット、胸部ABSAユニット、フォトンブースター×2
改良型スラストアーマー(小)×4、改良型スラストアーマー(大)×4
フェイスガード、Type2シールド用アタッチメント
シールド構成用フレーム×2、シールド用グリップ×2






シールド用フレームを起点に、二種のスラストアーマーとブースター、頭部または胸部パーツを組み合わせて大型のシールドを組み上げます。






完成したブラストシールドをバーゼラルドに装備。





頭部パーツを取り付けた方がType1。





スラストアーマーの接続には3mm径接続軸を使用。さらに軸とアーマーの接続はボールジョイントとなっており、画像のように角度調整が可能です。
(シールドを開くとビック●イパーに見えてきます…)
シールド中央部のフォトンブースターは平たい形状の接続軸によって装着されますが、軸の幅はこちらも3mm径となる為、径の合う接続穴になら何処でも取り付けられます。





こちらがシールド・Type2。



今回の拡張パーツも、発売済みのバーゼラルドと同様にランナー状態での色分けが秀逸・色数豊富です。
胸部装甲中央にはクリアパーツを使用。
それでもサンプル画像やデザイン画稿と比較して足りない箇所があり、頭部ABSAユニットにメタリックグリーン、バーニア内部をグレー塗装、胸部装甲側面や小さい方のシールドの一部にイエローを足してあります。








グリップを介して手に持たせたり、直接前腕の3mm径ジョイントに取り付けられます。


ネックはやはり重量ですね。
複数のパーツを纏めているだけあってシールド自体に結構な重さがあるのと、バーゼラルド本体の内部関節・フレームアーキテクトの保持力が甘く、持たせていると徐々に腕が垂れ下がってきます。
自己責任とはなってしまいますが、関節部分に接着剤を少しだけ流すなどの関節補強をしないと、シールドを持った腕部を振り上げた状態で保持させるのはほぼ不可能かと。




参考レビューとして。
コトブキヤ フレームアームズ YSX-24 バーゼラルド (1/100スケール プラスチックキット) - 仏の顔も3℃まで
本体となるバーゼラルドのレビューも合わせてご確認頂けたらと。








シールド装備でアクションポーズを!









(盾にこんな飛行能力があるかは分かりませんが)
ブラストシールド、着装ッ!






















完成!ゼルフィカール!!
…う〜ん、燃えます!(ぇ







というわけで、ここからは着装形態のゼルフィカールを。
まさかパーツ付けたら名前まで変わるとは思いませんでしたwしかもこのネーミング…スパロボ主人公機の貫録がひしひしとw






専用に作られただけあってキットとの相性は良好。一気にボリュームある機体に化けますね。
デザイン画稿と比較して、本体と装甲の接続に若干の隙間が空いているように見えるのが少し残念。
これだけトゲトゲしたパーツを全身に付けても、可動域にはほとんど影響しないのが嬉しいです。
ただ着装した後もパーツの重さには悩まされます。股関節周りの保持力が足りず、大きく開脚してポージングしても両足が下がってきて…要補強。
ちなみにフェイスガードは設定上全て黄色なのですが、今回のレビューでは管理人の個人的な好みから一部をダークブルー塗装してます。











ゼルフィカールの姿でさらにアクション!










装着位置を入れ替えたり、軽装状態を考えたり、バーゼラルドのレビュー後に頂いたコメントを参考に、他プラキットの装備を組み合わせてみたり…。
いくらでも遊べますねwシールド組み立て用のフレームを使うとさらに組み替えの幅が広がります。






と言うわけで。

以上!コトブキヤ フレームアームズ エクステンドアームズ02でした!



まさに「拡張」の名にふさわしいパーツセットでした。
設定にあるシールドと増加装甲、どちらの形態も非常に纏まりがよく、バーゼラルドのシルエットをがらりと一変させます。
装着箇所やパーツ種類に拘らずに自由に組み替えが出来るのがとにかく楽しいです。
バーゼラルド以外の機体にパーツを流用してもいい感じ。頭部用・胸部用パーツを除いた装甲はいずれも3mm径接続軸が使用されているので、気軽に取り付けられて使い回しが可能。
大小のスラストアーマーにはさらにボールジョイント可動も組み込まれているので角度調整も思いのまま。
と言った感じに、とにかく自由度の高さが光るセットです。
難点はパーツの重量にFAプラキットの関節保持力が耐えられないところですね。ストレスなく遊び倒す為には関節補強が必須かと。






バーゼラルドさんがひと段落したのも束の間、気付けばヘヴィウェポンの第一弾が一月中に。


また今後、既存のFAの付属武器の中から単品販売の要望の多かった物をピックアップし武器セットとしてリリースするとか!
今後も気に入った商品をつまみつつ、キット展開を追いかけていきたいと思います。






『シナリオ中盤のイベント戦闘で大破したバーゼラルドに強化パーツを装着した状態。
 改造は引き継がれる。高い回避と防御フィールドでとにかく落ちない。削り役に最適。
 後継機の乗り換えまでレギュラーを張れるが終盤はパンチ力不足に泣かされる。EN消費の高さもネック』

とか攻略本の機体解説に書かれるんだろうなぁ…と夢想する私はスパロボスキー。そんなこんなで。