バンダイ HGUC 1/144 RGM-96X ジェスタ・キャノン
ワッツ! …ったく、『ユニコーン』に海に叩き落とされて、まだカッカ来てやがる(挨拶
「まずいかな…(汗」
HGUC?1/144?RGM-96X ジェスタ・キャノン (機動戦士ガンダムUC)
- 出版社/メーカー: BANDAI SPIRITS(バンダイ スピリッツ)
- 発売日: 2013/02/16
- メディア: おもちゃ&ホビー
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今回は、HGUC 1/144プラキットで登場した、RGM-96Xの砲戦支援機、ジェスタ・キャノンを紹介!
RGM-96X ジェスタ・キャノン
ジオニズムを発端としたニュータイプ神話の根絶を目的とする「UC計画」
その中核として開発された『RX-0 ユニコーンガンダム』の随伴機として用意されていたのが『RGM-96X ジェスタ』である。
RGM-96Xは、専用のオプションパーツを増設する事で様々な用途に対応できる武装プランが複数存在しており、その中の重装仕様機を『ジェスタ・キャノン』と呼称する。
本機は中距離支援用モビルスーツの代名詞とも言える「キャノン」タイプの名称こそ付与されてはいるが、実際は単なる援護砲撃のみの運用に留まらず、総合的な火力・防御力の向上を果たしており、前線での戦闘にも対応し得る性能を獲得している。
元々RGM-96Xはコクピット周辺の胸部を基点に一定以上の対弾性能を有する為、増加装甲は重量バランスを考慮し必要最低限の配置レイアウトに収められている。
右肩部にジェネレーター直結型の大出力ビームキャノン、左肩に多目的四連マルチランチャーを装備。脚部側面に投擲兵器である三連グレネードラックを追加。
これらの装備は、戦況に応じて爆砕ボルトによる排除も可能としている。
標準装備の時点では左腕に搭載されていたビームサーベルは、腰部に選択式のサーベルラックを装備する事で利用可能となる。
携行火器であるビームライフルも上部に増設タイプの照準器、下部にグレネードランチャーといった拡張装備が施されている。
特徴ともいうべきマッシブスタイルをさらに強調した本機は、武装の追加に伴いOSも火器管制能力を強化したバージョンアップが施され、戦況に応じて最適な武器選定を行い、全ての弾薬を等しく敵機に叩き込む。
新型機評価試験の名目で地球連邦軍独立機動部隊「ロンド・ベル」隊旗艦『ラー・カイラム』へ合計12機が配備されたRGM-96Xに対し、予備を含めた5機分のキャノン用オプションパーツも同時に配備され、うち1セットがエースパイロットチーム『トライスター』の一人「ワッツ・ステップニー」中尉の搭乗機に使用されている。
ジェスタのプラキットを組んだ当初、ランナーの構成や接続穴の配置から「これは多分…!」と、ある種の予感を抱いていたwジェスタ・キャノン。
アニメ版エピソード6での登場に先駆けて目出度くリリースとなりました!
連邦の量産機としては珍しいボリュームのある機体が、拡張パーツによりさらにマッシブに。
期待を裏切らない出来栄えでした!
(レビュー途中で、小説版ガンダムUCのネタバレを若干含みます。未読の方はご注意を…)
近場からぐるっと。
各部に設けられた増加装甲のお陰で、さらにゴツいシルエットに変貌しました。
と言っても装甲の追加箇所はポイントが絞られているので、キャノン系MSによく見られる鈍重そうなイメージはさほど感じないですね。
色分けは非常に優秀です。自分で塗ったのは胸部増加装甲の中央やバーニア内部など、ほんの僅かな箇所だけ。
ノーマルジェスタと同様にマーキングシールが付属していたので、各部に貼り付けてみました。
例によってほぼストレート組み、スミ入れを施してつや消しコートで〆。
ノーマルジェスタと並べてみます。
これだけ外見が変わっていても、本体の可動範囲はほぼ同等。良く動いてくれます。
参考レビューとして
バンダイ HGUC 1/144 RGM-96X ジェスタ - 仏の顔も3℃まで
ノーマル版のレビューもご覧いただけたら幸いです。
(結構…というか相当色合いのバランスが違うなあ…撮影の度に照明やホワイトバランスの調整を試みていますが、なかなか上手くいかないものです…)
拡張装備を付けたビームライフルが新規で付属しています。
後部カバーが開閉可能。
ノーマルジェスタの時にも感じましたが、実銃を意識したデザインが実に素敵です。
ライフルと言い、ネイビーシールズ然とした見た目といい、どこかリアリティを感じさせる姿がジェスタの人気の根幹にあるのかも知れません。
両肩の砲は、バックパックへの追加ユニットを基点に上下にスイング。
横方向への射角調整は出来ません。
腰部グレネードをサーベルラックに交換する事でビームサーベルも装備。
クリア素材のサーベル刃は二振り付属しています。
ここからはアクションポーズを!
キットにはノーマルジェスタのビームライフルやシールドが付属しているので、画像のように武装交換が可能です。
勿論、ノーマルジェスタの方に大型ライフルも持たせる事も。
また、ライフルの先端部を交換して、大型ライフルの側に加速・偏向装置を付けたり、ノーマル版ライフルを通常仕様に戻したり…豊富な組み替えが楽しめるのが嬉しいです。
キャノンが発売される前に、こっそり組んでた二機目のジェスタさん。
トライスター結成だ!
「女の子が助けを求めてんのに、無視したら男が廃るってもんでしょうが!」
「やれやれ…どうします?」
「仕方がない。付き合うか」
「へへ。気味悪ぃほど調子いいや」
「全くだ。背中に目が付いてるみたいだぜ」
(…奴のせいなのか…?)
と言うわけで。
以上!HGUC 1/144 RGM-96X ジェスタ・キャノンでした!
元となるジェスタプラキットの素性の良さをそのままに、新規造形の重装パーツが実に馴染んでいます。
可動についてもHGUCシリーズとして及第点以上。何より、変わらぬ組み立て易さが有難いです。
ランナーの構成上、ノーマルジェスタのパーツが多く残っているので、多彩な武装交換を試せるプレイバリューの高さも魅力。
強いて希望を挙げるなら、両肩のキャノンを左右独立してバックパックに装備出来たら良かったですね。
(左肩にシールド、右型にキャノンのどちらか…みたいな装備仕様も試してみたかったので…)
是非ともノーマルジェスタと並べて、連携を楽しみたい機体です。おススメ!
EP6での活躍に期待。そんなこんなで!
…といいつつ。おまけ。
(原作小説のネタバレ含みます!未読の方はご注意を!)
「なめてんじゃねえぞ、このガキ!」
「!! 『ユニコーン』、援護を!!」
…言いだしっぺが、ざまぁねえや。隊長たちを頼んだぜ。
EP6以降、アニメではトライスターの面々がどんな結末を迎えるのか。
しっかり目に焼き付けたいと思います。今度こそ、そんなこんなで。